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7時半起床。シャワーを浴びて、いざ出発。今日は10時に3カ月ぶりのKyoちゃんと待ち合わせ、そして夜は7時15分にAさん&Aパパに会うという長く濃い一日なのだ。
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パリの朝ごはん
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まずは朝ごはんでパワーをつけておかなければ。ただし満腹になると昼ごはんで横綱のKyoちゃんに太刀打ちできなくなるので、ほどほどに。ホテルからコンコルド広場に向かって歩き、もうほとんどコンコルド広場というところに見つけたカフェに入る。久しぶりのパリサンドイッチ、そしてカフェオレを頼む。まずはカフェオレが出てきた。コクがあっておいしい。そしてサンドイッチ。ここのは3つに切って出てくる。基本のハムとチーズ、これが一番おいしいと思う。ちょっとパンが堅い目な気がしたが、とてもおいしくいただけました。満足です。
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さて、それではKyoちゃんとの待ち合わせのカフェまで歩いて行きましょう。コンコルド広場を抜け、シャンゼリゼ通りへ。遠くに凱旋門が見える。広い道に冬枯れの並木道がずっと続いており、非常に雰囲気のある、いい景色だ。冬のパリもなかなかいいものだ。ロンドンほど寒い訳ではないので、気持ち良く歩ける。しばらく歩くとなだらかな坂道が始まる。ちょうど半分くらい歩いただろうか、このあたりで横断歩道を渡り、道の真ん中で近づいてきた凱旋門と、遠くなってきた観覧車を写真に収める。シャンゼリゼ通りをのんびりと楽しみながら歩き10時を少し過ぎたころ、待ち合わせのLe Parisに到着した。待ち合わせは10時だが、まだKyoちゃんは来ていないようだ。カフェもまだ準備中のようで入れる感じではない。仕方がないのでその辺りで写真を撮ったり、近くのキオスクで絵葉書を買ったりする。なかなか来ない。メールでKyoちゃんは「完璧!」と言っていたのだが・・・近くに郵便局があるので切手を買って戻ってくると、Kyoちゃんが近づいてくるのが見えた。この近くまで来たのはいいが、カフェの場所がわからずさまよい、結局インフォメーションで場所を聞いてきたらしい。さすがKyoちゃん、どこが「完璧」なのだ・・・まあ、ともかく無事に出会えてよかった。3カ月ぶりだが全く変わっていない。相変わらず飲んで食べているようだ。 
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シャンゼリゼから観覧車
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シャンゼリゼから凱旋門
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冬枯れ並木と凱旋門
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さて、それでは凱旋門に上りましょう。地下のチケット売り場でチケットを買い、階段を上がるとちょうど凱旋門の真下に出る。壁一面に戦没者の名前が彫られており、地中に埋め込まれた墓のそばで燃えさかる炎は決して絶やされることはないという。では頂上に向かいましょう。ひたすら螺旋階段を昇る。200段以上あるのと螺旋状になっているのとで、自分がどっちの方向を向いているのかがさっぱり分からない。足にくるぜ。かなり疲れてきたころ、ようやく展示室のようなところに出てきた。ここまで来れば後少し。奥の階段を昇り始める。光が見えてきた。ようやく、凱旋門の頂上に到着した。
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凱旋門からエッフェル塔
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まず目の前に見えたのはモンマルトルの丘のサン・クレール寺院。天気がいいせいもあり、とてもいい眺めだ。時計回りに少し歩くと、ちょうどシャンゼリゼ通りの正面に来る。遠くにコンコルド広場と観覧車が見える。さらに進むと、エッフェル塔が真っ正面に見える。昨日はあそこで寒い思いをしたのだ。続いてはブローニュの森。この方向に向かう車は少ないようだ。上から見下ろすと、たくさんの車が走っている。凱旋門の周りはロータリーになっているが、特に信号や車線がある訳ではないので行ける車から行くような感じ。大阪風だな。もう少し時計回りに進むと、ちょうどシャンゼリゼの反対側、真っすぐ向こうには新凱旋門が見える。
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これでちょうど一周となる。どの方向を見ても、とても絵になる、いい景色だ。全体的な調和が取れていると言うことなのであろう。満足したので、すぐ下にある展示室に行きましょう。凱旋門の成り立ちや建設の様子、さまざまな時代における凱旋門のかかわりなど、なかなか興味深い内容だ。のんびりと見ていたのでかなりの時間が経った。さて、ではお昼ごはんに行きましょう。いよいよKyoちゃんの本領発揮だ。目指す店は特にないがシャンゼリゼから少し奥に入った場所でお店を探す。レストランはいくつかあったが、ピンと来るところがない。うーん、どうしよう。歩いているうちに、ブランドのお店がたくさん並んでいる通りにでてきた。この辺りには高そうなお店しかない。もうシャンゼリゼの半分まで歩いてきたので、いっそのこともう少し歩いて昔行ったことのあるビストロにしましょうか。天気がいいので歩いていても気持ちがいい。コンコルド広場を過ぎ、リボリ通りから少し入ったところに目指すビストロ、Rescureはあった。5人だがまだ込み合う少し前のようで何とか席は空いていた。かなりせまいが何とかみんな収まる。まずはハウスワインで乾杯。味の濃い、おいしいワインだ。
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サバのマリネ
