2006/8/14 台北~九份
~九份への小旅行。情緒ある街を散策し、本場の芋圓は絶品。カフェから景色を楽しみ、夜はナンシーさんとの豪華ディナー。~ ★台湾ドル(約3.6円)★

今日も7時起き。規則正しい生活だね。朝ごはんはホテルで食べるが、初日にいろいろ食べたこともあって今日は軽くお粥をメインにしよう。さっと食べて準備して、出かけますか。今日もいい天気だな。今から九份に向かうのだが、直通のバスがそごうの近くからでているらしい。地図に従いそのあたりまで行くと、ありました基隆・九份行きのバス停が。わりと頻繁に来るようなので、しばらく待つことにしよう。すぐそばに空港行きのバス停もあるので、ぼちぼちと人が集まってくる。そしてなぜか我々に質問をするのよね・・・なんで?「~嗎?」なので疑問文だな、というのは分かるし、きっと「このバスは空港行き?」みたいな単純なことを聞いているのだとは思うが、それが分からない。うーん、もどかしいなあ。



九份行きバス停


10分ほどしたところで、九份方面行きのバスが到着。ほぼ始発であり、乗っている人はあまりいない。80元払い、いざ出発だ。これは路線バスなので、当分は台北の市内を走る。途中、地元の人が乗ったり降りたりする。身近な足なんだろうな。しばらくして高速に入り、スピードを上げる。このあたりからうとうととしていたかな・・・いつのまにやらどこかの市内を走っている。どこだろうな、と思っていたらとあるバス停につき、そこでたくさんの人が乗り込んできた。学生ぽいひとが多いようだが・・・と、バスを出てすぐ見えたのが瑞芳駅。台北から電車で来た場合にバスへの乗り換えとなる駅だ。なるほどね。


ここからバスは川沿いの田舎道を走る。そして山道をどんどんと登っていき、遠くに海が見えてくる。もうそろそろ九份?アナウンスがないのでよく分からないが、どうやらついたようだ。バスを降りると、狭い通りの入り口が見え、その周りには観光客らしきひとがたくさんいた。九份、到着だ。平日なのに、思ったよりもにぎわっている。狭いメインストリートの両側にはいろんなお店があり、芋圓を扱う店も多くあるようだ。あとでじっくり食べるとしよう。まずは小腹がすいたので、牛肉麺でも頂きましょう。昔からある有名なお店があり、そこに入ってみる。決してきれいとは言えない造りだが、これも一つの雰囲気のうち。しばらくして出てきた牛肉麺は、ずいぶんと濃い色をしている。どんな味だろうかと思ったが、予想外にあっさりとしたおいしいスープ。香草が入っているせいか、牛肉も柔らかくてクセがないし、麺も歯応えがあっておいしい。なかなかもものでした(@80)。引き続きメインストリートを進む。サンダルや服などを売る店もあるが、それはちょっといまいちの様子。たまに例の臭豆腐の店があり、そこはやはりかなりの臭いがしている。いろいろなお店が並び、雰囲気のある街だなあ。


賑やかな通り


牛肉麺


お店の前



海が見える


賑やかな通りを抜けると、海を見下ろす高台に出た。天気がいいので遠くまで見通せ、いい景色だ。ちょっと湿度が高いのか、かすんでいるのは仕方がないかな。このあたりには海を見下ろすお店がいくつかあり、そんななかに芋圓の専門店がある。せっかくなので、さらに階段を上がったところにある阿柑姨芋圓へ行きましょうか。お店にどこから入るのかと思ったが、作業場のようなところに注文できるようになっていた。さて、ここでは一人一つ、そしてすべての芋圓が入っているのにしましょう。お店の人が「ぜんぶ?」って聞いてくれたしね。緑豆はかかさずに(@35)。


カップに入ったそれを持って、作業場を越えるとそこには海を見下ろす部屋があり、たくさんの人がここで芋圓を楽しんでいた。海が見える窓際はちょっと暑そうなので、適当なテーブルにつきさっそく食べてみる。まだほんのり温かく、歯応えのある芋圓。これはいいねえ。色が違うのは、芋の種類が違うから。オレンジのはほんのりとさつまいも風味だし、グレーっぽいのは里芋かな。昨日も食べたが台湾以外ではなかなか食べられないものなので、じっくりと味わいましょう。


