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すっきりと晴れた休日。紅葉もいい頃だし、そうだ、京都、行こう。名所はいろいろとあるが、久しぶりに嵐山へと行ってみますか。11時過ぎに梅田駅に着くと、たくさんの人が特急電車を待っていた。ほどなく電車が到着し、運良く座れたぞ。途中桂で嵐山線に乗り換え、終点の嵐山駅に到着。さすがシーズン、たくさんの人が紅葉を目指して桂川方面へと向かう。まずは手前の小渡月橋へ。ここから見える紅葉と静かに流れる水がいい感じ。
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混んでた
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渡月橋から
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河原にて
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桂川に到着。たくさんの人が河原でお弁当を食べたりしながら思い思いに楽しんでいる。今日は晴れていて風も無いので、穏やかに流れる桂川が美しい。そして川にかかる渡月橋、その向こうに見える紅葉、しばしこの眺めを楽しむ。渡月橋を越えて少し上流へと行くと、遊覧船が優雅に川遊びを楽しんでいた。平安時代からこんな楽しみ方をしていたのかな。それにしても、橋の上はすごい人だ。片側一方通行の状態だが、とにかくゆっくり進もう。なんとか渡りきったところで、みたらし団子をいただく。醤油風味と柚子風味、どちらも美味でございました。
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桂川と渡月橋
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穏やかだ
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橋は大混雑
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優雅に船遊び
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左側通行
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みたらし団子2種
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嵐山のメインストリートは歩行者天国になっている。美空ひばり館を越えたところにあるのが湯豆腐の西山艸堂。かつて来たことのあるお店だ。さすがに今日は大賑わいだろうね。ここには庭園があり、天龍寺方面へ通り抜けができるとのこと。せっかくなので中に入りますか。灯籠や竹林、石畳などがあり、紅葉も楽しめる。青空とのコントラストがきれいだな。お店の裏門を出ると、天龍寺への参道に出てきた。参道沿いにちょっとした広場があり、そこの樹が黄色や赤に競うように紅葉していた。昼の日差しがちょうど当たり、きらきらしてとてもきれいだ。
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西山艸堂入口
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竹林と石畳
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きれいだな
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光が差し込む
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黄色く燃えるようだ
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赤もきれい
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では天龍寺へ。ここは世界文化遺産に指定されていて、外国の人も見かける。臨済宗天龍寺派の大本山で、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために建てた寺らしい。開山は夢窓疎石で、その作と言われる曹源池庭園が創建当時の面影を伝えているとのこと。まずは本堂へと入る。ここが大方丈といわれている。入ってまずは大きな達磨の絵に圧倒される。中に進むと、畳敷きの広い部屋があり、そこから庭園が眺められる。池と紅葉がとてもきれいで、これはまさに秋の京都、絵になるなあ。池の周りにはたくさんの観光客がいるが、そこは写真をうまくとりましょう。本堂から続く回廊を進むと、奥には多宝殿があり、ここは後醍醐天皇の尊像が祀られている。その後醍醐天皇は、幼少期をここで過ごしたらしい。歴史だなあ。
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天龍寺本堂
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本堂前の石庭
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達磨がお出迎え
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大方丈からの眺め
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曹源池庭園全景
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大堰川
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後醍醐天皇尊像
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広い部屋だ
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大方丈の外観
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堂を出て、続いては庭園へ。曹源池の周りも素晴らしいがその奥には小高い丘があり、そこを登っていくと紅葉とあわせて建物を見下ろす景色が楽しめる。赤や黄色の葉が美しいです。一番高いところまで行くと遠くに京都市内を一望することができる。五山送り火の時は見えるのかな?そして今は落葉したこの木々は、ほとんどが枝垂れ桜。ここは春になれば本当に素晴らしいだろうなあ。美しい紅葉をしっかりと楽しみ、北門までやって来た。
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いい庭園だ
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精進料理篩月
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紅葉が美しい
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苔がいい感じ
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京都市内を一望
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北門から出る
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北門から出ると、竹林の中を進む。背の高い竹が生い茂っているので、少し暗く感じるくらいだ。そんな竹の隙間から差し込む光が美しい。このあたりの景色は、サスペンスドラマなどで出てくる場所かなあ。いかにも京都の奥といった雰囲気がいいですね。で、この写真では静かな雰囲気だが、実際はここも人でいっぱいなのです。竹林の終わりにはトロッコの嵐山駅があった。ここから保津川沿いを行く景色もきれいらしいが、今日は満席で乗れなさそうだな。駅前で焼き栗が売られているぞ。小腹も空いたので、できたてあつあつの焼き栗をいただきましょう。
