2000/8/6 〜Athens〜Santorini
〜出発から実に47時間、ようやくサントリーニ島のホテルのベッドに到着。バタンキュー。〜 ★通貨ドラクマ(約0.3円)★

ドバイまでは6時間半の旅。真夜中だが、まず機内食が出る。眠くてたまらないのだが、このローストビーフと野菜がどれもうまいのだ。本当はワインと行きたいところだがあまりにも眠いのでビールにした。睡魔と戦いながらもすべて平らげ、改めて眠りの淵へ。それほど混んでいないので2席使える。おやすみなさい・・・途中何度か目を覚ましたが、割とぐっすりと眠れた。飛行機は高度を下げているようだ。着陸するのもわからないほど眠いが、どうやらドバイ国際空港に到着したようだ。ここで1時間ほどの乗り継ぎ。ここは出てもいいのかわからなかったが、眠いのでそんなつもりは無い。人の乗り降りがあったようだが、いつのまにやら飛行機はドバイを飛び立った。

つぎはようやくイスタンブール。予定到着時刻は7時45分頃と出ている。次のアテネ行きは8時25分発なので、ほとんど余裕は無い。クアラルンプール出発の遅れを、ドバイではあまり取り返せていないようだ。ドバイからイスタンブールは2時間半の旅。1時間ほど経つと、機内食が始まった。朝ごはんのようだ。まだ眠いが、だんだんと目覚めてきた。朝ごはんらしく、オムレツとソーセージ。なかなかおいしい。それ以上に、紅茶がおいしいのだ。機内食の紅茶はあまり味の無いことが多いのだが、チャイの国、トルコ航空のせいかしっかりと味のある紅茶だ。機内食が終わり、しばらくすると機体は次第に高度を下げていく。ただもう7時45分近くになっているのに、まだアンカラを過ぎたばかり。間に合うのか?トルコ航空同士の乗り継ぎなので、当然待ってくれているとは思うのだが・・・イスタンブールの街をかすめながらアタチュルク国際空港に着陸したのは結局8時15分、飛行機を出られたのが25分だった。急げー!トランジットカウンターへと走り、チェックイン。アテネ行き以外にも乗り継ぐ便があるらしく、ほかの乗客も慌ててチェックインをしている。チケットを受け取り、係員に連れられて出発ゲートへ。バスに乗りこみ、他の乗客を待つが、アテネ行の乗客はいないらしい。2人だけを乗せたバスは飛行機のそばまで走る。もうすでに9時前だ。飛行機に乗りこむと、たくさんの乗客の視線を感じる。別に我々が寝過ごして遅刻したわけではないのだが・・・すぐに出発した。やれやれ。

アテネまでは1時間ほど。でも国際線なので、軽食が出る。ギリシャらしく、グリークサラダだ。これがなかなかうまい。日本で食べるヤギのチーズはもっそりした食感があり、あまり好きではないのだが、このチーズはみずみずしい感じでなかなかおいしい。しかし食べてばっかりだ。日本から通算4回目の機内食、5回目の食事。これでようやくアテネに到着した。


睡魔のローストビーフ

紅茶が美味しい

グリークサラダ


空港で両替を済ませ(50,000円→178,000D)、まずは今回旅のお世話になった旅行会社、マリソルに電話。1,000Dのテレフォンカードを買ってかけるのだ。かけてもかけても途中で切れてしまい参ったが、無事に着いた事をなんとか伝え、市内へと向かう。路線バスで30分ほどで、アテネの中心地、シンタグマ広場に到着。ここからマリソルまでは5分ほど。とあるビルの4階に、その旅行会社はあった。ほっと一息だ。ここで予約をしていた今晩のサントリーニ行きオリンピック航空チケットと、ミコノス島のホテルバウチャーを受け取る。全部で169,200Dなので、手持ちのドラクマがほとんど無くなってしまった。ここでマリソルの平島氏より旅の情報を得る。いずれにしてもサントリーニ→ミコノス、ミコノス→サモスのチケットは現地に着いたらできる限り早く手に入れなければならないということだ。さて、いまは12時前。サントリーニ行きは21時なので、しばらく街歩きをするつもりだったが長時間の飛行機の旅、あまりにも疲れた。なので平島氏にお願いし、近くのホテルでデイユースできるところに連絡を取ってもらった。無事に手配いただけたようで、ありがたいことにホテルまで連れていっていただけることに。3分ほど歩いたところにあるAPHLODITEというホテルで、10,000Dで18時まで使えることに。助かりました。ありがとうございました。平島氏とはここで分かれ、部屋に入る。ちょっと古い感じの部屋だが、数時間ゆっくりするには十分だ。シャワーを浴びたり少し眠ったりしながら、のんびりとすごす。途中、お金をおろしにいったり(100,000D)、水やジュースを買いにいったりしていると、あっという間に17時なった。夕食をゆっくり取りたいこともあるので、そろそろでましょう。だいぶ体は楽になった。

