2007/3/31-4/1 尾道〜竹原
〜青春18きっぷで尾道へ。桜咲く坂の街をゆったり散策し、瀬戸内の幸を楽しむ。翌日は竹原を回り、帰りは新幹線。〜

2007春・青春18切符の旅Part1

久しぶりの青春18、ローカル列車の旅。なんでもJR発足20周年とかで、いつもは11500円なのが今回は8000円!これで一日乗り放題がのべ5回できるということで、まずは第一弾、広島・尾道にむけて出発だ。

新大阪で朝ごはん用のお弁当をゲットし、7:55発の新快速にのって出発。車内には、おなじ青春18組であろうかつての青春の方々でにぎわっている。この時期限定であることと、今回は特別安いということで混みあっている。これではとてもではないが、朝ごはんは食べられない。尼崎、西宮、三宮とすぎ、人が多すぎて舞子あたりで見えるはずの明石海峡大橋が見えない。そして姫路、ここで車両の切り離しが行われ、後ろの車両の人たちが移動して来た。電車はさらに混雑をまし、普段はこんな電車に乗ることのないような人たちでいっぱいになった。

さて、もうすぐ相生。ここで9:30発の糸崎行きに乗り換えれば、尾道まで行ける。でも・・・おそらく多くの人が同じルートをたどるだろう。そんなに車両が多いとは思えないし、ドアから遠く離れたこの場所ではとてもじゃないが乗れるとは思えない。お弁当も水平にもたなきゃいけないし。ということで時刻表を見ると、この列車の終点は播州赤穂。そこで赤穂線の9:45発三原行きに接続するので、これに乗り換えれば予定よりは少し遅くはなるが尾道まで行ける。これだな。列車は相生に到着。向かいのホームには、すでに電車が来ている。思ったとおり4両ほどで、すでに席はそこそこ埋まっている。そしてこの8両の新快速が到着し、ドアが開くと・・・みんな猛ダッシュ。あっというまに向かいの電車は人でいっぱいになった。お年寄りや小さな子供までもが、このラッシュの電車に吸い込まれて行く。危ないよね。その大混雑のホームをあとに、電車は出発した。

7割はおりたかな。お年寄りを差し置いて座れるほどは空いていないが、ようやくゆったりできる。今まで張り詰めていた空気が一気にほどけ、急にみんなおしゃべりを始めた。さあて、でも次の戦いが待っている。いくつか駅を過ぎ、次は播州赤穂。さっきと同じく、向かいのホームに待っているはずだ。「お出口は右側です」のアナウンスで、ドアの前でスタンバイ。電車がホームに滑り込むと、向かいに4両ほどの電車が待っていた。停車し、ドアが開いた瞬間、ダッシュ。向かいの電車に走りこみ、即座に席をゲット。あっという間にいっぱいになったが、今度はゆったりと座れる。混み合っているが、相生からの電車ほどではないな。この選択は、大正解だろう。

瀬戸内の穏やかな陽光の中、海沿いをのんびり進む。このあたりは邑久や牛窓など、「日本のエーゲ海」と呼ばれる場所。サントリーニやミコノスとどう比べればいいか分からないが、穏やかで温暖、オリーブができるなどからきたイメージかな。それほど人の動きはないまま聞きなれない駅を過ぎ、そして岡山に到着。

ここで多くの人が降り、ようやくローカル列車らしいのんびりした旅になったぞ。倉敷を過ぎ、気持ちもゆったりしてきたので遅い朝ごはんだ。京風幕の内弁当を、岡山で食べることになるとはね。左側の新幹線があっという間に抜いていく。早い旅もいいが、たまにはこんな鈍行の旅もいい。ゆったり座れることが条件だけど・・・広島県に入った。福山を過ぎ、しまなみ海道が見え、しばらくすると今日泊まるホテルが見えた。そして12:19、尾道駅に到着。新大阪をでてから約4時間半、お疲れ様でした。「尾道ロイヤルホテル」にチェックイン。


尾道ラーメン

尾道といえばまずはラーメン。お店はたくさんあるが、ホテル隣の「壱番館」にいきましょう。有名な店らしく、行列ができていたが回転は早いので20分ほどで入れた。やっぱりここは基本の尾道ラーメンだね。醤油ベースのスープに魚のだし、そして背脂が効いていてうまい。麺もおいしかったです。尾道グルメ、上々のスタートだ。


行列ができている


マギー審司の忘れ物


尾道ラーメン


桜を求めて天寧寺&千光寺公園へ

天寧寺の枝垂桜はちょうど満開で見事。青空だったらもっと綺麗なのにね。その後ロープウェイで千光寺公園へ。天気も良くなり、桜もいい感じ。でも満開にはあと一息、来週だったらもっと綺麗かな。ウグイスの声もするし、メジロがいるのも見えるしね。向島との水道を見下ろしながらのんびり過ごす。


天寧寺の枝垂桜


はっさく?甘夏?


