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2010/08/28 出石そばを求めて |
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| 〜青春18での小旅行は、但馬の小京都・出石へ。いろんなお店でいただく出石そば、好みの味を見つけよう。〜 | ||
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今日は土曜日、たまには一人旅を。久しぶりに青春18きっぷでの日帰り旅をしてみようか。 (※文中にあるお店の評価および点数は、あくまでも個人的な主観に基づくものです) |
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まずは8:40に、新大阪駅から姫路行きの新快速に乗る。土曜の朝だけに立っている人はまばらで、ちょうど座ることができた。さて、ではどこに行こうかなあ。なんとなく加古川線か播但線か、どちらかで北に上がろうと思っているのだが、iPhoneで地図を見る限り播但線の方が山あいを走る感じで景色が良さそうだ。播但線を北上し、和田山から山陰本線で豊岡方面はどうかと思いながら地図を見ると、そこに「出石」の文字を見つけた。出石蕎麦が有名だが食べたことはないし、調べてみると城跡や古い街並みなどありそうな感じなので、ようし今日はここに行きましょう。最寄り駅からは離れているのでバスの時間などを調べ、準備は完了。姫路に到着する前にほぼ予定は完成した。いやいや、技術の進歩は便利。 |
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このあとはさらに山あいを通ったり、少し開けてきたりの繰り返し。山の緑と空の青、田んぼの色に川のせせらぎなど懐かしい景色を見ながら進む。11:35、和田山に到着。ここで山陰本線に乗り換えるのだが、20分ちょっと時間がある。せっかくなので駅の外に出てみると、第四土曜日の駅前市場というのがやっていた。超ラッキー、と思ったがもう終わりかけのようであまり見る物はないかな。でも何かないかと思っていると、丹波牛のとろとろ牛すじ串という魅力的な文字が。いただきましょう、と思ったら残念ながら牛串は売り切れ。煮卵がまだあったので、せっかくなので卵だけでも頂きますか。お店の人が申し訳なさそうに、なんとか少しでもということで牛すじのかけらをすくって入れてくれた。味のしみた煮卵ととろとろの牛すじ、おいしかったです。ありがとうございました。駅に戻ろうと思ったら、今度は焼きたてパンという魅力的な文字が。せっかくなので、もちもちきなこパンとパン屋なのになぜかフライドチキンがおすすめだったのでこれをゲット。あとで食べようっと。 |
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11:58、和田山を出発。ここから2つめの八鹿駅で降りる。バスは12:50なので、少し時間がある。なのでさっき買ったパンとチキンを頂く。うん、ジューシーなチキンともちもちなきなこパン、小腹を満たすにはちょうどいい感じでおいしかったです。今日はこのあと蕎麦三昧だしね。静かな駅前でのんびり過ごしているうちに、バスが到着。数名しか乗客のいないバスは田舎道を走り、30分弱で終点の出石に到着。 |
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バス停から少し歩くと、そこには古い佇まいの街並みがあり、そしてたくさんのそば屋が並んでいる。なんとこれは魅力的ではないか。結構観光客の人も来ているようだ。さて、どうしようかな。街を歩く前に、とりあえず蕎麦を食べたいなあ。観光客で賑わう通り沿いになんとなく良さそうなお店があったので、入ってみますか。 |
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最初のお店は「鶴屋本陣」、板張りの広い部屋にテーブルがたくさん並んだ店だ。外にお濠が見えるのがなかなかいい感じ。では出石名物の皿蕎麦一人前、まずはよろしく。周りを見ると、蕎麦の乗ったたくさんの小さな皿が机せましと並んでいる。しばらくして、蕎麦が登場。小さな皿が5枚、そこに少し黒っぽい蕎麦がのせられている。薬味はネギ、わさびそして山芋と卵。まずはシンプルに、蕎麦だけをいただく。コシがあり、風味がしっかりするおいしい蕎麦だ。ちょと太めに感じるが、出石蕎麦はこれが普通らしい。次は蕎麦つゆをつけていただく。ダシのきいたつゆがいい感じで、さらにネギやわさびを入れてずずっと食べるといくらでも入ってしまいそうだ。続いては山芋をつゆに投入。蕎麦にからむ山芋、そしてつゆの味がしっかりと加わりこれは好みの味。そして最後はここに卵、コクが加わってまさに渾然一体、ボリュームがでた蕎麦を残さずいただく。これはなかなかおいしかったですね。締めには蕎麦湯をいただき、つゆに注ぎ入れると卵が柔らかく固まり、卵スープのような感じになる。これもなかなかのおいしさで、きれいに完食しました。ごちそうさまでした。 |
