2000/12/31 London
スタートはアビーロード、今日はロンドンおのぼりさんツアー。そしていよいよ21世紀へのカウントダウン。★通貨ポンド(約172円)★



朝ごはん


8時起床。途中なんども目はさめたが、わりと眠ることができた。シャワーを浴び、朝ごはんへ。地下の部屋が食堂だ。ほとんどの席がうまっていたが、ラツキーなことに奥の4人テーブルがあいていた。しばらくすると注文をとりにきた。トーストを2種類、クロワッサン、チーズ、ヨーグルトなど。トーストがサワサクしていてなかなかおいしい。卵料浬など、温かいおかずもあるのだが、あまり気分ではない。その分トーストをおかわり。Kさんはいったいトーストとバターをどれだけ食べたのだろうか。エネルギーはばっちり。


今日はおのぼりさんツアーだ。10時45分項、出発だ。少し雲がでているが、わりといいお天気だ。何はともあれ、まずはアビーロード。今日のツアーのきっかけとなったもので、これがあったかららおたコンビは即決したようなものだ。パディントン駅にむかう.今日は一日券を買おう。3.5ポンドで一日のりほうだい。3回のったらもう得する計算だ。BAKERLOO線にのり、途中でJUBILEE線にのりかえ、St.Johnswood駅へ。地図はないが、2度目なのでなんとなく記憶がある。その方向に向かおうと信号待ちをしていると、おじさんがアビーロードはここをまっすぐ行けばいいと教えてくれた。ここを訪れる人は100%、アビーロードを目指すのだろう。ゆるやかな坂道を下りる。5分ほど歩くと、つきあたりにT字路が見え、たくさんの人が集まっているのが見えた。あそこがビートルズがそのほとんどの作品をレコーディングしたといわれるEMIス夕ジオ、そしてその前に伴びる道がABBEYROAD。ここの横断歩道は、世界一有名な横断歩道なのかもしれない。みんなABBEYROADのジャケットよろしく、横断歩道をわたっているところの写真をとりたいのだが、そこそこ交通量の多い道なので実は命がけ。先に来ていた人達が一通り撮りおわったのを見はからい、たまたまそこにいた写真のうまそうな日本人に撮ってもらえるように依頼。この前来たときは2人だったが、今日は4人いるのでちゃんとビートルズになる。車がこないタイミングをみはからい、大またで手を大きくふりながら歩く。まわりにいた人が笑っているが、みんなここでやりたいことはこれなのだ。撮ってくれた方の申し出により、もう1枚とることに。今度は順番を変えて渡り、無事に撮映完了。その後スタジオへ。壁には世界中のビートルズファンの落書きでいっぱいだ。何度も何度もぺンキを途り直しているのだろうが、すぐにいっぱいになってしまうのだろう。しかしJ曰く、ここは神聖な場所だから落書きなんてしてはいけないらしい。ごもっとも。らおたコンビ、満足しましたか。


アビーロード


なんとか撮った


道路標識


そろそろ行きましょうか。駅に向かう帰り道、たくさんの人とすれ違う。みんなアビーロードを目指しているのだ。今なお、世界中の人々を引き付けるビートルズ。まさに20世紀最高のアーチストと言えるであろう。駅に戻ってきた。では続いて、ビッグベンに向かいましょう。JUBILEE線でWestminsterへ。駅を出ると、行きなり目の前にビッグベンの偉容がそびえたっていた。ここがイギリスの国会議事堂。テムズ川との景色はとてもすばらしい。写真を撮るにも大きすぎるのでどんどん離れ、ようやく全体を収めることができた。橋の途中でキャラメルピーナッツの屋台を発見、甘い香りが立ち込めている。早速買う。甘く、香ばしくておいしい。そのまま大観覧車、ロンドン・アイへ。この観覧車は予約をしないと乗るのは難しい。一応チケット売り場で聞いては見たが、さすがに大みそかの今日はすべて売り切れだ。やむおえまい。観覧車の近くにはダリの作品を模した像がある。何とも言えない作品だ。


LONDON EYE


ビッグベン


ダリの作品


それでは次は、ウェストミンスター寺院へ。ビッグベンまで戻り、少し行ったところにある。ダイアナ妃とチャールズ皇太子が結婚式を挙げた、あの場所だ。中に入りたかったのだが、どうやら今日は開いていないらしい。仕方がないので建物の写真だけでも撮っておきましょう。これもでかいが何とか収める。さあ、次はバッキンガム宮殿へ。ぶらぶら歩いて行きましょう。途中、冬枯れの並木道があった。とても雰囲気がある道だ。と思ったら、木の枝にリスを発見。今は冬眠中のはずだが、たまには体を動かしたくなるのだろうか。枝から枝へ、幹から幹へと飛び移る姿はとてもかわいかった。セントジェームズパークに入る。たくさんの鳥たちが迎えてくれる。アヒルやカモ、カモメにペリカン。みんな寒そうだ。池には氷が張っている。昔は日本もこのくらい寒かったと思うのだが。公園を抜けると、バッキンガム宮殿だ。今日は衛兵交替はあったのだろうか。冬は一日おきになるし、しかも冬の衣装になるので「赤と黒の行進」と言うイメージとは異なる。遠くに見える衛兵を写真に収め、そろそろお昼にしますか。