本場の芋圓


元の姿


ゆでる前



九份といえばここ


お店を出て、階段を降りる。そのままずっと降りていくと、そこは九份でもっとも有名な場所。この階段で「悲恋情市」という映画が撮影されたのだ。そうはいってもどんな映画か知らないんだけどね・・・でもとにかく、なかなかの雰囲気がある場所だ。できるだけ人がいないタイミングで写真をとりたいのだが、観光客が多くなかなかタイミングがあわない。でもしばらく待っていると、ちょうど人の波が奇跡的に切れるタイミングがあったので、ありがたく写真と撮らせていただきました。さて、せっかくなのでお茶でもしましょう。階段沿いにはいくつかカフェがあるが、その中で景色のよさそうな「阿妹茶楼」に入りましょうか。中に入ると涼しくて気持ちがいい。結構にぎわっているようだが、上の階に空きがあり、そこに案内された。


上のほうが景色もいいので、好都合だね。ここのメニューは竹でできており、お茶とお菓子が表裏になっていた。お茶だけでいいので、何にしましょうか。うーん、結構高いのね。500から1000まであり、おすすめは真ん中より少し高いくらい。一番安いのでも十分だとは思うのだが、ここはせっかくなので真ん中くらい、700の清香烏龍を選ぶ。お茶の値段に、お湯代が人数分の掛け算となるのね。それにお茶請けに甘く漬けて乾燥させた梅がつく。さてさて、お茶をいただきましょう。最初はお店の人が入れてくれるのだが、暖めた急須でいれたお茶を小さなお茶碗に注ぎ、そこにさらに小さなおちょこのようなものをかぶせる。なんでもこのおちょこにお茶の香りがつくので、まずはそれを楽しむとのこと。これでまずはウーロン茶のすっきりとした、さわやかな香りが楽しめる。その後はゆっくりと飲む。香りの通り、すっきりとしたさわやかなお茶だ。暑いときにはちょうどいいかな。2杯目からはセルフサービスとなるので、自分のペースでゆっくりと楽しむ。1回の茶葉で、3回くらいは順分香りと味が楽しめるらしい。それを過ぎるとちょっと香りは薄くなってくるようだけどね。甘い乾燥梅をちびちびとかじりながら、お茶をゆったりと味わう。ぜいたくな時間が流れていく。

ここから外に出ることもできる。テーブルもあるのだが、さすがにこの暑さでは外でお茶を楽しむのは厳しいだろう。でも季節がよければ、それも気持ちいいだろうな。海が見える景色を写真におさめる。そろそろ行きますか。残った茶葉は持って帰れるので、小さな箱にいれてもらう。ごちそうさまでした(900)。


竹のメニュー


お茶セット


お店からの眺め


映画の看板


お店の外観


お店の入口



ずっと賑やか


ぼちぼちとメインストリートを戻りながら歩く。やっぱり人が多いなあ。土日は人であふれると聞いたから今日来たのだが、平日でこれならほんとに人であふれるんだろうね。生の芋圓なども興味はあるが、家でわざわざ食べるものでもないし、特に買うものはない。お店を見ながら歩いていると、通りの終点まで来た。ここからバスで帰るのだが、台北市内行きのバス停は長蛇の列。車の往来も結構多い道だし、これはいつバスに乗れるのかなあ。炎天下のバス停で待つよりは、5分くらい先の終点の金瓜石まで行ってそこで始発に乗ることにしよう。



金瓜石の近くで


ちょうどバスが通りがかったのだが、バス停の少し手前でとまった後だったので無視されてしまった。なんだよー。せまいし止めにくい道だから仕方ないけどね・・・と、そこにタクシー到着。まあ数分程度だからそんなに高くないだろうと言うことで、金瓜石までよろしくね。運ちゃんがこのあたりの海岸の写真を見せてくれたり、遠くの山の形を説明したりしてくれる。タクシーでもう少し観光することもできるのだが、あまり気分ではないのでバス停まで直行してもらう。150と思ったよりは高かったが、観光地の決まった値段らしいのでいいか。終点の金瓜石バス停は静かでがらんとしている。


