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いよいよアジア拠点最後、中国ツアーが始まった。北京in香港outで毎日移動のハードスケジュールだが、がんばろう。そんな旅の始まりは、稀に見るコースをとった台風のせいで家を出るときはかなりの雨。未明はもっと暴風雨だったようで、ちゃんと飛行機が飛んでくれるといいが。関空に到着すると、こんな日でも出発する人はいっぱいだ。どうやら全日空便は問題なく飛ぶようだが、一部の飛行機は遅延や欠航などがあり、特に昨日の夜に日本に飛んでこれなかった機材を使う場合は厳しいだろうな。よかった。無事にチェックインを済ませ、出発ロビーへ。今日は特に、早め早めにね。ロビーに着くと、あれほどの雨だったのにすっかり止んでおり、東の空が青空といういつもとは逆の現象。なんだか違和感あるが、こんなこともあるんだね。
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全日空北京行きは予定どおり
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多数が遅延や欠航
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東の空が晴れてきた
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ほぼ予定通りに搭乗開始。全日空便だが、半数以上は中国人のように感じる。座席についてしばらくすると機体が動きだし、もうすぐ飛ぶのかと思ったらここで離陸待ち。なんでも飛行ルート上の許可がどうたらと、よくわからないが15分ほど待ってようやく離陸。無事に北京に着けますように。朝早いせいかとにかく眠いが、上空で安定飛行に入ったらすぐに機内食が配られました。今回は試しに「糖尿病用の食事」を事前オーダー、もちろん糖尿病ではないのだが、マレーシア航空でなぜかその機内食をリクエストしてしまったときに意外とおいしくてこれもありかなと思ったので。糖尿病用というとどういう食事かと思うが、要するに低脂肪・高タンパク・減塩の食物繊維多めの炭水化物少なめ。あれ、それは理想的かも、ということで試してみた。その料理は、サラダにはレモン、そしてビネガーベースのノンオイルドレッシング。副菜は鮭のマスタードグリルの冷製にキノコなど、これもレモンが添えられている。そしてメインはトマトソースベースの肉と野菜、肉は赤身だし野菜は歯ごたえがしっかりとあるし、これは十分おいしいぞ。毎食これだとこってりしたものも欲しくなるかもしれないが、これから中国でいろいろ食べることを考えると機内食くらいはこんな感じでいいかも。ちなみに隣の人は普通の機内食で、チキンレッドカレーでした。これはこれで美味しそうだが、ご飯もあれば副菜は揚げ物だし、比べてみると随分違う。当然ながら帰りも同じなので、ちょっと楽しみ。ただ難を言えば、アルコールが頼みにくいかも。でも帰りは夜だし白ワインくらいは頼んでみよう。あとデザート、脂肪分なしのヨーグルト・・これはまずい。食事は脂肪なしでも結構いけるが、デザートはねえ。いっそのことフルーツにしてくれる方がいいかな。ごちそうさまでした。
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青空と雲
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機内食は特別食
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北京の高速道路
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北京までは2時間半ほど。映画一本がちょうどみられる時間なので、気楽なところでディズニーのリメンバーミーをみたらなかなかの良作でした。さて、中国上空を快調に飛ぶ飛行機は徐々に高度を落とし、現地時間の12時ごろ、北京首都国際空港に到着。あれ、ほぼ定刻だぞ。風に押されてちょっと早かったのかな。でも大きな空港は、飛行機を降りるまでに時間がかかるし、入国審査までひたすら歩くし、指紋を自動読み取り機で取らなきゃだし、荷物受け取りまではトラムで移動だしとなかなかの重労働。ようやく荷物を受け取るころには、到着からゆうに1時間が経ってました。とにかく無事に中国の人になったので、まずは両替。日本円からの両替も機械でできるんだね。レートも約17円なのでまあまあかな。ではエアポートエクスプレスへ。表示通りに歩いて行くと、新しそうな巨大な駅が。中に入ると、これが蒸し風呂のように暑い。屋根が全面すりガラスのような感じで明るいのはいいがその分日差しが入り、空調が入っていないのでひたすら暑い。10分ほど到着を待つまでの間に汗だくになってしまいます。電車が涼しくてよかった・・(25)
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大きな空港
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到着ロビー
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エアポートエクスプレス
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エクスプレスはもう一つのターミナルを経由し、北京市街へ向けて走る。ずっと高架を走るので、景色がみえて面白い。ビルやマンション、高速道路がひたすらに続く大都会ですね。約30分で三元橋駅に到着、ここからは地下鉄に乗り換え。上海と同じく、ここ北京の地下鉄網も凄まじい。券売機の表示もわかりやすいし、旅行者としてはとても便利です(3)。呼家楼駅に到着しホテルに向かうが、このあと試練が。
1.最寄りの出口が工事中で封鎖。別の出口から出ると、横断歩道がなくかなり歩く。
