2001/8/6 Parelmo
〜パレルモをのんびり歩き回る。よく歩き、よく食べる。やっぱりイタリアごはんはおいしい。〜 ★通貨リラ(約0.057円)★

7時過ぎに起き、シャワーを浴びて朝ごはんへ。地下にある食堂へと向かう。バイキング形式の朝ごはんで、ハムやチーズ、パンやフルーツなどがある。ヨーロッパのハムとチーズは実にうまい。パンもゴマのついたのが特においしかった。デザートヨーグルトまで食べる。ヨーロッパの旅行者は朝あまり食べないのだろうか、さっと来てさっと食べて出て行く。われわれが一番ゆっくりと食べていたようだ。部屋に戻り、準備をして出発だ。昨日は疲れていて気づかなかったが、ロビーは改装中のようだ。扉が外されている。自動扉にでもなるのだろうか。

朝の空気はさわやかだ。日本の夏ではこうは行かない。湿度が全然違うのだ。まずは足の確保をするため、港へと向かう。明日のリパリ行きを取らなくては。10分くらいで港に到着。さて、チケット売り場はどこだろう。建物の中をうろうろするが分からない。おじさんが教えてくれたり、インフォメーションで聞いたりしながらようやく建物の外側に面したところにオフィスを発見。人がいない。でもあと15分くらい、11時になれば来るらしい。では待ちますか。11時を過ぎたころ、オフィスに行って見るとちょうどにいちゃんご出勤。早速チケットが欲しいと伝える。が、ほとんど英語を理解しない。ここでこの4月から勉強して来たイタリア語をフルに使い、単語の羅列ではあるがなんとか意志疎通ができた。結局ここではチケットの受け取りしかやっておらず、予約は電話でして欲しいということだ。ウーン、それは困った。電話してもいいのだが、証拠の残らない電話は出来る限り使いたくは無い。近くの旅行会社を当たって見ますか。港から大通りに戻り、少し歩くと旅行代理店を発見。早速聞いて見る。すると、ここから遠くないところに船会社のオフィスがあり、そこに行けばチケットが買えるとのこと。じゃあ行きましょう。少し歩くとすぐに分かりました。実はホテルのすぐ近くだったのだ。オフィスのカウンターはそこそこ混みあっているが、15分くらいで順番が回って来た。ようやくここで、念願のリパリ行きチケットをゲット(@70,000L)。思った以上に時間がかかったが、これで一安心だ。

さて、街歩きに出発。キャッシングを済ませ(500,000L)、まずは市場に向かって歩く。途中、異様に立派な郵便局があった。30分ほどで市場の近くの広場に到着。ここにはサン・ドメニコ教会がそびえ立っている。


大通りを歩く


立派な郵便局


サン・ドメニコ教会


その後細い道を通り、しばらく迷ったが無事市場に到着。もうお昼時なので朝市のような活気は無いが、たくさんの魚や野菜などが売られている。カジキマグロの頭の部分をおいてある魚屋もあって、なかなか楽しい。しばらく歩いた後、市場を出てすぐの店でジェラートタイム。たくさん種類があって迷ったが、スイカのジェラートを選ぶ。おいしかったが、ちょっと着色料が強すぎるようだ。


市場のカジキマグロ


カタツムリが売ってる


たくさんのジェラート



マッシモ劇場


もう一度市場に戻り、しばらく歩いた後、マッシモ劇場へと向かう。細い路地を歩いていると、窓からたくさんの洗濯物が干してあるのが見える。南ヨーロッパの風景だ。10分もしないうちに、マッシモ劇場に到着。ここは1897年に建築された、ヨーロッパでも屈指の劇場だ。あいにく今日は中に入れないようだが、公演の無いときは中を見学するツアーがあるらしい。



お昼ごはん


さて、昼ごはんだ。近くにあったバールに入り、アランチーネと揚げパンのようなもの、そしてスプレムータ・ディ・リモーネを頼む(175,000L)。アランチーネとはサフランライスのライスコロッケのようなもので、中にモツァレラチーズが入っており、なかなかおいしい。揚げパンは中にハムやチーズが入っており、最初はおいしかったが最後は少し飽きてしまった。スプレムータ・ディ・リモーネはまさにレモンの生絞りジュース。すごく酸っぱいが、新鮮でおいしい。涼しげな日陰でのんびりと過ごす。あー幸せだ。


