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朝4:30を過ぎたところ。真っ暗な中、出発だ。昨日から借りていたトヨタのヴィッツ、これが今回の旅のパートナーだ。なぜこんなに早いかというと、今回の最大の目的、アドベンチャーワールドでパンダバックヤードツアーに参加するため。アドベンチャーワールドにはパンダが7頭いるのだが、その舞台裏に入りエサをあげることができるのだ。このツアーは先着30名で、特に土日はかなりの競争率となるために開園よりかなり前に到着しておきたい。ということでまだ暗いうちに出発だ。がらすきの阪神高速を快適に走り、環状線から湾岸線へ。少しずつ夜が明けてくる感じと臨海の工業地帯がなんとも不思議な光景だ。関空道を走るころ、夜明けを迎えた。交通量の少ない高速は快適だ。阪和道に入り、吉備湯浅PAで休憩。思ったより寒いので、コンビニの肉まんとめはり寿司で腹ごしらえ。ここまでくればもう少し、終点の南紀田辺ICでおりる。あとはカーナビの指示通り走り、ほぼ7:00にアドベンチャーワールド駐車場前に到着。約2時間半、予定通りです。一番乗りかと思っていたが、先着が1台、なんと横浜ナンバー。夜通し走ってきたのかな?無事到着したが実はまだ駐車場が空いていないので、しばらくは車の中でのんびり過ごす。7:30になり、駐車場がオープン。早速正門近くに車を止め、とりあえずゲート前へ。ここが開くのは9:30なので、約2時間待つのだ。ゲートは5つあり、ブログなどの事前調査によると一番左がいいらしい。パンダバックヤードのほかにイルカと泳ぐとか、象にのるとかいろいろなツアーがあるのだがパンダの受付は向かって一番左らしいのだ。ということでまだほとんど人はいないが、一番左ゲート先頭を確保しておこう。
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駐車場もあいていない
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がらがら
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誰もいないゲート
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入場券は9:20からの販売で、こちらにも分かれて並んで買う。ツアー待ちのゲートには徐々に人は集まりだし、入場券を買って列に戻る頃にはざっと100人くらいが居る状態。この中でどのくらいがパンダ狙いかな。家族連れも多いし、一人で最大5人分のチケットが買えるので、どっちにしても一瞬の勝負だろう。最近運動不足だし、ストレッチをしておかなくては。9:30少し前になり、係の人が5つのゲートにスタンバイ。すべての準備が完了したことが確認できた時点で、不公平が無いよう一斉にすべてのゲートが開いた。すかさずダッシュで、約30メートル程先の受付カウンターを目指す。まあ先頭に並んでいるので、ここは余裕を持って2番目に到着。最初に到着した人が2枚購入したので、われわれは3番と4番のカードをゲット。無事、早起きした甲斐があったというものだ。後ろを見ると、一瞬で20人以上の列ができている。どこまで買えるかな?団体もいるしね・・・ぎりぎりでダメだったらこんな悔しいことはない。結果的にはかなりの余裕だったが、早く来てよかった。
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そろそろ増えてきた
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一番左がパンダ受付
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一瞬の行列
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さて、これで大仕事は終了。パンダバックヤードツアーは11:30からなので、そこまでゆったりできる。2005年12月以来、約3年半ぶりのアドベンチャーワールド、楽しみましょう。入口からのアーケード内には噴水があり、そこでいきなりペンギンの歓迎を受けた。こういうところにペンギンがいるのは見たことがないなあ。アーケードを抜け、ぽかぽか陽気の日差しを浴びながら歩く。今日はいい天気だ。園内の桜はもう葉桜になりかけているが、それでもきれいだな。今回はパンダをメインに楽しみたいが、まずは腹ごしらえ。カレーをいただきましょう。
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噴水にペンギン
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象に乗れるらしい
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散り初めだがきれい
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ペンギンとフラミンゴ
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腹ごしらえ
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いい天気だ
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パンダランドへと向かう。前回は幸浜がまだよちよち歩きで、隆浜&秋浜の双子がそろって笹を食べていたのが印象的だった。そんな幸浜も大きくなっただろうし、隆浜&秋浜は2007年に中国へ行ってしまったらしい。今回は前回訪問後に生まれた2組の双子、愛浜&明浜と梅浜&永浜に会えるのが楽しみだ。特に梅浜&永浜は良浜の子供で生まれて半年ちょっと、一番可愛い盛りだろうね。パンダランドの入口には、永明の前の奥さんで1997年に亡くなった蓉浜(ヨウヒン)の剥製があった。
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アドベンチャーワールドのパンダ系図
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パンダランドへの道
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今日の予定
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蓉浜の剥製
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永明(エイメイ)
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屋外運動場にいたのはお父さんパンダの永明。今年で17歳になる、パンダランドの大黒柱だ。のっしのっしと歩く姿には迫力がある。でも屋内に入りたそうでドアに寄りかかっていたり、壁際で寝そべっていたりと、やっぱりパンダ、仕草がかわいいな。
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やっぱり大きい
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中に入りたい?