2.地図の最短ルートを行くと、途中で行き止まり(私道?)なので進めず引き返す。
3.重いスーツケースを引いていると、突然引手が壊れる。なので取手を持って動かす。
4.ホテルがビルの中の一部で、わかりづらく行き過ぎる。結果、遠回りしてしまう。
ということで、あまりの暑さ、荷物も重さ、無駄に道を歩いたせいで汗だくになってしまいました。いやあ、大変だった。なんとかホテルに着いたのは3時前、予想より1時間ほど遅い。途中で道を教えてくれたカップルさん、ありがとうございました。
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エクスプレスから見えた
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地下鉄に乗り換え
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やっとホテルに到着
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疲れてへとへとではあるが、北京を回れるのは今日だけ。近場の有名どころだけでも回ってみたいので、少し涼んで水飲んで落ち着いたら出かけますか。汗だくではあるが、どうせまた汗かくしこのまま行きましょう。まずはさっきの地下鉄駅に、改めて地図をみるともう少しいい場所の出入口がありました。切符を買い(4)、2駅乗って国貿駅で1号線に乗り換え。そして到着したのが、天安門東駅。やっぱりまずはここかな。駅を出ると、広場に入るためのセキュリティが。まあ、厳重にやってくれる方が安心かな。中国の人はみんな写真入りのIDカードを持っているようで、日本でも本来はマイナンバーカードをこういう利用にも使うべきでは?中国の方が、やるときは一気にやれるんだろうな。さて、広場に入ると真ん中に中国国旗がはためいている。広場の周りには人民大会堂や毛主席紀念堂、中国国家博物館などあるが、やっぱり道路を挟んだ北側にある天安門、これがいかにも北京な景色かな。ここから地下道を通ると天安門の目の前まで行けるのだが、この奥にある故宮は入場が16時まで。時間的に微妙かと思ったが、天安門前に来るとちょうどゲートを撤去しているところ。撤去後は、門に続く3本の道にはそれぞれ衛兵が立ち、もう入れませんね。まあここは入れたら入ろう、くらいなのでいいか。
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天安門駅前の地図
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セキュリティを通って
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地下道を行く
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天安門が見える
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広い天安門広場
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門が閉まった
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門の前をそのまま通り過ぎると、隣にあるのが中山公園。ここはまだ入れるようだ(3)。ここ中山公園は、北京にて逝去した孫文(号は中山)を祀っていることがその名の由来のようで、孫文ゆかりの展示品もあるようです。そこは特にスルーで、公園内を散策。木陰を歩くと少し暑さも和らぐかな。公園の北側には堀があるが、これは故宮のまわりを取り巻く堀の一部。
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公園に入る
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孫文像
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中国らしい
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日陰に集まる
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故宮の堀
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変わった石
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では故宮沿いを、北向きに歩きましょう。このひたすら長い道を歩くことで、故宮の巨大さ、偉大さがわかるというものです。ざっと1キロほど歩いただろうか、ようやく堀の北西角に到着。ここからは堀越しに巨大な故宮が眺められていい感じ。このあと故宮北側の景山公園に行き、展望台から故宮を見下ろそうかと思っていたが、いざ公園前に来てみるとこの展望台が予想以上に高い場所にある。この暑さに加え、もう結構歩いているのでさすがにあそこまでいくのは辛い。まあ、ここまで歩いたことで十分偉大さはわかりました。
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故宮北西角
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あそこまでは行けない
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故宮北出口
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とはいえ、ここは中途半端な場所。どの地下鉄駅も1キロ以上離れている。来た道を戻るのは嫌なので、このままひたすら歩こうか。そうしてなかばヤケクソになりながら、南鑼鼓巷駅に到着。ここまで来た理由は、現在延伸中の8号線の始発駅で、北京オリンピック会場の公園まで行けるのだ。涼しい中を座って行けるので、ここでちょっとはクールダウンになるかな(4)。