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カリフラワースープ
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ブフ・ブルギニオン
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デザートがたくさん
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そして前菜。女性陣はカリフラワーのクリームスープ。カリフラワーのたっぷり入った、とてもクリーミーなスープだ。パンにつけてもすごくおいしい。男性陣はサバのマリネ。おもったよりも大きなサイズだが、酸味がきいているせいもあってかスルスルと食べられる。おいしいです。続いてメインこれはみんなブフ・ブルギニヨン。しっかりと煮込まれた牛肉が柔らかく味わい深くとてもおいしい。赤ワインともよく合う。付け合わせのポテトがまたおいしい。同じポテトでもフライドポテトよりもコンソメスープ煮の方が好きだな。そしてデザート。カラメルプディングやシャーベット、カマンベールチーズ、バニラアイスなど。どれもおいしいのだが、もう少し量が少なくてもいいかも。でもしっかりと、完食しました。ふう、おなかが一杯だ。
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それでは腹ごなしもかねて、オルセー美術館まで歩いて行きましょうチュイルリー公園を歩く。たくさんの人が散歩を楽しんでいる。春は花できれいな公園だが、今は冬枯れの木立がいい感じだ。ルーブル美術館の前を通り、セーヌ川へ。オルセー美術館が見えてきた。セーヌ川沿いの道を歩き、オルセー美術館到着。
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チュイルリー公園
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ルーブル美術館
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オルセー美術館
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かなりの人が並んでおり、しかも途中から雨が振り出してどうなることかと思ったが、無事に濡れる前に中に入ることができた。実に12年ぶりとなる。早速見て回る。すばらしい絵画や彫刻がたくさんある。確かミレーの「落ち穂拾い」があったはずだが。ミレーの部屋に行ってみるが、無い。どうしたことだ。ほかの美術館にでも貸し出されているのだろうか。あとマネの「笛吹きの少年」もあったはずだが、マネの作品は別館で特別展をやっており、そっちはすごい行列で見ることはできなかった。その2作品が見られなかったのは残念だが、ルノワールやセザンヌ、ゴーギャンなどが見られてよかった。ただ館内は人が多く、すごく暑くなってきた。疲れた。16時半にみんな集合したのだが、みんな疲れ切っていた。そう、慣れない身に美術館は疲れるのです。 
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オルセー美術館内
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オルセー美術館内
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ルノワールの作品
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とにかく出て、カフェで休憩しましょう。すぐそばにあるカフェはすごく込み合っていたので、しばらく歩いたところにあるカフェに入る。ペリエやジュースなど、みんな思い思いの飲み物で乾いた喉を一気に潤す。ふー、ほっと一息。と、ここでKさんが悩み始めた。デジカメで写真を撮っているのだが、このペースでとり続けるとどう考えてもメモリカードが足りない。かといって既に取った写真を消す訳にも行かない。と言うことで、どうしてもメモリカードを手に入れたいのだ。パソコンショップがあればいいのだが、これまでには目に付かなかった。デジカメを売っているお店か、さもなければパソコン関係の雑誌から情報を得られるかもしれない。というわけで、シャンゼリゼ通りに行くことに。ジョルジュサンクからコンコルド広場に向けて、お店を見ながら歩いて行く。途中、デジカメを売っている店を見つけたが、メモリカードは置いていない。もうしばらく歩くと、バージンメガストアがありそこを捜して見るが、メモリカードは無い。と、そこで入り口のお店が携帯やデジカメを扱っていることを発見。聞いて見ると、なんとメモリカードを置いているとのこと。ラッキーだ。さて、いくらでしょう・・・96メガで2460FF、4万円を越えている。日本で買ったら2万そこそこではないだろうか。でもKさんにとって、ここで差額の2万円をけちって買わないことは一生の後悔を意味する。何の迷いも無く、購入することになった。これで心置きなく写真を撮ることができるのだ。ものすごく満足げなKさんだ。
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ノートルダム寺院
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さて、6時半を回っている。Aさんとは7時15分にノートルダム寺院前で待ち合わせをしている。Aさんのお父さんもいらっしゃることだし、少し早い目だけど行きましょう。ルーズベルトからシャトレ、乗り換えてシテ駅で下車。駅を出て少し歩くと、ノートルダム寺院前の広場に出た。前回ここに来たときは壁の改装中で全体がきれいに見えなかったのだが、今回はきれいに見える。寺院のすぐそばまで行くと、Aさんがお父さんとともに現れた。はじめまして!それにしても父親と2人で海外旅行、しかもフランスでワインとオペラを楽しむなんてわが家では考えられない。一体どんなお父さんなんだろうと思っていたが、どうやら気さくな感じの方で一安心。 
