|
JALマイルがちょうど2人分あったので、やっぱり今年は東北でしょ。平泉が世界遺産になったこともあるので、仙台から松島&平泉ツアーとしましょう。今年3回目の仙台だが、前の2回は仕事がらみだったので完全フリー旅行は今回が初。7:25発の飛行機なのでかなりの早起きだ。今日は全国的にあまり天気が良くないのが残念だが、雲の上は青空が広がっていた。伊丹で買った朝ごはんを食べながら、快適に飛行機は飛んでいく。
|
|

天気がイマイチ
|

上空は晴れ
|

朝ごはん
|
|
仙台空港到着の少し前、飛行機は一旦海に出て、ぐるっと旋回して滑走路へと向かう。空から見ると、まだまだ震災の影響ははっきりと残っている。本当ならば刈り取りの終わった田んぼが広がっているのだろうが、錆びたような茶色い地面が広がっている。海岸線がいびつな形になっているのも、松林が倒れて茶色く枯れてしまっているのもすさまじい津波の爪痕だ。今日で震災からちょうど8ヶ月だが、この辺りが元通りになるのはいつなんだろう。でも6月に来たときは空港はまだ仮設のゲートだったし、バスしか移動手段が無かったのだが、もう空港はキレイに元通りになり、仙台までの鉄道も復活していた。少しずつでも確実に戻ってほしいものです。
|
|

茶色い田んぼといびつな海岸線
|

枯れた松林
|

空港の周り
|
|
仙台駅に到着し、まずは予約済みのホテルへ。荷物を預かってもらい、仙台駅に戻る。松島に向かうには10:08発の電車があるので仙石線へ向かうと、地下駅なので思ったより遠く、ぎりぎりセーフ。これを逃すと20分くらい後になるので、よかった。まずは遊覧船に乗りたいのだが、いろんなルートがある。松島まで行ってから乗るのもいいが、手前の塩釜から松島に向かうのがいい感じかな。なので本塩釜駅で降り、徒歩で数分のマリンゲートへ。ここを11時に出る遊覧船に乗りましょう。最初はほとんど人がいなかったが、乗船時間が来るころには団体客もいて、船はほぼ満席。平日でも混むのね。では松尾芭蕉の気分で、出発だ。
|
|

マリンゲート塩釜
|

これに乗る
|

出発だ
|
|
出港すると、たくさんのカモメが着いてきた。デッキの人がえびせんなどを差し出すと、それと食べに寄ってくる。こうしてずっと着いてくるんだね。さて、まず見えたのは海上保安庁の巡視船。これは船内でも手術のできる設備を持っているらしい。しばらく行くとたくさんの島が見えてきたぞ。馬放島は、かつて老いた御神馬を放ったらしい。地蔵島には波よけ地蔵が祀られているらしいが、この松島エリアは津波の被害が少なかったとのこと。たくさんの島々が津波の勢いを止めてくれたんだね。続いては夫婦島、小さな島だが松がしっかりと生えているのがすごい。相変わらずたくさんのカモメが着いてくるが、餌を差し出す手に向かってくるのでちょっと怖いかも。
|
|

海上保安庁
|

着いてきてる
|

馬放(まはなし)島
|
|

地蔵島
|

カモメの大群
|

夫婦島(奥が男島、手前が女島)
|
|
このあたりからは奇岩のオンパレード。仁王島は角度によっては仁王像を思わせる形に見える。長い年月で柔らかい凝灰岩の部分が浸食されてこういった形になったらしい。続いて鐘島、この島は波によって4つもの穴が開いている。この島に波が打ち寄せると、まるで鐘を打ち鳴らすように聞こえることから鐘島と呼ばれるようになったらしい。たくさんの島を見ながら船は進む。途中カキの養殖場があったが、ここは見事に津波で破壊されていた。たくさんの島の中には、一部崩れたりしたところもあるらしいが、ほとんどは無事。松の力も凄いものです。
|
|

