2000/8/14 Istanbul
〜イスタンブールは歴史の宝庫。ブルーモスクとトプカプ宮殿を堪能。夜ごはんはロカンタ。〜 ★通貨トルコリラ(約0.000179円)★



あさごはん


7時起床、シャワーを浴びて朝食へ。レストランは中庭のようになっているところにあり、気持ちのいい場所だ。オリーブが塩辛くなくておいしかった。でもジュースだけはいまいちかな。部屋に戻って少し休憩して、まずはリコンファーム。部屋から何度電話にチャレンジしてもかからない。仕方が無いのでフロントに行き、電話を借りると何の問題も無くリコンファームできた。うーん、故障していたのかな。さて、出かけるとするか。やっぱりまずはブルーモスクでしょう。ホテルはアヤソフィアの近くにあるのでとても便利だ。


公園を抜け、ブルーモスクに近づくが入り口がわからない。オベリスクなどを見ながら結局まわりを一周した挙句、元の公園に戻ってしまった。ここでようやく入り口発見。近づくと、たくさんのもの売りが寄ってくる。ほとんどは絵はがき買えだが、中にはじゅうたん屋の客引きもいるので注意しなければ。あとは自称ガイドに要注意。説明しなければわからないとかにいちゃんが言って来るが、大きなお世話だ。



ブルーモスクのアップ


ブルーモスクはムスリムの信者は日常的にお祈りに来る場所なので、時間帯によっては入れないこともあるらしい。今は大丈夫なようだ。入り口で短パンを隠すための青い布を借り、靴を脱いで中に入る。中はひんやりとした静寂に包まれている。薄暗い中に差し込む光がまぶしい。その光がモスク全体の壁を浮かび上がらせている。壁全体が青だ。でも場所によって、緑がかった青があったりトルコ石のような青があったり、とてもきれいだ。ステンドグラスも美しい。ブルーモスクの内部の壁には青色のタイルが飾られている。とてもきれいだ。しばらく壁に見とれる。


短パン禁止


写真ではわからない青


ブルーモスク全景


床がカーペット敷きなので最初は座りこんで見ていたのだが、もうすぐ信者のお祈りの時間らしく立つように言われた。ではそろそろ出ましょうか。出るとさっき声をかけてきたにいちゃんがやってきた。アップルティーをご馳走するので近くにある自分のお店に来いという。ほらほら来ました。行ったが最後、たくさんのカーペットを広げられて買うまでお店から出られなくなるのがオチだ。さいなら。



メドゥサ像


近くのお店でドンドルマを食べよう。レモン味にする(750,000TL)。伸びる伸びる。なぜ伸びるのだろう。不思議な食べ物だ。さて、次は地下宮殿に行こう。ここは6世紀に水の安定供給のために作られた貯水池。なかはとてもひんやりとしている。たくさんの円柱が地上を支えており、とても神秘的な空間だ。一番奥にある太い柱の下には、大理石でできたメドゥーサ像がある。一つは横向き、一つは逆さま。ちょっと不気味な感じだ。


さてさて、次はアヤソフィアと言いたいところだが、ここは今日は休み。なのでトプカプ宮殿へ。たどり着くまではなかなかわかりづらく、前を歩いていた欧米の観光客らしき人も不安げだったがなんとか入り口に到着。入場料を払い(@400万TL)、いざ入場。最初の中庭を抜けたところにもうひとつ中庭があり、ここのまわりの部屋にたくさんの宝物が展示されている。最初はスルタンの衣装部屋。日本で言うと室町時代や安土桃山時代の頃の衣装が展示されており、興味深い。赤や緑や金など、いろいろな色の衣装があり、わりと保存状態はよさそうだ。ここで一組の日本人カップルに声をかけられた。どうやらトルコの通貨単位の大きさに混乱しているようで、今まで換算方法が間違っていたためトルコの物価が以上に高いと思っていたらしい。ゼロを4つとって2倍から少し少なめ、これがトルコリラから日本円への換算方法、覚えておきましょう。でも半年たったらゼロ5つ取ってるかもしれないが。

隣は宝物室。たくさんの略奪品や、実際に使用された調度品などが展示されている。この中に3つの巨大なエメラルドが埋め込まれたトプカプの短剣や、世界第五位の大きさといわれるスプーン職人のダイヤがある。たくさんのひとがそれらの展示品に見入っていた。


トプカプ宮殿の入口


トプカプの短剣


スプーン職人のダイヤ


宝物室を出ると、そこにはボスポラス海峡が広がっていた。海からの風が気持ちいい。アジア側および新市街側にもたくさんの建物が立っている。もう少し奥に行ったところにカフェがあり、ここで少し休憩。炭酸入りの水をのみ、ほっと一息。カフェからもボスポラス海峡が見渡せ、とてもいい景色だ。さて、そろそろ行きますか。残りの展示品をざっと見て、トプカプ宮殿を後にした。さあ、港に向かおう。港へはトラム沿いに歩けば着く。途中水を買い(25万TL)、15分ほどで港に到着。ボスポラス海峡を渡る船は人々の足になっているので、港はたくさんの人で賑わっている。ここに来た目的は、とにかくサバサンド。船着き場近くに人がある待っているところを見つけた。近づくと、激しく揺れる船の中でたくさんの魚を揚げている様子が見えた。間違い無い、サバサンドだ。切れ目を入れたパンの間に油で揚げたサバ、トマト、シシトウをはさんでくれる。ひとつ50万TL。近くに置いてあるレモンとタマネギをお好みに合わせてはさみ、かぶりつく。これがうまい。骨があるので気を付けなければ行けないが、油がパンに程よく染み込み、新鮮なせいかサバには臭みがまったく無く、香ばしくてとてもうまい。大満足です。