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Aさんが予約してくれたお店へと向かう。5分ほど歩いたところにそのお店はあった。予約は7時半だが開店も7時半のようで、しばらく店先で待つ。10分ほどたち、開店となった。それほど大きなお店ではないがなかなか雰囲気のいい、すてきなお店だ。7人は丸いテーブルを、取り囲むように席に着いた。Aさんのお父さんから時計回りに、N、Sちゃん、J、Aさん、KさんそしてKyoちゃん。ここがパリであることが信じられない、不思議なメンバーだ。メニューが運ばれてきた。それぞれが好きな前菜、メイン、デザートを選ぶ。日本語メニューなので分かりやすくていいのだが、何しろ選択肢が豊富なので迷ってしまいいつまでたっても決められない。結局前菜にはスモークサーモンの何とやらを注文。他の人は塩ダラの何とやら、ポーチドエッグの何とやら、ムール貝の何とやら。メインは鴨肉の何とやら。他の人はホタテの何とやら。そしてワインはAさんにおまかせして、最初はシャンパンで乾杯だ!1990年のBollingerと言うシャンパンで、すっきりしていて、とてもおいしい。しばらくすると、前菜が運ばれてきた。スモークサーモンの何とやら、お味は・・・うますぎる。スモークの風味がいっぱいに広がり奥行きのある味わいだ。最初はシャンパンと味わい、後半は白ワインと味わう。白ワイン、一本目は1997年のChateau-Grilletと言うワイン。ワインも進み、食事も進む。7人いるのでワインもすぐに無くなる。横綱Kyoちゃんもいる訳だし。というわけで、白ワインの2本目は1997年のVougeout。プリミエ・クリュだ。一本目よりもコクがあり、これもおいしいワインだ。続いてメインが運ばれてきた。鴨肉なので、赤ワインだろう。
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ムール貝のなんとやら
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スモークサーモンのなんとやら
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塩だらのなんとやら
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ポーチドエッグのなんとやら
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鴨肉のなんとやら
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ホタテ貝のなんとやら
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早々に白ワインを飲み干し、赤ワイン一本目。Chateau-Montrachetと言うワインで華やかないかにもブルゴーニュのプリミエ・クリュ。おいしい。こんな贅沢をして、いいのだろうか。みんなそれぞれおいしそうに食べている。それにしてもAさんのお父さんはよくしゃべる人だ。Aさんはあまりしゃべらない人なので余計にそう感じる。とてもおもしろい話ばかりで楽しい。ワインも食事もおしゃべりも、みんな楽しい。と、いうことで赤ワイン2本目。1994年のEchezeauxという、これもブルゴーニュのグラン・クリュ。日本じゃ高くてなかなか手が出ないワインだ。
メインが終わり、デザートタイム。まずはチーズだ。たくさんのチーズが運ばれてくるので、ここから選ぶのだ。迷ってしまうが、ウォッシュとブルー、そしてシェーブルを選ぶ。みんな思い思いに選んでいるが横綱Kyoちゃんだけは5種類も選んでいた。さすがだ。ここで赤ワイン3本目、やっぱりボルドーでしょう。食後のチーズとワイン、これもおいしいものだ。どのチーズもちょうど食べ頃で、おいしかった。そして最後は甘いデザート。ミルフィーユ、クリームブリュレ、ソルベなど、そしてコーヒー。大満足でした。
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たくさんのチーズ
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クリームブリュレ
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コーヒー風味のミルフィーユ
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ガトーショコラ
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シューブレスト
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ソルベ
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お店の前で
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これで一人500フラン、8000円だ。日本で2万も3万もだしてフランス料理を食べるのがばからしい気がする。予約をしてくれたAさんに大感謝だ。いつのまにやら11時を周り、閉店が近づいてきた。開店から閉店までいたことになるのだ。お店を後にし、メトロへと向かう。みんなごきげん。Aさんのお父さんもますますおもしろい。シャトレでまずKyoちゃんと別れる。またしばらく会えなくなるが、Kyoちゃんに限って心配は要らないだろう。続いてルーブルで、AさんとAパパとお別れ。とても楽しいひとときを、ありがとうございました。 
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いやいや、長くそして濃い一日がようやく終わりを告げる。今日はぐっすり眠れるだろう。おやすみなさい・・・
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