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竹林の間を行く
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光が差し込む
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実は人混み
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ここからは、常寂光寺を目指す。その途中で、御髪神社があった。ここは名前の通り、髪に関する神社。いつまでも美しい黒髪が保てますように・・・と行ったところか。しっかりとお詣りしておきましょう。神社の前にはネコが2匹、かわいいがじっとこちらを見られるとなかなか鋭い眼光。
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池のそばに神社があった
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ネコ2匹
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御髪神社
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もう少し歩いたところで、常寂光寺に到着。ここはそれほど大きな寺ではないが、多宝塔との落ち着いた景色が紅葉の名所として知られている。山門をくぐり、仁王門から中に入ると紅葉に彩られた石段がある。ここを登ると京都市内が見渡せる場所に到着。いい景色だな。すぐそばには多宝塔があり、これは約300年ほど前に建立されたものらしい。この塔に登ることができたらさらに京都市内がよく見えるだろうけど、それは無理だよね。少し日が傾いて来たので明るさはなくなりつつあるが、赤と黄色と緑のコントラストを楽しむ。
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ここから入る
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仁王門
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石段を登る
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京都市内が見渡せる
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池と紅葉
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多宝塔
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赤と黄と緑のコントラスト
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石塔が見える
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そろそろ下りようか
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常寂光寺を出て、少し広い道に出てきた。途中畑があり、その向こうに人が集まっているところがある。よく見ると昔風の建物があるので行ってみると、そこは落柿舎。この素朴な庵は、松尾芭蕉の高弟であった向井去来が晩年を過ごしたところらしい。入口にある柿の木にはたくさんの実がなっていて、まさに名前の通りだね。日本昔話に出てきそうな、いい雰囲気の建物です。
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土鈴がいろいろ
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落柿舎
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柿がいい感じ
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落柿舎前の道をもう少し歩くと、なにやらいい感じの茶店が。「ころ柿」というその店に入り、庭にある畳の席に座る。ちょっと寒くなってきたので、ここは餅入りぜんざいを頂きましょう。甘く温かいぜんざいが体を暖めてくれるようだ。箸休めの塩昆布は山椒風味でこちらも美味。ほうじ茶で締め、ごちそうさまでした。ここはうどんも有名らしいので、また食べにきてもいいね。
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ちょっと一息つこう
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こんな時はぜんざい
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いい感じ
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茶店を出てぶらぶらと散策していると、焼きプリンの文字が。人が集まっているので近づいていると、なんと卵やさん。ここでゆで卵や卵かけごはん、焼きプリンなどを屋台形式で売っている。おもしろいのでゆで卵を頂きましょうか。いい感じのゆで加減で、オレンジ色の黄身がいいね。それにしてもゆで卵のことを京都では「にぬき」というらしいが、初めて聞いたなあ。
そのまま歩いていると、再び竹林に入ってきた。このあたりは人力車が何台も走っている。しばらく行くと踏切があり、そこを越えると野宮神社がある。ここは縁結びで有名なところらしく、急に若い女子が増えたようだ。まあせっかくなのでお詣りしておきましょう。
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赤にぬきをいただく
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野宮神社
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女子率高し
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嵐山のメインストリートに戻ってきた。まだまだ人は多いが、かなり暗くなってきたぞ。夜ごはんはどうしようかな。ぶらぶら歩いていると、かつて来たときに比べて随分と新しいお店が増えているように感じた。そんな中で「庵珠」というお店がいい感じかも。まだ17時だが、結構賑わっている。これから人は増えてくるだろうしね。さて、まずは京都の地酒をいただきましょう。純米で少し辛口の、美味しいお酒ですね。しばらくして、やって来たのは「萩膳」。できたての湯葉刺しや湯豆腐が京都らしく、少し甘みを感じるしっかりした大豆風味がおいしい。生麩の揚げ出しはこのもちもちした食感がいいですね。お肉は丹波牛のもも肉ステーキ、赤身の歯ごたえと肉のジューシーさがいいですね。締めのごはんとは梅干しがグッド。デザートは抹茶餡入りの餅とわらび餅、ごちそうさまでした。ちょうどいい量で、満足です。
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京都の地酒
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萩膳
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お店の入口
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お店を出ると、かなり寒くなっている。あと10分くらいで電車がでるので、駅へと急ぐ。さっきまであんなに賑わっていた通りももう人通りが少なくなっていて、あの渡月橋ももうガラガラ。なので橋を渡るのがさらに寒く感じる。早歩きで阪急嵐山駅に到着すると、電車がでる1分前。ちょうど間に合いました。桂駅で乗り換えると、河原町からの電車はもう満席。やっぱり秋の京都は人が多いです。でもやっぱり、この時期はいいですね。京都にはまだまだ行きたいところがあるので、色んな季節に少しずつ訪ねていきましょう。
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