2000/8/13 Pamukkale〜Istanbul
〜裸足になって変わり果てたパムッカレへ。歳月は残酷。そしてイスタンブールへ。〜 ★通貨トルコリラ(約0.000179円)★



ここで食べた


7時起床。朝は涼しくて気持ちがいい。シャワーを浴びて朝食へ。もうたいていの人は朝食を済ませたのだろうか、あまり人がいない。トマトやキュウリ、ヨーグルトなどを食べる。パンがおいしい。焼き立てだったらもっとおいしいだろうな。部屋に戻って少し休憩し、荷物をまとめる。12時にチェックアウト。ホテルの支払い(48$)と、デニズリ空港までの送迎(70$)をカードで支払う。合わせて7450万TL。送迎が高い気もしたが、空港は50キロ先にあるという。まあ、そんなものなのかな。


荷物を預けていざ、パムッカレに出発だ。ふもとで水を買う(40万TL)。今日も暑いのでこれは必需品。入場料を払い(@375万TL)、坂道を登り始める。するとすぐに石灰の道になり、ここからははだしで歩かなければならない。靴を脱いで歩き始める。つるんとした石灰石に、水が流れているので気持ちい。なんだ、楽勝じゃないかと思ったのもつかの間、小石が転がる道に来てしまった。えっ、ここもはだし?歩き始めると痛いのなんの、足の裏に石が付き刺さるようだ。ところが不思議なことにまわりのみんなはサクサク歩いている。まるで痛い様子を見せないのだ。うーん、欧米人やトルコ人は足の裏が硬いのか?特にトルコ人は、小石を踏んづけてもなんてことなく歩いている。日本人のやわな足の裏にはこの道はきつい。せめてスノコとか引いてくれればいいのに・・・それは日本人的発想。痛いが登るしかない。途中、石灰石の広がる歩きやすいところも結構合ったが、油断するとそんなところにも小さな石が転がっていたりしてそれを踏んづけると結構痛い。がんばって登る。途中、石灰棚の水たまりがいくつかあり、そこでは水着姿の人がたくさん楽しんでいた。12年前に来たときはメインの石灰棚にも自由に入ることができ、そこで水遊びを楽しむ人もたくさんいたのだが、今では石灰棚保護のために立ち入りが禁止になっている。さて、ようやくメインの石灰棚を見下ろすところまで登ってきたぞ・・・なんだこれは。12年前に見た景色とはまったく異なっている。あの頃は石灰棚のそれぞれが水をたたえ、それが光を浴びて青く染まり、石灰棚の白とでとてもきれいな景色だったのだ。それが今では水がまったく無く、石灰棚は乾ききり、雑草が生えている始末。水が減ってきているといううわさは聞いていたが、まさかここまでとは思わなかった。ショックだ。


ここから裸足


石灰棚を見上げる


もっと水があったのに・・・


とにかく頂上まで登りきる。確かこのあたりで写真を取った記憶があるのだが、そのときの景色とはまったく異なってしまっている。どうしたことだ・・・水さえ流せば景色は戻ると思うのだが、何とかならないものだろうか。何万年もかかってできたこんな景色さえ、わずか10年ほどで変わり果てることもあるのだ。ショックを隠しきれないまま、パムッカレ・テルメルへと向かう。ここは遺跡の沈んだ温水プールで有名なところ。中に入ると、バカンスシーズンということもあってすごい人。まあプールに入るつもりは無いので上から沈んでいる遺跡を眺める。みんな気持ちよさそうだ。さて、おなかがすいたのでお昼ごはんにしましょう。プールサイドにあるお店で、ドネル・ケバブとハンバーガーを頼む(250万TL)。たくさんの人がひとつの窓口に殺到するので、頼むのと受け取るのが大変だった。うー、何とかしてくれ。整理券を配るとか(無理か!)なんとか受け取り、ごはんタイム。ほっと一息だ。

