2001/8/7 Parelmo〜Lipari
〜船に乗ってリパリ島へ。バカンス客で賑わう通りでのんびり過ごす。ホテルのディナーは最高。〜 ★通貨リラ(約0.057円)★

5時半起床。6時半にホテルをチェックアウトし、港へと向かう。朝の光が心地よい。途中、一匹の犬がいた。なぜかずっと着いてくる。きちんと信号待ちをしながら、港の入り口までずっと着いてくる。入り口はまだ開いていないようだが、たくさんの人が入り口の向こうにいる。あの人たちはどこから入ったのだ?別の入り口を求めてうろうろするが、結局分からない。その間さっきの犬はずっとついて来ていた。仕方がないので最初の入り口に戻ろう。何人か他に待っている人もいるし、どうやら7時になると開くようなので待っていましょう。ちょうど7時、係員が来て重い扉を開けた。早速入り、船に向かって歩く。やっぱり犬はついてくる。うーん、なぜだろう。まるで飼い犬みたいだ。



この船で行く


7時半の船はもう既に来ており、乗り込んでいる人もいる。朝ごはんがまだなので、港にあるバールでアランチーニとなすとチーズのパンを買う(5,000L)。さて、船に乗りますか。犬も近くまで来たが、さすがに船までは乗ってこれない。船の周りをうろうろしているようだ。席に着きほっと一息。まずは朝ごはん。昨日はもう揚げ物はいらないという気分であったが、もう復活だ。アランチーニも少し油っぽいパンも、おいしくいただきました。7時半になり、船は出発した。8割くらいは埋まっているだろうか、皆バカンスへと行くのだ。沖へ出たころから、一眠り。


2時間ほど経ったころ、船はスピードをゆるめた。まず最初の島、アリクーディ島に到着。小さな島だ。それほど人の乗り降りは無い。でもこんな島も気持ちいいだろうな。続いてフリクーディ島。ここも小さな島だ。ここを出た後右手にリパリ島が見えて来た。次はサリーナ島に到着。ここは割りと大きな島で、たくさんの人が乗り降りする。そして次はいよいよリパリ島だ。出発からちょうど3時間、10時半に無事リパリ島に到着。たくさんの人が乗り降りする。ホテルがなかなか取れなかった訳だ。港にはいくつかのカフェがあり、賑わっている。とにかくまずはホテルへと向かいましょう。港から伸びる道沿いにはたくさんのお店がある。後でゆっくり見ることにしよう。坂道を上るような感じで10分ほど歩くと、今日のホテル、ガットパルドに到着した。ここリパリでは、ガットパルドに1泊、カラスコに2泊するのだ。フロントまでの道には色とりどりの花が咲いており、青空とのコントラストがとてもきれいだ。早速チェックインを行い、部屋へとはいる。きれいな部屋だ。部屋からの眺めは別にたいしたことは無いが、部屋の前がベランダのようになっており、ここからの眺めはすばらしい。なかなかいい感じだ。部屋で少し休憩し、街歩きへと行きますか。


ホテル


部屋の前はこんな感じ


青い空とハイビスカス


とにかくまずはお昼ごはん。港まで戻り、ガイドブックにあった目当てのお店へと行って見る。が、閉まっている。ガイドブックでは昼間も開いていることになっているのだが、どうやら夜だけしかやっていないようだ。やむを得ない、港に面した数軒のカフェの中から、よさそうなお店ヘと入る。日陰の席でほっと一息。まずはビールを頼み、ぐっと一息。うまいぜ。後はカプレーゼ、タコのサラダ、魚介のリゾットをオーダー。まずはカプレーゼ。やっぱりこれでしょ。今日のはバジルもたくさん入っていてさらにおいしい。ん、ビールがなくなったぞ。すっきり冷えたシチリアの白ワインでも頼みましょう。続いてタコのサラダ。シンプルな料理ではあるが、これで十分。タコが柔らかくておいしいのだ。白ワインとともにするすると食べられます。そしてかなり時間が経ったころ、魚介のリゾット登場。これが絶品。なんだろう、この海の風味。そしてすごく香ばしいのだ。こんなリゾットは今まで食べたことが無い。アサリやムール貝の貝殻にしゃぶりつくように食べる。一粒も残すものか。あっと言う間に食べ終わってしまい、なんだか残念な気持ちだ。おいしかった。デザートにはレモンのグラニテ。さっぱりとした酸味でおいしい。少し残ったワインにグラニテを落としてもおいしい。大満足です(62,000L)。