夕食は平島氏推薦の「ビザンチーノ」でとろう。ホテルからはレストランに向かっていると、12年前にこのあたりを歩いた記憶がよみがえってくる。あのころに比べるとこれでもずいぶんと贅沢な旅行になった気がする。さて、キデネディオン通りに出たぞ。ここには昔泊まったことのあるホテルがあり、のんびりとすごした公園がある。あの頃こんなにいろんなお店があっただろうか。そりゃ12年も経てば世の中変わるよね。自分だって就職して転職して結婚してマンション買ったわけだし・・・さて、目指すレストラン、ビザンチーノ発見。通りに出ている席が気持ちよさそうだ。日本語メニューが出てくる。まずはギリシャビールのMYTHOS。すごくふつーのおいしいビールだ。特にこれといった特徴が感じられないが、とりあえず乾いた体にはおいしくしみ渡る。ちょっと軽めかな。ほどなく前菜が出てきた。ナスとチーズのコロッケ、ザジキ(きゅうりとヨーグルト和え)、そしてムサカ。コロッケのチーズはやはりヤギ。好みがわかれるところかな。ザジキは生にんにくのみじん切りが入っているようで、にんにく独特の辛味がありおいしい。ムサカは想像通り、おいしい。このスパイスはいったい何なのだろう・・・そしてメイン。ポークのスブラキだ。肉にはこれも独特のスパイスが使われている。うまいぞ。付けあわせのポテトはオリーブオイルで揚げているのであろう、見かけほど脂っこくなく、意外なほどするすると完食してしまいました。満足です。ただ敢えて言えば、全体的に塩辛い。せっかく素材の味がいいのだから、あまり味付けをしなくてもいいと思うのだが。全部で6,750D、安いね。


コロッケ、ザジキ、ムサカ


スブラキ


キデネディオン通り


さあ、空港に向かいましょう。キオスクでチケットを買い(@120D)、シンタグマ広場近くのバス乗り場へ。15分ほどで目指すバスが来た。バスはアテネの市街地を抜け、海岸通りを走る。日曜日のせいか、たくさんのひとがビーチで楽しんでいる。都心の近くにこんなちゃんとしたビーチがあってうらやましい。バスが海岸通りから左折すると、突然目の前にオリンピック航空のターミナルが現れた。無事、到着。早速サントリーニ行きのチェックインを済ませ、出発ロビーへ。たくさんのひとが出発を待っている。ここからはミコノスやクレタなど、エーゲ海のいろんな島に向かう飛行機が飛んでおり、みなそれぞれのバカンスを満喫するのであろう。出発は21時なのだが、なかなか搭乗が始まらない。ふと周りを見るとほかのゲートから、サントリーニ行きの搭乗が始まっている。あれれ?近づいてみるとなんと一本前の便だ。どうやらかなり遅れているらしく、われわれの便は22時頃の出発になるとのこと。ただでさえ遅い到着がさらに遅くなってしまう。困ったものだ。でもどうしようも無く、待つしかない。待っていると強烈な睡魔が襲ってきた。時差ボケなのかもしれないが、あまりにも長時間、しかも乗り継ぎを続けたせいかかえって時差ボケは起きない。不思議なものだ。今眠いのは、疲れているからだろう。



オリンピック航空


22時を少し回った頃、ようやく搭乗手続きが始まった。バスに乗りこみ、飛行機へと向かう。小型のプロペラ機だ。確かシェムリアップからバンコクまではこんな飛行機に乗った気がする。乗りこむとすぐに飛行機は出発した。とともに、深い眠りに落ち、あっという間にサントリーニに到着してしまった。小さな空港だが、一応国際空港にもなるようで、パスポートコントロールの設備もある。荷物を預けていないので、人込みをかき分け空港を出た。出口をでてすぐタクシー乗り場があったので、ほかの人がこないうちにすかさず乗りこむ。ラッキーだ。


タクシーは暗い夜道を走り、10分ほどで目指すホテル、MELINAに到着した。入り口前には子犬が迎えてくれていた。チェックインしようとすると、なんとホテル側に手違いがあったらしく、今日の部屋が取れていないとのこと。どうやら間違って明日から二泊を取ってしまっていたらしい。でもちゃんと近くの別のホテルを手配してくれており、しかもそのホテルのほうが5,000Dばかり高いのだがそれはすべてホテル側で持つという。それなら別に文句は無い。近くのホテル、SOLALISまで送ってもらい、チェックイン。プールに面した広い部屋だ。もうまもなく24時だ。家を出てから実に47時間、やっとこさサントリーニ島のホテルのベッドに到着した。とにかく疲れました。もう何もできない。おやすみなさい・・・