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路線を選び
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駅を選ぶと
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値段がわかる
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20分ほどで奥体中心、オリンピックセンター駅に到着。地上に出ると、見えました国家スタジアム、通称鳥の巣。ここであのボルトの金メダルがあり、日本のリレー陣の銅メダルがあったのだ。あの熱戦に思いをはせつつ、鳥の巣のすぐそばまで行ってみる。目の前にくるとこの巨大さや鉄のゴツゴツした感じがわかる。鳥の巣って言われると若干脆いイメージだけどね。その向かいにあるのが水立方、水泳会場だ。ここで北島康介の金メダルがあったのだ。いずれももう少し早い時間であれば中も見学できたのだが、それぞれ外から見るだけでも面白かったです。
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オリンピック公園の入り口
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鳥の巣
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近づいてみる
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水立方
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賑わってたんだろうな
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キャラいろいろ
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さすがに疲れてきたが、あとは北京一の繁華街、王府井へ行こう。8号線が延伸すればオリンピックセンターから1本なのだが、現在は最短ルートだと6号・5号・1号となんと乗り換え3回が必要。少し遠回りでも2号・1号と2回必要。なるべく歩かないほうがよさそうなのでここは後者で。乗り換えはわかりやすいが2号と1号は古い路線なのかホームがあまり空調が効いてなく暑かったな。そして王府井に到着(4)、駅を出て少し歩くと歩行者天国の大通り。暗くなり始めた中、少し涼しくなったし多くの人が行き交っている。大通りから横に伸びる道が王歩井小吃街。串焼きや串揚げなどを売る店がたくさん並んでいる。そしていきなりありました、サソリの串揚げ。揚げる前の生きているサソリが串に刺さっていてなんともグロテスク。その前にあるサナギの串も実にグロい。誰が食べるんだろうと思うが、割と買っている人を見ました。ほとんどの人はうごめく串刺しのサソリをこわごわと撮影していたが・・さすがにこれは食べる気にならないし、同じ店で牛肉の串焼きと言われてもちょっとね。他にもたくさんのお店があるが、とにかく人が多い。まあこういう場所は、雰囲気だけ味わえれば十分かな。これで王歩井は満足したので、戻りましょうか。
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王府井の歩行者天国
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王府井小吃街
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サソリとサナギ・・・
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最後の地下鉄は、1号から10号。北京の地下鉄は、二重の環状線とそれを貫く路線と、環状のまわりを平行に走る路線でできているので、乗換駅以外に行こうとすると2回くらい乗り換えが必要になるのでちょっと面倒なことが多かったな。呼家楼駅に着き(3)、ホテルに向かう道すがら夜ごはん場所を物色。お店は幾つかあるが、ほとんど人がいなかったり火鍋のように一人ではちょっと、というお店だったりいまいちピンとこない。かなりうろうろしたが結局いい感じのお店が見つけられず、それならコンビニ飯でもいいかな。セブンイレブンで具沢山の麺を買い、ビールも買って部屋でゆっくりしよう。今日は随分歩いて疲れたしね。朝ごはんも買い込みましょう(46.6)。
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にぎやかだ
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8号線が将来くる
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コンビニ飯
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部屋に戻ると、涼しくて気持ちがいい。さすがに汗まみれなのでまずはシャワーでさっぱりし、ビールを飲んで至福の瞬間。そして部屋にレンジがあるので、麺も温め、麻辣の効いた味を楽しみます。結構辛いが、コンビニ弁当としては十分な味。さすがセブンイレブンだな。ごちそうさまでした。
初の北京訪問の1日が終了。いろんなトラブルはありつつ、楽しめました。今回はほんの一部しか回れてないし、郊外には万里の長城などもある。もう少し季節のいい時にくればもっといろいろ回れるかな。なかなか機会はないかもしれないが、いつかまた。
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