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ふて寝かな
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良浜(ラウヒン)
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隣の運動場にいたのは良浜。ここで生まれた第一号パンダであり、永明との間に双子パンダ、梅浜&永浜を産んだお母さんパンダでもある。梅梅と同じく、子育て上手なお母さんになってくれたのかな。今年で9歳、もっと可愛い赤ちゃんを産んでほしいな。
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中の子供が気になる?
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芝生が気持ち良さそう
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落ちないでね
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梅浜(メイヒン)&永浜(エイヒン)
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さて、ではいよいよ赤ちゃん双子パンダに対面だ。屋内運動場でじゃれあう2匹がなんとも言えずにかわいいね。ここにはいろんな遊具があり、階段をよじ登ったり滑り台を降りたり、木に登ったりボールにじゃれたり、ずっと見ていても飽きないね。梅浜の方が少し大きいので、登ろうとする永浜を押さえつけたり、一匹だけ木に登ったりとお姉さんぶりを発揮しているといったところかな。それにしてもかわいい・・・見に来るたびに動きが違っていて、本当に飽きないね。
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よじ登っている
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力くらべ?
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落としちゃだめよ
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ロープとじゃれる
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後ろ姿
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考え事中かな
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ボールとじゃれる
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元気に木登り
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疲れたのかな
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ここアドベンチャーワールドには現在7頭のパンダがいて、これは中国以外では世界最大だ。しかも永明以外はここで産まれているわけで、世界的にも例の無い場所だ。パンダランドの中にはこれまでのいろんな歴史が分かる説明があり、去年亡くなったお母さんパンダの梅梅や、中国にいった隆浜&秋浜など、懐かしい写真もある。今日の14時からは梅浜&永浜のミルクタイムがあるそうで、是非ともまた後で見に来ましょう。
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パンダの成長
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世界の動物園にいるパンダ
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隆浜&秋浜は中国へ
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パンダファミリー系図
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梅梅ありがとう・・・
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ミルクタイムが楽しみ
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幸浜(コウヒン)
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そろそろ11:30。今日のバックヤードツアーは、3歳の幸浜。これが楽しみで、異常に早起きして来たわけだからね。チケットをゲットした30名は2班に別れ、まずは1班のわれわれがパンダ舎の中へと入る。StaffOnlyの扉の向こうには・・・いました幸浜。テレビでは何度か見たことあるが、初めてみる裏舞台だ。檻の中にいる幸浜は、突然の訪問客にも驚くこともなく悠々と笹を食べている。ひとしきり説明を受けたあと、いよいよおやつタイム。巨大なフォークのようなものに人参やりんごを刺して、係の方が渡してくれる。小さな子供から順番に幸浜にあげるのだが、フォークを差し出すとのっそりと顔を近づけてきて食べてくれる。なんとも可愛い瞬間だ。われわれに順番が回ってきたぞ。少しの緊張とともに幸浜の前にフォークを差し出すと、しっかりと食べてくれた。フォークに感じる力強さがいい感じ。なかなか出来ない経験ができて、早起きした甲斐があったというもの。この後は2班と交代し、今度はパンダファミリーの秘蔵映像を見る。赤ちゃんの時の様子や、交配の時の様子など、普通にはなかなか見られない映像を見ることができた。約30分間の楽しいひととき、パンダをたっぷり堪能しました。
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StaffOnlyの中へ
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パンダ舎の中
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まさに裏舞台
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フンは笹の香り
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おやつをあげよう
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もうひとつどうぞ
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第1班はこんな感じ
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秘蔵ビデオを見る
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永浜は特に小さかった・・・
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やれやれ、一仕事終えた感じの達成感だ。小腹がすいたのでパンダ型の回転焼きのようなものを食べよう。粒餡かカスタードで栄養補給だ。ちょっと落ち着くと、さすがに早起きしたせいか急に眠くなってきた。うーん仕方が無い、サファリワールドを回る車、ケニア号に乗ろう。車に乗ってしまえば30分程ほとんど爆睡。途中キリンやシマウマ、ゾウやクマなどいた様な気がするがあまり覚えていない。このあたりはまたの機会にゆっくりと。
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どこから食べる?
