「外観は全面が特殊鏡で覆われ、環境の映り込みや振動で姿を変える「生きた彫刻」のような建築デザインとなっている。館内での体験は予約制の「ダイアログモード」(ミラールームでの対話型展示)と、当日整理券制の「インスタレーションモード」(非言語的な没入展示)の2種類が用意されており、それぞれ言語的 vs 非言語的な認知モードを象徴しています。」
「インスタレーションモードは、ダイアログモードよりも短時間(約5~7分程度)で体験できる没入型の展示モードです。こちらはセリフや対話が一切なく、人工生命のビジュアルと音響による純粋な体感にフォーカスしています。基本的な空間設定自体はダイアログモードと同じミラールームを使用しますが、その演出構造は「言語的物語の省略されたショートバージョン」と言えます。具体的には、冒頭の人工生命群が躍動するシーン(Nullの森)から始まり、モノリスや鏡面空間の視覚効果は体験できますが、AIとの対話やナレーションはなく、観客は純粋に光・音・映像による抽象体験に浸ります。公式の説明ではこのモードを「無限に反射する光空間の中で人工生命やライフゲーム的な非言語的インスタレーションを提示する…生命の本質的構造とは何かを感覚的・直観的に体感できる空間」と位置付けています。つまり“記号が剥奪された状態”で「生命とは何か」を問いかける場であり、観客は視覚・聴覚をフル動員して前言語的なレベル**でそれを感じ取ることになるのです。」