2000/8/7 Santorini
〜サントリーニでののんびりとした休日。イアの街でみる夕日がとてもキレイ。〜 ★通貨ドラクマ(約0.3円)★

朝7時起床。昨日は疲れていたせいか熟睡でき、すっきりと目覚めた。部屋からベランダに出てみる。するとすばらしい朝日が目の前に見えた。水平線まで見ることができる。いい眺めだ。朝日の反対側に目をやると、島の斜面にはいかにもギリシャらしい白い建物が立ち並んでいるのが見える。こちらもいい眺めだ。今日一日、街の散策が楽しみだ。とりあえず2日ぶりのシャワーを浴び、さっぱりしたところで朝食へ。朝食はごくシンプルなセルフサービスだが、ハムとチーズがおいしかった。部屋に戻り、休憩する前に、まずしなくてはいけないこと、それは明日の足の確保。明日は必ずミコノスにたどり着かなければならない。ホテルの近くの旅行代理店に入り、チケットがほしい旨伝える。すると13時発の便が無事に確保できました(@6700D)。よかったよかった。ひと安心だ。水を買って(200D)部屋に戻り、ひと休みしましょう。


もうすぐ海だ

断崖絶壁と白い家

火山島を臨む


さて、そろそろ出かけましょう。ホテル前の坂道沿いには同じような白い壁のホテルがたくさんある。どこもバカンスシーズンで、にぎわっているようだ。どのホテルも青い空に映え、とてもきれいだ。坂道を登りきると、広場にでた。ここがサントリーニの中心になるのだろう、たくさんのお店やその横にはバスターミナルがある。絵はがきと(@50)切手(@250)を5組ゲット。切手の柄がすごくかわいい。いろんなお店を見ながら歩く。スーパーマーケット、アクセサリー屋さん、陶器屋さん。オリーブオイルとハーブを売る店もあった。そのうちに坂を登りきり、少し行くと目の前に紺碧のエーゲ海が広がっていた。雲ひとつない青空に浮かぶ火山の島。周りをみると、褐色の断崖にへばりつくように立ち並ぶ白い壁の建物。絶景だ。すばらしい景色に何度もシャッターを切った。海の見えるカフェで少し休憩。バナナ、パイナップル、オレンジのミックスジュースを頼む(@1400D)。いずれも新鮮な果物を使っているのだろう、すごくおいしい。絵はがきをかきながら、のんびりとした時間をすごす。日差しはきついが、日陰は涼しくてとてもすごしやすい。1時間ほど経っただろうか、それそろでましょう。再び散策。しばらく歩くとなにか動物のにおいがする。ふと崖を見下ろすと、なんと無数のロバが列をなして立っていた。荷物も運ぶだろうし、観光客も乗せるのだろう。それにしてもすごい数だ。さらに歩く。このあたりはレストランが集まっているようだ。


ロバの集団!


ウゾの瓶が並んでいる


休憩したカフェ


そろそろお昼だな。景色のいいところがいいので、できればもっと高いところにあるレストランにしよう。来た道を戻り、いくつかレストランのメニューを見る。うーん、どこもかなり高めだな。このあたりは景色代も入っているのだろうか。もう少し探してみよう。細い道を歩く。お店がたくさんあるので、歩いているだけでも楽しい。しばらく歩くと、坂を登りきったところにレストランが何軒か集まっているのが見えた。中心からは少し離れているので、おそらくさっきのレストランよりは安いのではないか。メニューを見てみると、正解。さっきのお店よりはかなり安い。ここにしましょう。景色のいい席に案内され、ご機嫌さ。さて、何にしましょうか。ビールとペリエ、グリークサラダとミックスサラダ、スタッフドトマトを注文。ビールは大ジョッキででてきた。乾杯!さわやかな空気の中で飲むビールがうまい!ご機嫌度さらにアップ。そしてサラダ。グリークサラダにはヤギのチーズが入っている。日本ではあまり好んでは食べないのだが、ここで食べるヤギのチーズはなんだかおいしい。苦手な人にはやっぱり苦手なようだが。それにしても、どうしてこんなに野菜がおいしいのだろう。トマト、キュウリ、ピーマン、タマネギ、どれもみな素材のしっかりとした味がする。ドレッシングはオリーブオイルとビネガーのいたってシンプルなもの。野菜を食べている、という感じがする。そしてスタッフドトマト。トマトをくりぬき、中にお米と肉などをつめたもの。これがまた美味。オリーブオイルのコクがとてもまろやかな味を出している。日本で普段使っているオリーブオイルではこのコクが出ないのだ。やはりギリシャはオリーブの国なんだな。全部で8300D,超満足です。


ミックスサラダ・グリークサラダ


スタッフドトマト


海を臨むレストラン


お店の人に隣のお土産屋の10%OFFチケットをもらったので見に行く。サントリーニ記念として、ロバのフィギュアのついたコルクをゲット(135D)。さて、ホテルに戻りましょうか。違った道を通って帰る。途中のアクセサリー屋さんに、イルカの指輪を発見。中に入って見てみると、いいデザインのものがあった。念願のイルカのリングをゲット(4500D)。ご機嫌だね。このあたりにもよさそうなレストランがたくさんんある。いくつかチェック。今日の晩ごはんはここにしようかな。迷路のような道を抜け、ようやく最初に来た広場まで戻ってきた。暑いのでとりあえず一旦部屋に戻り、昼寝をしましょう。