少し奥に鉱石の博物館らしきものがあるらしく、そちらに向かっている人もちらほらと見える。しばらくして、バスがやってきた。ここが始発なので当然がらがら。クーラーの効いた車内に入り、ほっと一息だ。ほどなく出発し、さっきタクシーで来た道を戻る。そして九份に到着。行列はまだ続いているが、このバスには意外と乗ってこなかった。さっきは乗れない人もいたぐらいなのにね・・・まあらくちんでいいや。この後九份の階段下のバス停でも何人か乗り、山道をどんどんと降りていく。そして瑞芳駅でかなりの人が降り、その後バスは一路台北市街へ。ここはずっと爆睡。



マンゴーかき氷


目が覚めると木柵線の終点、中山國中駅あたりにいた。ここまで来たらもうすぐだ。バスは交通量の多い道を走り、そごうの近くで停車。無事に帰ってきたぞ。ふう、疲れたな。ここでちょっと休憩しましょう。10分程歩くが、紀伊国屋のある微風広場を過ぎたあたりの裏道に百菓園という店がある。果物やさんなのだが、かき氷も食べることができ、ここは当然マンゴーを頂きましょう。冰館ほどのビッグサイズではないが、大きめに切ったマンゴーが甘くておいしい。やっぱり台湾といえばマンゴーだねえ。ビタミン補給で、すっきりしたぞ(110)。ホテルに戻って、しばし休憩。


7時前にホテルのロビーに下りる。しばらくすると、ナンシーさんが登場。一緒にいるのは同じく旅行関係の仕事をしているコウさん。一年ぶりの再会になるのかな。台北に来るたびにいろいろとお世話になっているのだが、今回は台湾料理のお店に連れてってくれることになった。ホテル前でタクシーにのり、そう遠くはないところにある「青葉」というお店に到着。中に入ると、新しくきれいなお店だ。奥の席につき、メニューを見せてもらう。いろいろあるがなんでも食べたいのでもうナンシーさんにお任せで。お酒は紹興酒がいいかな。

テーブルの上に並んだたくさんの台湾料理に紹興酒&赤ワインが進む進む。カラスミやシジミ、エビなどが贅沢に使われた料理はどれもおいしい。ナンシーさんが頼んだものがどんどん出てくるので、ハイペースでディナーは進んでいく。ちょっとリッチに仏跳牆(ぶっ飛びスープ)を食べる。初めて食べるのだが、干ししいたけやアワビ、フカヒレ、ナマコ、豚足などを煮込んだスープは濃厚で何ともいえないコクがあり、ちょっとクセはあるもののとてもおいしい。これだけでお酒も進むねえ。どんどん食べ、どんどん飲んで最後にビーフンと杏仁豆腐でしめる。


小魚花生&タケノコ


紹興酒


烏魚子&蛃仔


蛋黄大蝦&シジミともやしの炒め


サツマイモの葉&脆皮春雞


生春巻きのよう


仏跳牆


ビーフン


デザート


楽しいときはすぐに過ぎる。2年前、一人旅でたまたま出逢ったナンシーさんとこうして再会し、一緒に食事ができる。縁とは不思議なものだ。しかもご馳走までしてくれて・・・ほんの気持ちだけど、昨日そごうで買ったマニキュアをプレゼント。喜んでくれたので良かったな。明日の飛行機があまりにも早いのでこれでお開きだが、是非もっと余裕のある中で、一度ゆっくりと過ごしたいものです。カラオケなども楽しそうだな。

ホテルまでタクシーで送ってもらう。さらにこのタクシーの運ちゃんに、明日の空港までの予約をお願いしてくれた。おおよそ空港までは1200らしいが、ここはナンシーさんパワーで1100にしてもらった。明日5時にホテル前に来てくれるということで、これで安心だ。何からなにまでお世話になりました。また次会えることを・・・おやすみなさい・・・