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8時起床。21世紀最初の朝ごはんだ。昨日と同じくトーストがうまい。バターをたっぷりぬって食べる。おかわりしてごきげん、おなかいっぱいです。さて、今日はユーロスターでパリに行く。余裕をもって行きたいので、早々に準備して出発だ。今日はそれほど寒くない。この道も、だいぶ見慣れてきた。パディントン駅からはBAKERLOO線で一本だ。元旦ということもあるのか、地下鉄はガラガラで貸切状態。WATERLOO駅までの30分ほど、ほとんど人が乗ってくることはなかった。
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ユーロスターの表示が!
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WATERLOO駅に到着すると、ユーロスターの表示があらわれる。元々々々鉄道少年のKさんの目が輝きはじめた。エス力レー夕一をあがり、ユ一ロスター専用の改札へ。電光掲示板には出発の案内がでている。我々の乗る便はまだまだ先なので、駅の中をしばらく散歩。小さな絵本を購入。Kさんは絵ハガキと切手を購入。なんとみんなユーロスターの写真だ。じゃあカフェで絵ハガキでも書きますか。Kさんがまず住所を書く。みんなきっと、ラーメンな正月を送っているのであろう。
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ユーロスター
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しばらくのんびりしていると、出発の1時間前となった。そろそろ行きますか。自動改札機にユーロスターのチケットを通し、中に入る。荷物検査やパスポートチェック等、特になく出発口ビーヘ。たくさんの人が出発を待っている。ホームには20分前にならないと入れないようなので、ロビーのお店を見回る。ユーロスターグッズなども売っているが、特に買うものはなかった。30分前になった。席は決まっているので慌てる必要はないのだが、何せ鉄っちゃんのKさんとしては先頭車両で写真をとりたいであろうから、早めに並ぶことにする。
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20分前になり、ゲートが開いた。ほぼ先頭に並んでいた我々は、急いでエスカレー夕ーをあがる。ホームにあがると、すぐ後ろに先頭車両があった。だれもいないうちに、たくさんの写真をとる。Kさんはとてもうれしそうだ。写真をとりおえたので、指定席のある車両へとむかう。途中、Kさんは何枚もの写真をとり、車掌さんともとり、車内の様子もとり、超ごきげん。今回の旅はひょっとしたらKさんのためにあるのかな。席につき、出発をまつ。まもなくアナウンスが入り、ドアがしまり、ユーロスターはパリに向け、すべるように発車した。 
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車窓にはロンドン郊外の街並がひろがっている。きれいな景色だ。ただ一つ惜しいのは、窓が汚れていること。写真をとるにはちょっと厳しい。しばらく走ると、きれいな女の人がメニューを配りに来た。まずはドリンクサービスが始まった。ここは当然、シャンパンでしょう。グラスにそそがれたシャンパンが西日を浴び、黄金色に輝やいている。乾杯!おいしい。とても優雅な気分だ。しばらくすると料理のサービス。まずはオードブル。鶏肉のパテだ。これはどう考えても白ワインでしょう。マコンヴィラージュのワインをセレクト。とてもおいしく、あっという間に平らげてしまった。しばらくして、メインのサービス。ひとつはエビと白身魚のクリーム煮で、もう一つはひな鳥のオレンジラズベリーソースがけ。メニューを見る限り、どう考えてもクリーム煮だ。ワゴンがやってきたので4人共にクリーム煮を頼むが何と残念なことに1つしか残っていなかった。あとの3つはひな鳥となった訳だが、でも食べてみると、思ったほど果物の味はせず、なかなかおいしい鳥肉であった。もっと甘ったるいものを想像していたので、うれしい誤算だ。さすがフランス、アメリカだとこうは行くまい。赤ワインはサンテミリオンをセレクト。これもまたうまい。
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鶏肉のパテ
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白身魚のクリームソース
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鶏肉のオレンジソース
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ばくばく食べて、ゴクゴク飲んで、優雅なひと時は食後のコーヒーでおしまい。ごちそうさまでした。みんな酔っ払ってごきげんだ。急にケラケラ笑いだし、空いている隣の席に移ったかと思うといつの間にやら眠りに落ちているなど何とも分かりやすい酔っ払い。もうすぐ出発から3時間になろうとしているが、今だにパスポートチェックが来ない。フランス入国は甘いのかな。せっかくスタンプを押してもらおうと思ったのに。まあ帰りに期待しましょう。定刻の16時47分、ユーロスターはパリ、北駅に無事到着。いやいや、いい旅でした。 