見てる・・・
|

仁王島
|

鐘島
|
|

たくさんの島々
|

津波で壊れてる・・・
|

小町島(奥)と伊勢島(手前)
|
|
海面からまるで波のように出ているのは鎧島。普通の岩が長い年月で形を変えたのかな。そばにあるのが在城島。ここは伊達政宗が月見の宴を開いた場所と伝えられているらしい。続いては兜島。これは烏帽子兜に似ていることから兜島と呼ばれているらしい。これも変わった形だなあ。その次に見えるのが、千貫島。小さな岩だが、一本の松が生えているのがいい感じ。伊達政宗もこの岩が気に入っていたらしい。そしてここからは七福神シリーズ。大黒島と毘沙門島の間を通るが、その向こうには恵比寿島や布袋島がある。どれも岩と松でのいい感じの島々だ。。
|
|

鎧島
|

在城島
|

兜島
|
|

千貫島
|

恵比寿島(奥)と大黒島(手前)
|

毘沙門島
|
|
港の近くにあるのが双子島。それぞれ形が亀と鯨に似ていることから、亀島と鯨島と呼ばれている。遠くに見える朱塗りの橋は福浦橋、これは福浦島を結ぶ橋で、日の出がキレイに見えるスポットらしい。それにしてもこの美島と奇岩の数々、まさに芭蕉の「松島や ああ松島や 松島や」の心境だ。曇り空だったのが残念だが、日本三景の景色を堪能しました。他の島を巡るルートもあるので、またこれたらいいな。船は桟橋に到着し、無事に到着。約50分の船の旅、楽しかったです。
|
|

双子島(亀島と鯨島)
|

福浦橋
|

もうすぐ到着
|
|

松島の桟橋
|

ようこそ松島へ
|

松がお出迎え
|
|
しばらく海岸沿いを歩くと、日本三景の碑を発見。これは天橋立や宮島にもあったものだ。ということで、日本三景制覇記念として並べてみた。どれも周りが松林というのが日本的。松島の碑には「日本三景碑 陸奥松島丹後天橋立安藝厳島為三處奇観」とありました。
|
|

日本三景の碑@松島
|

@天橋立(2009/6)
|

@宮島(2010/12)
|
|
さて、それでは昼ごはん。近くにある松島さかな市場、その前にあるのが焼きがきハウス。45分の食べ放題という魅力的なメニューだ。それにかき飯とかき汁をつけて一人2500円。プレハブ小屋の中にはテーブルが6つ有り、大きな鉄板を前に食べている人がいる。テーブルに案内されると、先客が一組。他のテーブルは6名ずつだが、なぜかうちのテーブルは4名でスタート、その分たくさんハイペースで頂けるかな。さて、食べ放題がスタート。殻のままで火が通っているので、軍手をして専用の器具で開けて頂く。焼きたてのかきは・・・うますぎ。ぷっくりと肉厚のかきは注意して食べないと熱いぞ。お店の人にもいくつかむいてもらいながら、どんどん食べる。小さいのやちょっと火の通りすぎたもの、いろいろあるがどれもうまい。しばらくしてある程度かきが減ってきたら、シャベルで次のかきが投入される。これは豪快だ。かき飯やかき汁も頂きながら、ひたすらかきを食べ続ける。殻が開けにくいのもあるが、そういう方がしっかり火が通ってもみずみずしさが保たれているのでおいしいかな。途中でもう数えられなくなったが、50個は食べたかなあ。3度目の投入直後に先客2名がギブアップ、となると残すのも何なので残りは全部頂くことに。すべてしっかりと完食し、ちょうど45分が経過。さすがに満腹です。こんなにかきを食べ続けたのは初めてだ。ごちそうさまでした。
|
|