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さて、このあとはどうしようか。店によって味が違うのでいろいろ食べたいが、そんなに食べられるものではない。と、出石蕎麦巡りのプランがあり、3皿ずつ3店舗を自由に回れるという。1680円で寛永通宝(のつもり)3枚が出石ちりめんの巾着袋に入っており、それで支払えるとのことなので、これで行きましょう。2軒目は、これもお濠沿いにある「湖月堂」。ここは2階にテーブル席があり、そこで頂ける。窓際にお濠を見下ろせる席があったので、そこにしましょうか。寛永通宝を渡し、一人前3皿を頂く。薬味系は同じだけ出てくるので、しっかりと味わえるね。さっきのお店と比べると、麺が少し細め、味はあっさり目。つゆは、鰹だしがしっかりしておいしい。確かに同じ蕎麦でも味が違う。さっきと同じくネギや山芋、そして卵で味わい、締めにそ蕎麦湯をいただき、ごちそうさまでした。うーん、どちらもおいしいがどちらかというと2軒目の方が好きかなあ・・・これは楽しくなってきたぞ。 |
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さて、では3軒目に行きますか。入ったお店は「入佐屋」、メインの通りからは少し入ったところにあるお店だ。お昼時をすぎたせいか、あまり人がいない。同じく一人前3皿をいただく。これまでと同様、つゆに薬味、山芋と卵がでてきた。さあて、頂きますか・・・???つゆがイマイチだぞ?なんというか、味が濃いだけでダシが今ひとつ感じられない。一言で言えば、辛いだけ。うーん、そばはおいしいのに、このつゆでは食が進まない。山芋や卵を入れてみても、何か物足りなさと余計な辛さを感じてしまい、一応蕎麦湯も頂いたが飲みきれず、ごちそうさまでした。同じ出石蕎麦といってもこうも違うのか・・・もちろん好みがあるとは思うが、ちょっと残念でした。 |
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さて、あと1軒。最後に失敗したくないので、どうしようか。とはいえどこがおいしいお店というはっきりとした情報があるわけではないので、もう野生の勘で。バスの時間は16時、そろそろ近づいて来ているので、バス停に向かいながら途中で入った店は「家老」。ここは少し小さめのお店だが、雰囲気はよさそうだ。同じようにつゆに薬味、山芋と卵が運ばれ、そして蕎麦が3皿登場。頂いてみると・・・これはうまい。最初の2軒と同様、ダシの風味のあるいいつゆですね。やっぱり蕎麦はこうじゃないとね。あと山芋。奥からする音がしたのでここはおそらくすりたて。少し粒の残った感じが歯ごたえよく、これはポイント高い。締めと言うこともあり、蕎麦湯までしっかりいただきごちそうさまでした。ただ、この店の難点は禁煙ではないこと。隣に家族連れがいたのだが、こちらが蕎麦湯のタイミングでパパが食後の一服をしていました。まあしかたないけどね・・・最初の2店は全席禁煙だったので、その部分も考えると「鶴屋本陣」と「湖月堂」がポイント高いかな。 |
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これで14皿を頂いたことになる。1皿あたりは少しなのでどんどん食べているが、結構お腹はいっぱい。満足です。頑張れば20皿くらい行けるかな・・・ギャル曽根だったら200皿でも余裕かな。お土産に蕎麦茶と蕎麦ふりかけをゲットし、バス停へ。16時ちょうど発の豊岡行きに乗る。途中田園風景が広がり、気持ちのいい道だ。豊岡駅に着くと、コウノトリの看板が多い。そうだよね。ここから電車に乗るのだが、青春18で乗れる普通電車は17:34発。なんと1時間以上も待たなければならない。まあ仕方がないけどね。でもよく調べてみたら、出石から15:52に八鹿行きのバスがあり、これだと16:09に豊岡を出る普通電車に乗れたのだ。うーん、そうか。ここはもっと調べておくべきだったかな。とはいえ豊岡駅には初めて来たので、近くのショッピングセンターなどぶらぶらしながら時間を過ごす。外は暑いからね。丹波牛の飲むヨーグルトなどいただきながら時間はたち、そろそろ17時半。駅に行くと、始発駅なのでもう電車が来ていた。車内は涼しいのでほっと一息だ。 |
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定刻の17:34に電車は出発。学生も多く、2両しかないこともあって意外と混んでいる。途中の八鹿や和田山あたりは西日が差し込んでまぶしいな。今日一日の疲れでうとうとしているうちに、18:48に福知山到着。ここで大阪行きの快速に乗り換える。この電車は6両もあるので、ようやく都心に向かう感じがするね。18:54に出発し、しばらくすると街の灯りもほとんどなく外は真っ暗、そんな中を各駅で少しずつ乗客を乗せながら走る。大阪に到着したのは21:21、お疲れ様でした。 |
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