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キリンやダチョウ
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シマウマもいた
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愛浜(アイヒン)&明浜(メイヒン)
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ちょっとすっきりしたかな。さて、再びパンダランドへ。ミルクタイムにはまだもう少しあるので、屋外運動場に行くとそこには双子の愛浜&明浜が。まだ2歳半くらいなのだが、もうこんなに大きくなるんだね。座って笹を食べる姿が可愛いのだが、最後は2頭とも寝そべりながらばくばくと笹を食べる。自由気ままなパンダライフがうらやましい限りです。
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午前中は屋内にいた
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ミルクにつられて
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もう1頭も
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笹を食べる
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行儀悪いよ
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あらあら
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梅浜&永浜再び
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さて、いよいよミルクタイム。屋内運動場が隣り合わせに2箇所あるのだが、それぞれで行われる。最初はゴザの上にミルクが準備された。飼育員のお姉さんに抱っこされた梅浜&永浜が登場すると、たくさんのお客さんから歓声が上がった。なんでも梅浜は哺乳瓶から上手に飲むが、永浜はまだうまく飲めないのでお皿から直接飲むらしい。ミルクを飲んでいるだけなのに、なんとも可愛いね。飲み終わったら次は隣の運動場へ、ということでわれわれも移動。今度は滑り台の上で同じように哺乳瓶やお皿からミルクを飲む。飲み終わった梅浜はまだ飲み足りないのか、哺乳瓶を追いかけるような仕草を見せ、またそれが可愛い。全く困ったものだ・・・たくさん飲んで、早く大きくなってね。永浜もお姉さんに負けないように、早く大きくなってね。
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双子登場
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ミルクタイム1回目
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隣へ移動
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ミルクタイム2回目
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あっという間に飲みおわり
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もっと欲しいのかな
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幸浜再び
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屋外運動場へ行くと、さっきバックヤードにいた幸浜がいた。暖かい日差しの中、笹を一生懸命に食べている。いまや一番のお兄さんパンダとなったわけで、もうちょっとしたらお嫁さんもらったりするのかな?運動場の隣では、大量の笹が運び込まれていました。梅浜&永浜はまだ食べられないだろうけど、大人が5頭もいるとあっという間になくなってしまうんだろうね。
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ぽかぽか陽気の中へ
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たっぷり食べる
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何日分かな
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パンダたちをいつまでも見ていたいが、今日は早起きしたし、温泉宿でゆっくりしたい。そろそろ15時、チェックインできる時間なので行きますか。今回はパンダにどっぷり集中した感じだが、またほかの動物もゆっくり見に来たいな。でも結局パンダがメインになってしまうんだろうな・・・入口アーケードのお土産やさんで紀州の梅干ゲットし、宿へと向かいましょう。
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ペンギンとの写真タイム
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ずっといい天気
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3色フラミンゴ
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アドベンチャーワールドからは車で10分ほど。キラキラ光る海を見ながら、温泉宿が並ぶ通りへやってきた。今日の宿は「浜千鳥の湯 海舟」。年季の入ったホテルが多いこの界隈では、ひときわ新しさが目立つホテルだ。早速チェックインし、素足で畳の廊下を歩いて部屋へと向かう。
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海舟の入口
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炭の犬
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ロビーはゆったり
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浴衣は選び放題
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梅酒いろいろ
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畳の廊下
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部屋に入ると、大きな窓から一面の海が見渡せる。これは気持ちがいい。2月に飛騨で泊まった深山桜庵のように、2部屋あってベッドルームにはふんわりしたベッド。広くていいね。ベランダにでてみると、なんとここに湯船が。海を見ながらのお風呂タイム、これも気持ちいいだろうな。一旦フロントへ行って、自由に選べる浴衣をゲット。部屋に戻って、お茶菓子と梅干でほっと一息。
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ベッドルーム