ウェストミンスター寺院


並木道


バッキンガム宮殿


ここはイギリス、パブのレストランでフィッシュアンドチップスといきましょう。ビクトリア駅の近くにパブを発見。2階のレストランに入る。がらがらだ。喉が渇いたのでまずはビール。今日はラガーにしよう。他にそれぞれビター、ギネスを選び、まずは乾杯。ラガーは日本のビールににた感じだ。すっきりしていておいしい。ギネスは泡がものすごくクリーミーで、これもおいしい。しばらくして、フィッシュアンドチップスが運ばれてきた。皿一面のポテトと魚のフライ。ビールのつまみにはちょうどいいが、かなりのボリュームだ。でもポテトも魚もおいしいので、食は進む。一気に食べ切る感じで、完食しました。ふー、おなかいっぱいだ。これは腹ごなしをしなければ。今日はアフタヌーンティーもしなければならないのに。


ラガー、ビター、そしてギネス


フィッシュアンドチップス


このパブ


次はタワーブリッジに行きましょう。2階建てバスにも乗りたいので、ビクトリア駅へ。タワーブリッジまで直接行くバスはないので、まずはトラファルガースクエアまで。バス停に行くと、すぐにバスは来た。当然2階に行きましょう。がらがらだ。2階席から見下ろすロンドンの街並もいいものだ。途中ウェストミンスター寺院を通り、ビッグベンを通りしばらくするとトラファルガースクエアに到着。バスを降り、乗り換えるためのバス停に移動。10分ほど経つと、目指す15番のバスがやってきた。またも2階へ行く。さっきよりは混んでいるようだ。しばらくすると、St.Paul寺院のそばを通る。このとき、ロンドン時間の15時をこえた。日本は今まさに21世紀を迎えたのだ。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。バスはそろそろ目的地へ。ロンドンブリッジのそばでバスを降りる。ここで全く勘違いしていたのだが、タワーブリッジに行きたいのにロンドン塔の手前で降りてしまった。やむおえん、歩きますか。ロンドン塔のたもとまで歩く。タワーブリッジが見えてきた。ただあまりに寒いので、少しお土産やさんで休憩。さて、いざ、タワーブリッジへ。川沿いの道はとても寒い。何とかタワーブリッジの入り口に到着した。入場料は6.25ポンドで、小銭をかなり整理できた。この入場料は、タワーの説明をするツアーの料金も含んでいる。橋ができた理由、橋が跳ね上がる仕組みが説明される。橋の一番上までやってきた。まだ5時前だというのに、周りはすっかり暗くなっており、きれいな夜景を見ることができた。遠くに観覧車、ロンドン・アイが見える。


タワーブリッジ


下から見たところ


夜のタワーブリッジ


そろそろ行きますか。タワーブリッジはもよりの地下鉄までは10分ほど歩かなければならない。その代わり、テムズ川沿いをずっと歩くので、ライトアップされた橋を見ることができる。LondonBridge駅に到着。改札を通ろうとすると、うまく通れない。一日券が曲がってしまい、うまく認識されないのだ。紙でできているので大事に持たないといけないのだ。駅員に開けてもらって、何とか入る。JUBILEE線に乗り、BondStreet駅へ。ここにはアフタヌーンティーのお店があるのだ。



光の装飾


駅前の通りはきれいに光の装飾がされている。寒いので、とっとと歩く。あまり人通りがないところを10分ほど歩き、目指すティーハウス、Richouxに到着。入ろうとすると・・・なんともうクローズするとのこと。ショックだ。もう30分早く来ていればあるいは・・・せっかく来たのにがっかりだ。でもしかたがない。もうそろそろアフタヌーンティーの時間は終わりだが、近くのホテルにあるティールームまで行ってみよう。と、歩きだしたはいいが、すっかり道に迷ってしまい、地図を見ても自分の居場所が分からなくなってしまった。



ティータイム


ちょうど近くにホテルがあったので、聞いてみることに。すると思っていた方向とは全然逆の方向にいることが分かった。うーん、なんてことだ。もう時間も遅いし、疲れたし。どうしようかと思ったが結局このホテルでお茶することに。わりと立派なホテルで、ゆったりできる感じだ。ということで、アールグレイとダージリンを選ぶ。ソファーが気持ちいい。しばらくすると、ポットに入った紅茶が運ばれてきた。あったかくておいしい。やっぱりイギリスは紅茶がおいしい。何が違うのだろうか。入れ方、茶葉、水、すべてがすばらしいのであろう。しばらくのんびりとした時間を過ごす。