ロープウェーで千光寺公園へ


本堂を見下ろす


岩に登る人もいる


遠くに因島大橋


メジロがいる


サクラがキレイ


尾道巡業があった


参堂は坂道


カラス天狗


三重の塔


坂の街・尾道

坂の途中のカフェで瀬戸内海のレモンとミカンの生絞りジュースでほっと一息。細い階段の両側には時代を感じる家が並んでいて、その向こうに海が見えて、尾道らしい風景。坂を降りて見上げてみると、線路からすぐに坂がつながるこの独特な風景、風情があるね。


生絞りジュース


旧家を利用したカフェ


石畳の細い道


通りすがりの猫


坂道を降りていく


線路からすぐに坂


晩ごはん

旅の最大の楽しみは地元のごはん。新開という地区に居酒屋が集まっていて、そこでお店を探そうとしたが今ひとつぴんと来ない。メニューもでていないし、せまそうだし、中の様子も見えないしでとっても入りにくい雰囲気。うーん、駅の方に行ってみようかと歩き出したところ、ホテルの近くにお店を発見。「ベッチャーの胃袋」という不思議な名前のそのお店はオススメメニューもいい感じだし賑わっているし、なんだかいい感じ。早速入るが今はいっぱいとのこと。うーん、一旦ホテルに戻って作戦会議。他にあても無いし、遅くなってもいいかということでお店に電話して、8時半ごろなら空きそうとのこと。ということで8時半に行ってみたところ、これが大当たり。瀬戸内の地のものがいろいろとおいしく、お酒もおいしく、お店の人も感じが良く、また来たくなるお店でした。


突出しの貝と広島地酒「亀齢」


地穴子の薄造り


春野菜とタコの天ぷら


のどぐろの一夜干し


サゴシのタタキとタコ葱まみれ


瀬戸田森崎農園のサラダ


向島漬物盛り合わせと「富久長」


ベッチャー味噌3種盛


ごはんも欠かせない



はっさく&伯方の塩のジェラート



野菜好きのわれわれは、森崎農園のサラダに夢中となっていたのかお店の人から話しかけられました。野菜の味が濃くて絶品でした・・・魚介類はどれも新鮮だし、漬物も美味しいし、味噌もあるので地酒が進みます。そしてシメのジェラートもすっきりとした甘さが超美味。これで1万円のちょっとというのは・・・また違う季節に来てみたいものです。


朝の尾道

ホテルは海に面した「尾道ロイヤルホテル」。部屋から朝日が見えた。海を挟んだ向島からは渡し舟のような船が行ったり来たりしている。地元の人の大事な足なんだね。


因島大橋と朝日


向島から通勤通学の足


尾道駅前広場


竹原へ

尾道からは三原経由で竹原へ。近いからこれは普通に切符を買っていこう。駅から10分くらい歩くと、安芸の小京都といわれる街並保存地区には江戸時代のお屋敷やお寺が保存されている。静かで落ち着いた雰囲気のこの街で、散策をゆったり楽しもう。少し雨が降っているが、それもまたいい感じ。


おそばの「遊山」


鴨せいろ


豆腐のデザート


風情ある街並


カフェもこんな感じ


竹原の地図


いつからこんな街なんだろう


ホントは人がたくさんいた


筍もおいしそう


酒どころ・竹原

竹原のもう一つの魅力は「酒どころ」。まずは「藤井酒造」での飲み比べ。6種類が自由にいただけるセルフサービスなので、ゆっくり試飲ができる。ここの奥には「たにざき」というお蕎麦屋さんがあり、せっかくなので今日2回目のお蕎麦タイム。お酒とともに、おいしくいただく。2本お酒をゲットし、しばらくは酔い覚ましがてら街を散策。そしてもう一軒、小笹屋酒へ。ここはニッカウヰスキーの創業者の生家らしい。ここでも1本ゲット。


照蓮寺


玄関まえ


いろいろ飲み比べ


ほろ酔いセット


鯛めしセット


藤井酒造


ここでも飲み比べ


小笹屋酒の資料館


ちょっと一休み


帰り道

降り始めた雨が強くなってきた。そろそろ帰りますか。駅へ向かう途中にある「フレシュール」という洋菓子屋さんでフィナンシェやクッキーなどをゲット。前回来たときにたまたま入っておいしかったとのことで、さすが野性の勘。ちょうど電車も来たので、三原へと向かう。


竹原駅


呉線は海沿いを走る


マリンビュー


三原駅からはこだまで新大阪まで。出発したと思ったらすぐに新尾道。2−2だからゆったりしてるし、新大阪まで爆睡しながらあっという間に帰ってきた。やっぱり新幹線は偉大だな。青春18切符はあと3枚、来週に続く。