さて、そろそろ帰りますか。もう一度パムッカレの頂上から見下ろしてみる。少し裏にまわったりしてポイントを変えて見てみるが、どこから見ても乾ききった石灰棚しか見当たらない。最近ここも世界遺産に登録され、少しずつ復旧はされているらしいが・・・何年後になるかはわからないが、無事に復旧したらまた見に来たいものだ。来た道を戻る。当然、また裸足になり、痛い思いをするいことになる。うーん、やっぱり不思議だ。欧米人でもちょっと痛そうに歩いている人もいるが、われわれの比ではない。少しでも平らな場所を探しながら、何度も立ち止まりながら、ようやくふもとまで下りてきた。お疲れさまでした。


もっと水が青かったのに・・・


遺跡が沈む温泉


乾ききっている


それにしても暑い。休憩しましょう。パムッカレが見えるテラス席のあるレストランに入り、ビールとペリエを注文。ほっと一息だ。今日ここを出るのは18時なので、まだ3時間ほどある。特にこの村でほかにすることは無いので、のんびりしましょう。日陰にいるので風が気持ちい。横のプールでは、子供たちが遊んでいる。ゆったりとした時間は流れ、いつの間にやら17時前になった。イスタンブール着は遅くなるので、ちょっと早いが晩ごはんにしましょう。。メニューをもらい、チキンのグリルとチキンのシシカバブを注文。出てきたものは似ているが、シシカバブの方がスパイシーだ。それほどおなかはすいていなかったはずなのだが、それほど肉のボリュームが無いのとスパイシーなのと野菜がおいしいのとで、あっという間に平らげてしまった。食後にアップルティーをいただく。さっぱりとした甘さでおいしい。ごちそうさまでした(595万TL)


ホテルの入口


昔の家具


昔の暖炉


ホテルに戻り、荷物を受け取る。ホテルの人が空港まで送ってくれる。車はあっという間にパムッカレ村を出て、高速に入った。車窓にはトルコの大地が広がっている。雄大な景色だ。それにしても、どうして50キロも離れたところに空港を造るのだろうか。このあたりにいくらでも土地はありそうなのに。車は快調に飛ばす。が、行けども行けども空港にたどり着かない。いくつかの街を抜け、大地を抜け、ちょうど1時間くらいたった頃、ようやく空港に到着した。これは50キロじゃきかないんじゃないか?空港は最近たったような、新しい建物だ。ロビーはそれなりに賑わっている。



トルコ航空


とはいえ一日2,3便、しかもイスタンブール行きしか無い空港なのだ。20時少し前になって、イスタンブールからの便が到着した。これがそのまま帰ることになるのだ。しばらくすると搭乗が始まった。何気なく飛行機の写真を取ったら、警備員が飛んできた。どうも空港で写真を撮ってはいけないらしい。そんなことはトルコで今まで言われたことが無いので驚いた。まあフィルムを取り上げられらりしなかったからよかったが。飛行機の座席は6割くらい埋まっている。定刻の20時20分を少しまわった頃、出発した。


イスタンブールまでは1時間弱。21時20分頃、無事に到着した。ここには旅行会社の迎えが来てもらえる。出口を出るとすぐに、名前の看板をもった人がいた。妙な感じだ。迎えに来てくれたのは日本語の話せるトルコ人。ワゴン車で旅行会社のオフィスへ向かう。イスタンブールは大都会だ。これまでいた街とは全然違う。40分くらい走っただろうか、オフィスに到着。ここで日本人の千葉さんが迎えてくれた。千葉さんは想像していたよりもずいぶんと若い小柄な女性で、イスタンブールに住んで3年になるという。トルコ語を自由に操っている。すごい。ここでホテルの紹介をしてもらう。いくつかある候補の中、アヤソフィア近くのHOTEL ST.SOPHIAに決定。3泊の宿泊代と送迎代と合わせ、220$支払う。いやいや、助かりました。ホテルまではさっきのトルコ人が送ってくれる。夜のイスタンブールは涼しい。途中に公園のようなところがあり、少年たちがサッカーに興じていた。チャイ屋さんやお土産屋、カーペット屋などが並ぶ道を抜けて、ホテルに到着。なかなかきれいなホテルだ。ふう、ようやくイスタンブールにたどり着いたぞ。もう11時だ。晩ごはんが早かったせいでおなかが減ってきたが、今日はこのまま寝ましょう。おやすみなさい。