1時間半ほどで目覚めた。もう少し寝ていたいところだが、今日は是非ともサントリーニの夕日を見たいので、がんばって起きる。ホテルのプールではのんびりとくつろいでいる人がいる。さあ、行きましょう。18時過ぎ、まだまだ日は高いが夕日で有名なイアの街はバスで行かなければならないので、早めに行きたい。広場横のバス停に着くと、18時15分発のバスは来ておりもう押し込んでも乗れないほど満員だ。これはやめて次にしましょう。すぐに次のバスが来た。早く乗れたので座れたが、出発の18時半には同じように満員になっていた。出発だ(@280D)。バスは街を抜け、乾いた荒地のなか坂道を登っていく。もっと海岸沿いを走るのかと思っていたが、意外なほどの山道を走る。30分ほどでイアに到着。どこに行けばいいのかわからないが、人の流れについていくことにする。この街も迷路のようになっており、たくさんのお店が並んでいる。いい感じだ。しばらく歩くと海を見下ろすところに出た。そこから続く下りの道沿いにも、ちょっと離れた見晴らし台のようなところにも、反対側にある教会の周りにも、たくさんの人が夕日を待っていた。どこに行こうか。見晴台がよさそうなので、そこにしましょう。階段を登りきると見晴台の頂にでた。すでにたくさんの人がいる。どうにか居場所を確保し、夕日を待つ。


絵はがきみたいだ


人が鈴なり


夕日が迫る


まだ1時間くらいかかるかもしれない。でも見晴台にいた犬と、二人の小さな子供の仕草がかわいくて、見ているだけで退屈しない。ここにいるたくさんの人、みんなやわらかい表情をしている。日常を離れ、バカンスを楽しんでいる、といった感じだ。だんだんと光の色がオレンジ色へと変わってきた。そろそろだ。まわりの白い建物も、オレンジ色に染まってくる。少し前まではまっすぐ見ることのできなかった太陽が、今はオレンジ色のボールの用に見える。その周りの空が紫のような、緑のような、青のような、ピンクのような、なんとも言えない不思議な色をしている。だんだんと太陽のオレンジが濃くなってきた。太陽の中に炎が揺らいでいるようにも見える。と、そのとき、水平線が太陽を隠し始めた。次第に光を失っていき、半分になり、もうまさに水平線に消えようと言うとき、最後の力をふり絞るように深いオレンジに輝いたかと思うと、その姿を完全に消してしまった。その瞬間、このすべてを固唾を飲んで見守っていた人たちから、安堵に満ちた歓声と賞賛の拍手が舞い上がった。ひとつの自然美を共有した、すばらしい瞬間だった。


夕焼けがキレイ


もうすぐ沈む


沈んじゃった・・・


船が行く


イアの街並み


イアの街並み


感動を胸に、みんないっせいに帰路につく。途中の景色、暗くなっていく景色もキレイだ。何枚か写真を取りながら人の流れについていくと、途中からあまりの人混みで進めなくなってしまった。うーん、この分ではとてもバスには乗れず、相当待たないと帰れないぞ。と、いうわけで、待ちがてらここで晩ごはんにしましょう。ちょうど近くにあったレストランがよさそうだったので混まないうちに入る。さて、何にしましょうか。ビールとペリエ、前菜にはグリークサラダとベイクド・フェタ・チーズ。ヤギのチーズにトマトとピーマンを乗せて焼いたものだ。メインはベイクドフィッシュとミートボールのトマト煮。まずは前菜。どちらもヤギのチーズだ。おいしいのでどんどん食べたいのだが、やはり食べつづけるにはちょっと塩辛い。でも野菜はやはりうまい。シンプルにうまい。ヤギのチーズといっしょに食べるとちょうどいい。しばらくしてメインが来た。どちらも付け合わせが豊富でおいしい。だが・・・やっぱり塩辛いのだ。味はいいのに塩辛すぎて、だんだん舌がピリピリしてくる。とっても惜しいが、完食できませんでした。どうしてこんなに塩を使うのだろう。素材が十分おいしいのに・・・でも満足しました(10,100D)。


グリークサラダ


ベイクドフィッシュ


ミートボールのトマト煮


さて、バス停に向かいましょう。まだまだ人は多いが、フィラに帰るべき人はだいたい帰ったようだ。ちょっと迷いながらもバス停到着。ちょうどバスが出るところだったが満員なので見送り、次のバスを待つ。すぐに来た。ラッキーだ。帰りもゆっくり座って帰れる。出発の頃には行きほどではないが、満員となっていた。すっかり暗くなった道をバスは走り、23時前に広場に戻ってきた。すごい活気がある。まだまだお店もあいているし、たくさんのひとが思い思いの時をすごしている。われわれはもう眠いので、部屋に戻りましょう。ホテルは中心から少し離れているせいか、とても静かだ。今日もいい一日でした。おやすみなさい。