カプレーゼ


タコのサラダ


魚介のリゾット


さて、お店を見て回りますか。港から続く坂道にはたくさんのお店が並んでいる。フィガロにのっていた食材やさんもあった。ここリパリはケッパーの産地であり、塩漬けにしたものが売られている。他にも香草のペーストや魚介のパテ、ジャムやリキュールなどが所狭しと並んでいる。今日のところは見るだけにしておこう。食材やさんを出て、他のお店へ。雑貨屋さんや八百屋さんなど見て回る。なかなか楽しい。近くにスーパーがあったので、水やシチリア風のパスタなどを買い、一旦ホテルに戻る。暑いので疲れた。少し休憩。


雑貨屋さん


雑貨屋さん


ケッパーの塩漬け


5時を回った。復活だ。再び街へと繰り出す。さて、ここリパリではオーダーメードのサンダルを作るのが一つの目的。街中にあるサンダルやさん、イル・サンダロへと向かう。狭い店の中にたくさんのサンダルや、サンダルの部材が積み上げられている。そんな中から店のマスターの助けを借りながら、サイズ・形・色を選ぶ。いろいろと試した結果、ぺったんこの土台に赤い紐のものと、低めのヒールに金の紐のものをつくってもらうことに決めた。混んでいる時期なので思ったよりも時間がかかるようだが、2日後の午後に受け取れることになった。2つで158,000リラ、ごきげんだ。

メインストリートであるエマニュエル通りへと向かう。さっきホテルに帰る前は閑散としていたが、日がだいぶ落ちた今、ほとんどの店はオープンし、カフェは通りまで席を出し、たくさんの人が道を行き交っている。お店をいくつか見た後、カフェに入る。ここはフィガロにも載っていたおいしいグラニテを出すお店だ。風が気持ちいいので外の席に着き、レモンとコーヒー、2種類のグラニテを注文(8,000L)。すぐに出て来た。さてさて、お味は・・・レモンはとてもさわやか。強い酸味と、さっぱりした後味がいい。コーヒーは甘い中にも強いほろ苦さがあり、なかなかおいしい。気温は30度を越えているが、湿度が低い中でこういったものを食べるのはとてもおいしい。満足して、お店を出た。


エマニュエル通り


八百屋さんのなす


レモンとコーヒーのグラニテ


ホテルに戻る。昼間は他の宿泊客を見かけなかったが、そろそろ夕食ということもあり、もうみんな部屋に帰って来たようだ。さて、そろそろごはんに行きますか。今日から3日間はホテルでの晩ごはんがついているのだ。レストランに入り、奥の席に座る。本日のメニューの中から、前菜からボンゴレとトマトのパスタ、メインからはマグロと白身魚を選ぶ。ドリンクはもちろんシチリアワイン。まずはワインで乾杯。すっきりとしたおいしいワインだ。前菜のパスタが出て来た。トマトのパスタはさわやかなトマトの甘みがとてもおいしい。ボンゴレはアサリのコクがとても出ており、これもおいしい。いったいどうすればこんなふうに作れるのだろうか。しかし前菜にしては量が多い。でもおいしいので、残したくは無い。結局全部食べてしまった。これだけでもかなり満腹だ。続いてメイン。さほど量が多い訳では無いので一安心だが。白身魚はプリプリとした食感で、ソースとからめて食べるとおいしい。マグロはとろけるような身でこれもとてもおいしい。付け合わせのサラダとともに結局ほとんど食べてしまった。だっておいしいんだもーん(でも食べ過ぎ?)そしてデザート。フルーツの盛り合わせは想像通りだが、ババというこの地方名産のお菓子は・・・好みではない。スポンジケーキにたっぷりとリキュールが染み込ませてあるのだが、ちょっと染み込ませ過ぎ。これはさすがに食べ切れませんでした。ごちそうさまでした。


トマトのパスタ(前菜)


ボンゴレ(前菜)


白身魚(メイン)


マグロ(メイン)


ミックスサラダ


ババ(デザート)


ふー、満腹だ。部屋に戻り、しばらく部屋の前のテラスでのんびりと過ごす。日本とは異なり、熱帯夜とは無縁の気候だ。星がきれいだ。あしたもいい天気なのだろう。おやすみなさい・・・