今日の夜はどうしましょうか。何と言っても20世紀最後の食事だ。でも昼食べたフィッシュアンドチップスがまだおなかに残っており、それほど空腹ではない。ここは日本料理屋で、年越蕎麦を食べたいな。ガイドブックでいくつか候補を見つける。すると、一軒はこの近くにあることが分かった。いったんホテルに戻りたいので、帰り道に偵察しましょう、と思いホテルを出た。するとかなりの雨が降っている。ちょっと傘なしでは厳しいと思いタクシーを呼んでもらうことに。ホテルの入り口では到着した客を迎えるバグパイプが高らかに鳴り響いている。最初はめずらしいと思ったが何度も繰り替えされるとちょっとうるさいかも。そうこうしているうちに雨が小降りになってきた。これはタクシーじゃなくても行けそうだ。と言うことでタクシーを断り、歩き始める。Richouxまで戻ってきたぞ。このすぐ近くのホテルに日本料理屋はあるのだ。すぐに見つけることができたが、残念ながらきょうは休んでいるようだ。やむおえない、BondStreet駅から地下鉄を乗り継ぎホテルに戻る。部屋からガイドブックに載っている日本料理屋に片っ端に電話してみる。10軒ほどあったのだが、何と一軒もやっていない。だれも出ないか、留守電かだ。どういうこと?ホテルの高級日本料理店まで休んでいるなんて。仕方がないな。雨が少しではあるが降っているし、今からピカデリーサーカスのような人混みには行きたくない。じゃあこの近くでごはんを食べ、そしてパブに行きましょう。ホテルを出ると目の前にイタリア料理屋さんがある。なかなか雰囲気も良さそうなので、入ってみるとALL FULL。なんてこったい。パディントン駅に向かって歩きもう一軒のイタリア料理屋さんへ。ここもALL FULL。やばいぞ。その向かいのレストラン、ここもALL FULL。どうしたことだ。このまま20世紀を終える訳には行かない。パディントン駅までやってきた。駅前から伸びる道に何軒かレストランがある。すると、一軒のインド料理屋さんが目に付いた。いいんじゃない?入ってみるとどうやら大丈夫なようで、しかも一番奥の落着く席に案内された。よかったよかった。



インド料理


4人用のセットメニューを頼む。まずはインドのビールで乾杯だ。なかなかおいしい。しばらくするとシシカバブなどがでてきた。ビールのつまみにはちょうどいい。ごきげんに食べていると、いよいよカレー登場。5種類もあり、野菜が2種類とエビ、魚、羊。全部食べてみましょう。おいしいのだが、全体的に辛くない。もっともっと辛くてもいいのに、これはイギリス人向けの味付けなのだろうか。ひたすら食べるが、ここに来て突然満腹感が襲ってきた。フィッシュアンドチップスだ。油のパワーとでも言うか、それほどおなかの中が一杯という訳ではないのだが、内側から膨らまされている感じがする。本来ならば十分4人で完食できる量であるにもかかわらず、かなりの量を残し4人ともギブアップ。もう少し辛ければ食べられた気もするが・・・いずれにしても、まだまだ横綱の域には程遠いと言うことだ。デザートのシャーベットとコーヒーを飲んで店を後にした。


すごく眠い。しかも雨は本降りになってきた。でももう11時過ぎ、カウントダウンまでは後少しだ。最後の気力を振り絞り、近くのパブへ。かなり賑わっている。奥のテーブルに着き、ビールを買いにカウンターへ。締めはやはり、ギネスかな。らおたコンビも注文にチャレンジ。なかなか戻ってこないので見に行くとカウンターにいた大柄なおじさんとJが何やら会話をしている。後で聞くとその人は日本人の奥さんがいて、少しだけなら日本語も話せるらしい。それでは、20世紀最後の乾杯だ。乾杯!21世紀まで、あと30分ほど。いよいよだ。しばらくするとさっきのおじさんが、ポテトチップをおごってくれた。ありがとう!12時が近づくにつれ、お店はしだいに盛りあがってくる。スクリーンにはカウントダウンの特番であろう、音楽番組をやっている。そして、ついにそのときはやってきた。スクリーンにはビッグ・ベンが大写しになっている。その針は間もなく12時だ。食い入るように見つめる。すると突然、鐘の音が響いた。21世紀の幕開けだ。ロンドンでは花火は行われなかったようだが、スクリーンにはエジンバラやカーディフの花火の様子を映し出している。とてもきれいだ。21世紀がすばらしい世紀であることを、心から願わずにはいられない。ここにいるみんなが、同じ気持ちであろう。さっきのおじさんや、隣の席にいた青年とひとしきりの会話を楽しむ。1時間ほど経っただろうか、そろそろホテルに戻りましょう。


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パブの看板


こんなパブ(翌朝撮影)


おじさんにお礼を言いに行くと、パブの外まで見送ってくれた。21世紀、心温まるスタートとなった。雨はほとんど上がっている。ホテルに戻ると、あっと言う間に眠りについた。