かきが焼けてきた
|

かき飯かき汁そして焼けたかき
|

焼きがきハウス
|
|
外に出ると、ちょっと雨が降ってきたかな。しばらくお土産屋さんを見るが、やむ気配がない。とりあえず五大堂へと向かう。ここはもともとは9世紀の坂上田村麻呂奥州遠征までさかのぼるらしいが、今の建物は伊達政宗が再建したもの。ちょっと雨が強くなってきたので、近くのお土産屋さんでビニール傘をゲット。これで一安心かな。朱塗りの橋や歴史あるお堂も美しいが、紅葉とのコントラストもまたよし。いい感じです。このあと近くにあったカフェで、ちょっと休憩。お店で焼いたというカステラが美味。温かいコーヒーがうれしい。
|
|

五大堂への橋
|

五大堂
|

それぞれにカモメが
|
|

紅葉が美しい
|

浮きとカモメと島々と
|

カフェタイム
|
|
まだ雨はやみそうにないが、散策しましょう。少し歩いたところにあるのが瑞巌寺。ここは奥州藤原氏、北条氏、そして伊達政宗とのゆかりの深いお寺。杉木立が並ぶ長い参道が印象的だ。ここもいいのだが、近くにある円通院が紅葉でいいらしいので、そちらへと行きますか。
|
|

門をくぐる
|

参道
|

こんなところ
|
|
ということで円通院へ。入口からも中の紅葉の様子が見えて、いい感じだ。中に入ると赤や黄色の紅葉と、石庭が美しい。雨に濡れた感じもまたいいかな。ゆったりとこの景色を楽しみながら、奥へと進む。三慧殿という霊廟には、伊達政宗の孫である光宗が祀られている。中にある厨子には支倉常長が西洋から持ち帰ったとされるバラの絵や、フィレンツェを表す水仙が描かれている。西洋とのつながりをあらわした、貴重なものらしい。さらに進むと竹林の横にバラ園があるなど、ちょっと普通のお寺とは趣の違う雰囲気だな。
|
|

円通院山門
|

濡れた石畳がいい
|

紅葉がきれい
|
|

石庭
|

東屋
|

奥へ続く道
|
|

三慧殿
|

大悲亭
|

一周してきた
|
|
4時前だが、少し暗くなってきた。松島海岸駅まで歩き、ここから仙台駅に戻る。明日の平泉行きのチケットを買おうと並んでいると、背の高い外人さんに話しかけられた。どうやら東京まで新幹線で行きたかったようだが、窓口でうまく買えたかな?スタバでカフェラテをゲットして、ホテル・モンテエルマーナへとチェックイン。雨で寒かったが、ほっと一息だ。さて、今日はこれからブラジルW杯予選・タジキスタン戦を応援しないとね。部屋でのんびりしながら応援できるのはいいね。試合も序盤は危ないシーンがあったものの、結果4-0での快勝。3次予選突破に大きく近づいた。このあとウズベキスタンが北朝鮮に勝ってくれれば予選突破だ。
さて、では晩ごはん。やっぱり仙台といえば牛タン、雨だしなるべく近くでということで有名な利久へと行きますか。ホテルを出て少し歩けばお店に到着。禁煙席が空いていたのでラッキーだ。さて、何にしようか。まずはビールで喉を潤しながら、今日は牛タン系のものをいろいろ食べよう。まずは牛タン塩焼き。大阪の焼肉屋で食べると薄っぺらいが、仙台だと肉厚なものが出てくるので嬉しい。牛タンと牛すじの煮込みは、コラーゲンもしっかり補給だ。サラダも何かほしいが、ここは牛タン入りのオレンジサラダ。柑橘系のさわやかな風味といい感じですね。あとは焼き銀杏を頂きながら、仙台の夜をゆっくりと楽しむ。
|
|

松島海岸駅
|

突き出しで一杯
|

牛タン煮込みと牛タン塩焼き
|
|

牛タンサラダ
|

焼き銀杏
|

締めの焼きおにぎり
|
|
締めは味噌の焼きおにぎり。これでお腹いっぱいです。もうちょっと食べられるかとも思ったが、以外と食べられないものね・・・お店を出て、近くのコンビニで水などをゲット。ホテルまでは歩いてすぐなので楽だ。雨はあがったようだし、明日はいい天気になればいいな。
|