ボスポラス海峡


サバサンド屋さん


ムール貝のピラフ


港にはもうひとつ、ムール貝のピラフがある。屋台を探すと、ありました。大きなアルミのお盆にたくさんのムール貝が乗っている。とにかくひとついただきましょう。(5万TL)屋台の親父がムール貝を開くとそこにはピラフをつめられた貝があった。それを片方の貝殻で器用にすくい、たっぷりのレモンをかけて渡してくれる。一口で食べる。これもうまい。スパイシーなピラフと口いっぱいに広がるムール貝の風味。これは10個くらいなら続けて行けそうだ。でもほかの屋台も見てみたいので、取りあえずここは立ち去る。もうしばらく行くとガラタ橋への登り口までやってきた。もうここまでだろう。さっきのムール貝をもう一度食べに行こう。と、戻る途中にもう一軒、ムール街の屋台を発見。さっきのよりも大ぶりだ。早速食べてみよう(10万TL)。うーん、これもうまいがスパイシーさとピラフの硬さ加減としてさっきの方が好みだ。というわけで、最初の屋台に戻って再び食べる。うーんうまい。港のB級グルメ、うまいね。満腹になったところで一旦ホテルに戻る。ちょっとお昼寝にしましょう。



ガラタ橋


18時過ぎに目覚めた。さて、活動開始。まずはグランバザールへと向かう。その道はちょうどど夕日が真正面に差し込んでおり、とてもまぶしい。途中、ドンドルマを食べる(50万TL)。うーん、この食感、いまだになぞだ。10分ほど歩いた頃、グランバザールの入り口に到着した。中に入るとまずは金製品の通りがあり、まばゆいばかりだ。ただ19時半にはしまってしまうので、もうシャッターをおろしている店も目立つ。ここは観光客あいての店が多く、値段も高めらしいので特に買うつもりは無いが、一通りお店を見て歩く。食器にいいデザインのものがある。高いのだろうか。


一軒のお店に入ってみる。それほど押しの強くなさそうなにいちゃんで、いろいろとお皿やボウルを出して説明をしてくれる。気に入ったデザインのボウルがあったので値段を聞いて見ると、約80ドル。それはちょっと高いんでないの?確かにほかのお皿と比べて色使いや精巧さなど、優れているとは思うけれども、一万円近くも出してここでボウルを買う気は無い。まあいいとこ30ドルまでかな。取りあえず20ドルまで値切ってみる。にいちゃんはとんでもないといった感じで首をすくめる。結局70ドル以下には下がる気配が無かったので、購入は断念。まあ別にいいか。

さて、晩ごはんだ。今日はいよいよ念願のロカンタ、ホテルの近くのお店に入る。お店の中にはたくさんのおいしそうなものが並べられており、指差しで選ぶことができる。種類が多くて迷ったがトマトの肉詰、茄子にひき肉を乗せたもの、鶏肉のトマトソース煮、ズッキーニ入りのマッシュポテト、ほうれん草がペーストの手前まで煮こまれたもの、そしてごはんとビールとソーダ水(785万TL)。これでこそトルコでごはんを食べている気がする。さて、お味は・・・期待通り、どれもおいしい。特にマッシュポテトがおいしい。どうしてこんなにジャガイモがおいしいのだろうか。日本ではここまでの味は出ないと思う。トマトと茄子のひき肉が羊の臭いがしてちょっと好みは分かれるが、それでも結局すべて平らげ、大満足でした。


夕暮れのブルーモスク


おいしそう!


おいしい!


食休みに公園に行く。ここはブルーモスクとアヤソフィアの間にある公園で、それぞれが夜の闇の中にライトアップされている。美しく、かつ神秘的な光景だ。しばらくブルーモスクを眺めたりしながらのんびりしたいのだが、絵はがき売りが次から次へとやってくるのでとても落ち着いてられない。



夜のブルーモスク


夜のブルーモスクへ行ってみましょう。こんな時間でも、結構多くの人がブルーモスクの入り口にいる。中に入ろうかと思ったが、外から除いたところやはり夜なんで壁の青色があまりさえては見えないようだ。外から眺めるだけにしましょうか。寒くなってきたし、チャイでもいただきましょう。公園の近くにカフェがあるのでそこに入る。かなり賑わっているが、あいている席を見つけて座る。これはトルコ風のテーブルと椅子なのだろうか、低いテーブルに低い椅子。ちょっと座りにくい。妙に愛想のいいウェイターにチャイを注文。


すぐにチャイグラスに入ったチャイが出てきた(@40万TL)。とても濃い紅茶で、普段は砂糖を入れないがこれに関しては砂糖を入れたほうがおいしいと思う。まわりは観光客が大半だとは思うが、やはりチャイを飲んでいる人が多い。オレンジ色や透き通った緑色のチャイを飲んでいる人もいるが、あれはいったい何なのだろう。



うさぎさん


しばらくくつろいでいると、突然テーブルにウサギを置かれた。何事かと思ったが、どうやらこの店のペットらしくとてもおとなしいウサギで、よくまわりを見渡すと数匹のウサギがいるようでいずれもテーブルの上に置かれ、かわいがられている。どこの国の人でもかわいいと思うものは同じのようで、みんな目を細めてウサギを触ったりなでたりしている。面白いアイディアだとは思うが、日本では難しいだろうな。店を出るとき、テーブルの上をよく見ると、ウサギのフンが転がってました。


もう11時をまわっている。ホテルに戻り、あっという間に寝ました。