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外が見えるシャワー
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ベランダの湯船
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海が見える
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気持ちいい
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ほっと一息
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朝早かったので、急に眠気が襲ってきたぞ。少し昼寝して、そしてお風呂へと行きましょうか。浴衣を着て、まずは貸切露天風呂へ。3箇所あるのだが、檜風呂や石風呂など特色があるらしい。そろそろ夕日が沈む時間なので、石風呂からだとうまく見えそうだ。ちょうどあいているしね。
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貸切露天風呂への道
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ここに入ろう
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海を臨む石風呂
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もう夕日は沈みかけている。今日は一日、ずっといい天気だった。7頭のパンダに会えたし、エサやりもできた。双子も可愛かったし、楽しかったな。アドベンチャーワールドには車だと2時間半で来れるので、もっと気軽に来たいね。しばらくして、夕日は少しずつ姿を隠し始めた。石風呂に入りながら見ていると、すうっと空と海の間に消えていった。明日もいい天気だといいな。貸切露天風呂を出て、大浴場へ。こっちにも露天風呂はあるが、ここだと夕日は見えなかったな。サウナにも入りながら温泉をゆったりと楽しむ。風呂上りにはアイスキャンデーがサービスだ。いいね。
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沈み始めた
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半分くらいかな
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まだ明るい
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あと少しになった
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もう沈む・・・
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沈んじゃった・・・
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そろそろ8時。晩ごはんに行きますか。フロント前の階段をあがったところに食堂があり、同じ8時からの人がぞろぞろと集まってきている。カウンター席に通され、まずは食前酒の薔薇梅酒で乾杯。フロント前のお店にあったたくさんの種類の梅酒の一つかな。始めに先付け及び八寸をいただく。どちらもきれいに盛りつけられており、とてもおいしい。いいスタートだね。ここで和歌山の地酒、紀伊国屋文左衛門をゲット。米の香りがいい感じのお酒だ。続いては先椀と合物。お椀の蛤真丈がうまいね。あと合物のアマダイ桜蒸し、これがまるで桜餅のような香りと食感で、なかなか面白い。いずれもさらっと完食だ。そしてここで紀州舟盛り登場。今回のメインだ。伊勢海老、マグロ、ウニ、サザエ、石鯛、アワビにめはり寿司や柿の葉寿司、サンマ寿司など、舟の上には紀州の味覚が満載だ。これは実にうれしいな、お酒とともにゆっくり楽しみましょう。
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先付け&八寸&食前酒
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合物&椀物
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和歌山の地酒
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紀州舟盛り
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アップで
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鯨料理
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お酒がなくなったな。和歌山の地酒、「那智の滝」をいただきましょう。すっきり純米酒、うまいね。さて、続いては鯨料理。あまり食べることができなくなってしまったが、ここ和歌山は本場だ。鯨の舌であるさえずりって歯応えがなかなかいいね。肉もおいしいし、もっと普通に食べることができればいいのにね。そして最後に鍋料理。九絵鍋って何かと思ったら「クエ鍋」、もう一つはうつぼすき焼きからの選択。せっかくなので一つずついただきましょう。クエはプリプリの身とあっさりしたダシがおいしいな。うつぼは始めて食べたが、プルプルのコラーゲン。ちょっと味が濃いので一人で全部はちょっときついかもね。半分ずつでちょうどよかったかな。最後にシメのご飯もの。春らしく竹の子ごはんだ。すっかり完食し、デザートに柏餅とフルーツ。周りを見ると、もうほとんどお客さんがいない。いつも通りやっぱり最後になってしまったようだ。気持ちのいい場所で、ゆっくりと紀州の幸を味わうことができて、おいしかったです。ごちそうさまでした。
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これも地酒
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クエ鍋とうつぼすき焼き
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ご飯でしめる
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そしてデザート
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ここで作る
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夜鳴きそば
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かなり満腹だが、これでは終わらない。飛騨の深山桜庵と同様、ここも夜鳴きそばのサービスがある。前回は高山ラーメン、今回は和歌山ラーメンだ。これはいただかざるを得まい。こういうときのラーメンって入っちゃうのよね・・・高山に比べると麺もスープもちょっと重ためだけどすっかり完食、ごちそうさまでした。このまますぐ寝るわけにはいかないので、テレビを見ながらのんびり過ごしますか。和歌山の夜は、ゆっくり更けていく・・・
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