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駅で両替をすませ、メトロの乗り場へ。回数券〈カルネ〉を買おう。10枚セットで54FF。この前来たときよりも少し値上がりしている気がする。地下鉄に乗り、Tuileries駅へ。ここから数分歩いたところに目指すホテル、Hotel Londres Saint Honoreがあった。チュイルリー公園のすぐそばという、観光には抜群のロケーション。さて、一休みしたら街に出ましょうか。もうすっかり暗いが、大通りに出、コンコルド広場を目指す。遠くにエッフェル塔がライトアップされているのが見える。そしてコンコルド広場到着。せっかくなので、広場の観覧車に乗りましょう。それほど待つこともなく我々の番に。
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観覧車
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ふつう観覧車と言うものは、ゆっくりと動き続け、順番が来ると素早く乗り込むものだ。ところがここの観覧車はかなり速いスピードで動いているかと思うと、いったん停止して6台のゴンドラいっせいに人の入れ替えを行うのだ。乗り込んでしばらくすると、ゴンドラが動き始めた。シャンゼリゼ通りはヘッドライトとテールランプがそれぞれ光の帯となり、ライトアップされた凱旋門まで続いている。ルーブル美術館はぼんやりと浮かび上がり神秘的だ。遠くにはエッフェル塔。すばらしい眺めだ。2周してくれるので、写真も撮り、目にも焼き付け、とパリの夜景を堪能することができた。
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パリの地下鉄
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観覧車をおり、次はエッフェル塔に向かう。メトロに乗ってEcole Militaire下車。大通りを歩くと、以前来たビストロの前を通った。10分ほど歩いただろうか、突然エッフェル塔の偉容が姿を現した。でかい。写真に収めるのがやっとこさだ。それにしてもライトアップされたエッフェル塔は美しいものだ。かなり寒くなってきたがぜひとも上ることにしましょう。たくさんの人がエレベーターの順番を待っている。途中、念願の焼き栗をゲット。今日こそは落とす事なく、無事にすべてを食べ終えたようだ。 
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エッフェル塔
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1時間ほど経ち雨が降り出したころ、ようやく我々の番となった。一番上まで上がるには65フラン。せっかくだから上がりましょう。エレベーターに乗り、まずは2階展望台へ。さあ、到着だ・・・寒い!強烈な風が襲いかかってくる。確かにセーヌ川も、バトームシューも、凱旋門もきれいなのだが、あまりにも風が強すぎる。めちゃくちゃ寒いのだ。頂上の展望台に行くためには、こんな中次のエレベーターを待たなければならない。その行列もかなり長い。冗談じゃない。凍えてしまいそうなので、とにかくここで見られる景色を何とか写真とこの目に焼き付け、帰りのエレベータを待つ。少し待ってエレベーターは到着したと思うが、30分くらい待ったように感じられた。1時間待ち、5分で終わったエッフェル塔観光であった。降りた後も体が寒い。
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晩ごはんに行きましょう。エッフェル塔は実はメトロの駅が近くにはない。セーヌ川をわたり、10分ほど歩いてIena駅へ。ここからシャンゼリゼ通りまでは一本だ。Franklin.D.Roosevelt駅で下車し、シャンゼリゼ通りへ。冬の夜のシャンゼリゼ通りは光の装飾がされていてとてもきれいだ。ほどなく目指すレストラン、Chez Leonへ。ムール貝の専門店で、パリ来たら必ずここによっている。たくさんのひとが並んでいるが30分もあれば席に着けるだろう。とにかく暖かいお店の中で待てるので、それだけでもうれしいくらいだ。
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しばらくして、我々の番が来た。案内されたのは奥のテーブル。さあて、何にしようか。まだ食べていない、バジリコ風味にしよう。トマト風味のプロバンサールも選ぶ。Kさんは白ワイン風味、そしてJはエスカルゴ風。まずはビールとワインで乾杯だ。21世紀、最初のディナーだ。しばらくしてポテトが運ばれ、そして鍋一杯のムール貝が運ばれてきた。久々に食べる味は・・・うまい。この季節はムール貝にとっても旬なので、身が大ぶりでおいしいのだ。みんなで少しずつ味見をしながら、一心不乱に食べる。初めて食べるバジル風味だが、なかなかいける。これまでベスト1のプロバンサールに、迫る勢いだ。個人的はJのエスカルゴ風も好みだ。ガーリックの効いたオリーブオイルをパンにつけて食べると、すごくおいしいのだ。ばくばく食べる。あっと言う間に、完食しました。おいしかった。コーヒーで締めくくり、ごちそう様でした。いやいや、満足な一日だった。 
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シャンゼリゼ通り
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エスカルゴ風
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バジリコ風味
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もう12時近い。メトロに乗り、ホテルに帰る。それにしても便利な場所にあるホテルだ。おやすみなさい・・・
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