さて、街歩き再開。まずは旧市街の中心となる、クアトロ・カンティへ。ここはパレルモの「へそ」にあたるところで、交差点に面した建物それぞれに装飾が施されているのであるが、残念なことに改装中のようでみることができなかった。気を取り直し、すぐそばにあるプレトーリア広場へ。この広場に面して、マルトラーナ教会とサン・カタルド教会がある。ここではじめて、日本人の集団を見た。昨日飛行機で一緒だった人達だろうか。しかしこの後、パレルモで日本人に会うことは無かった・・・今度は海に向かおう。ヴィットリオ・エマヌエーレ通りを真っすぐ歩く。お昼時というせいもあり、ほとんどのお店は扉を閉ざしている。湿度の低い中では、気持ち良くシェスタが取れるのだろう。フェリーチェ門までやって来た。目の前には海が広がっている。釣りをしている人がいる。よく見ると、小さな魚が釣れているようだ。しばらく海辺でのんびり過ごす。潮風が気持ちいい。でも日差しが強烈なのであまり長くはいれない。そろそろ行きますか。


マルトラーナ教会(左)&
サン・カルタド教会(右)


フェリーチェ門


釣りをしている


来た道を戻り、途中にあったスーパーに入る。たくさんの野菜や果物、ハムやチーズ、日用品が売られている。ここでは水だけゲット(520L)。近くの公園に行き、のんびり過ごす。日陰は本当に気持ちがいい。さて、そろそろ行きましょうか。ホテルに向かってぶらぶらと歩く。メインストリートとなるローマ通りに出て来た。もう夕方ということもありほとんどのお店が開いており、人通りも多い。歩いていると、一軒の本屋を見つけた。早速入る。料理の本や辞書、ガイドブックや絵本などを見る。本屋は楽しい。料理本や絵本など、数点購入。ごきげんだ。本屋でかなりの時間を取ってしまった。本当はグラニタでも食べようかと思っていたが、もうそろそろ晩ごはんの時間なので一旦ホテルに戻りましょう。ホテルに戻ると自動扉になっていた。でもまだ動いていないようだ。荷物を置きに部屋に戻り、さあ晩ごはんだ。ガイドブックによると、この近くに良さそうなレストランがあるようだ。行って見ると・・・何と今日からバカンスでお休み。北イタリアではよくあることだが、南イタリアでもやっぱりあるのだ。仕方がないのでホテルの近くを一回りし、良さそうなレストランを探す。結局閉まっていたレストランの向かいにあるレストランが良さそうだ。そこそこ客も入り始めている。入りますか。席に着いてメニューをもらう。シチリア名物のイワシのパスタ、パスタ・コン・サルデとトマトとモツァレラのサラダ、カプレーゼとカジキマグロのメインディッシュを注文。飲み物はまずはビール、そしてシチリアの白ワインを飲みましょう。今日も一日よく歩いたので、アルコールが体にしみわたる。うまいぜ。と、ここでお店のおばさんがすまなそうにやって来た。なんとパスタ・コン・サルデが今日はもう無いとのこと。これは残念。しかたがないのでボンゴレを頼む。しばらくするとカプレーゼ到着。たっぷりのトマトとたっぷりのモツァレラ。日本ではなかなか食べられないおいしさだ。こくのあるモツァレラがおいしい。バジルが無かったのは残念だが、おいしかった。続いてボンゴレ到着。アサリがたっぷりと乗っている。一口食べて見る・・・うまい。アサリのエキスがたっぷりと染み出し、パスタに絡み付いている。少し塩辛い感じもしたがとてもおいしいパスタだ。しばらくすると、カジキマグロのメインが登場。一つは薄切りにした身を炭火で焼いたシンプルなもの。これにレモンを搾って食べる。身がしっかりとしたカジキマグロとレモンのさわやかな酸味、そして炭火焼きの香ばしさがマッチしてとてもおいしい。もう一つは身を巻いてその内側に魚卵を詰めたもの。ローリエの風味のうつった香ばしいカジキマグロと、何の魚卵だろうか、とてもコクのあるものと一緒に食べると実にうまい。


まずはイタリアビール


ボンゴレ


カプレーゼ


そしてシチリアワイン


カジキマグロその1


カジキマグロその2


満腹だ。これでしめて63,000リラ。満足だ。少しのんびりして、お店を出た。ホテルがすぐそばなのがうれしい。部屋に戻りすぐに寝ました。