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2006年は野球界にとって、画期的な出来事があった。そう、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の開催。野球の世界一を決めるこの大会が初めて開催され、その記念すべき第一回の王者となったのが我らがニッポン。そしてその中心にいたのが、まぎれもなくマリナーズのイチローだ。そんなイチローを一度見てみたい。ずっと抱いていた思いであるが、WBCの優勝でその思いは最高潮に達した。今年からは新たに城島を加え、より厚みを増したマリナーズをぜひ見てみたい。今年はカレンダーの関係で、連休などと一致するシアトルでの開催がゴールデンウィークの期間しかない。よし、行こう。スターアライアンスのマイルがあと15000欲しいこともあり、まさにちょうど行きどき。GW後半の5連休に一日加え、4泊6日のシアトルの旅がスタートだ。
関空にはフライトの4時間前に到着。なぜなら事前予約できている席が離ればなれなので、なんとか2人並びがほしいからだ。11時半ごろに着いたのだがユナイテッドのカウンターはまだあいていないようだ。でもすでに並んでいる人もいるので、とりあえず並ぼう。12時半から手続きが始まったのだが、その頃にはかなり行列が長くなっていた。ビジネスクラスが優先だが、すぐに順番。とにかく通路側から2人並びを押さえる。よかったね。これで一安心、ごはんにいこう。
関空の2階や3階にいろんなお店があるが、さすがGW、どこもにぎわっている。回転の早そうなところで、うどんやにしましょう。15分ほどで入れてしかも禁煙席でラッキー。しばらく和食は食べられないので、そばやうどんではらごしらえ。その後はコンビニ行ったり本屋に行ったりで、準備を整える。さて、そろそろ出国手続きへ。ピークの時間帯は過ぎたようで、すっかり人の少なくなったゲートを通り、出発ロビーへ。10番ゲートに行くと、久しぶりのユナイテッド航空。実に98年のロスラス以来だな。そういやあのときも新システム開発中だっけ、なんてことはおいといて出発だ!
例によっていつのまにやら空の人。座席が2-5-2なのだが、真ん中の5が4になるところの席の通路から2席。なのでパーソナルビデオが半分ずれていて、妙な具合だ。まあとくに見たい映画もないし、ゲームもないからいいんだけどね。まずは最初のお楽しみ、ドリンクタイム。ビールとオレンジジュースで、空の旅に乾杯だ。JALとは違うおつまみが、新鮮でいい。その後しばらくして、機内食タイム。ビーフかチキンかの選択。どちらでもいいのでそれぞれ食べよう。ビーフはいかにも機内食にありがちな感じのマッシュルームソース。チキンは中華風で、米の麺がついている。いずれも付け合わせの野菜がちゃんとあり、なかなかのもの。あまり期待していなかった分、どちらもしっかりと楽しめました。ワインが赤しかなかったのがちょっと残念ではあるが・・・でも枝豆が妙においしかったかな。最近アメリカではやっているらしいしね。おなかも落ち着いたところで、あとはうとうとしたり本を読んだり。飛行機はひたすら海の上を飛び続ける。
それにしても狭い席だ。前後の間隔が、いつもより狭い。ユナイテッド・プレミアムエコノミーという席があるのだが、それだと追加料金を払わなければならず、それでもごく普通のエコノミーと言ったところ。まあいいか。文句を言う割りには結構寝たかな。
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空の旅に乾杯
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ビーフの機内食
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チキンの機内食
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軽食のホットサンド
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いつのまにやら8時間程経過し、運行地図にもサンフランシスコの表示が出るようになってきた。そんなところで軽食タイム。配られたものは・・・これはホットサンドだな。ハムとチーズと卵がパンに挟まっており、結構熱い。これがシンプルで、なかなかおいしくいただけました。付け合わせの果物も結構みずみずしいし。JALのソーセージパンや、ボンゴレといなりよりはよっぽどまし。こんなくらいでいいのかもね。その後次第に高度を下げていく。定刻より少し早く、現地時間3日朝8時半にサンフランシスコ国際空港に到着。
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ここからは国内線へと乗り継ぐ。まずは入国審査。例によって、指紋採取と写真撮影。かなり時間がかかったが、無事にアメリカの人となった。一旦荷物を受け取り、国内線の乗り継ぎカウンターへ。今予約できているシアトル行きは4時間先だが、少し早く着いたせいもあり、できれば2時間先のに変更したいと思ったが、残念ながらキャンセル待ちになるとのこと。預ける荷物がなければいいのだが、荷物があるのでこの場合、もしもキャンセル待ちが取れなかったら荷物だけ先に飛んで、人はあとから行くことになるらしい。なんだかそれもね・・・というわけで予定通り4時間先のにしよう。とはいえなんだかんだとここまで時間が過ぎたので、あと3時間ちょっと。再び荷物を預け、出発ゲートへと向かう。指示されるままユナイテッドが集まるゲートのセキュリティゲートを通過。靴まで脱がされ、ヘンな機械に通されたりしたが、無事に70番ゲートに到着。まだあまり人はいない。ま、ここでゆっくりしましょうか。おなかがすいたので関空で買ったローソンのおにぎりを食べる。実にうまい。おーいお茶とともに、至福のひと時。日本人でよかった。
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構内電話
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回りを見渡すと、結構お店がある。スシのお店もあり、不思議な寿司やどんぶりが並んでいた。近くにあったキャッシングマシンで200ドルゲット。と、ここで見覚えのあるものを見つけた。そう、構内電話。2001年3月23日、サンフランシスコの悲劇。あのときはロス行きのアメリカンに乗りそこねてユナイテッドに振り替えられた。ということは、さっきのセキュリティを通り、このゲートのどこかにいて、構内電話のどれかを使ってJALの係員と話をしたのだ。そうか、この場所か・・・そういわれてみると、なんとなく見覚えのある空間。あのときは余裕がなかったが、こんなにいろいろな店がある、楽しい空間だったのだ。あの悲劇は二度と繰り返すまい・・・
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余裕は必要だが、それにしても長いな。本を読んだり、ちょっとうとうとしたりを繰り返すのだが、なかなか時間が経たない。一つ前のロス行きが出て、目の前には飛行機がいなくなってしまった。うーん、早くしてくれ・・・定刻は12時49分だが、13時近くとなってようやく飛行機が到着。搭乗が始まった。寝る気まんまんで、席につく。ひたすら眠い。おやすみなさーい。
途中のドリンクサービスも気づかず、ひたすら寝続ける。シアトルが近くなったころ、外に見える雪山の姿に目が覚めた。いい景色だ。しばらくするとだんだんと高度が下がってくる。眼下に広がるシアトル郊外の風景は、緑が豊かできれいに整備されたもの。いいなあ。15時ごろ、シアトル・タコマ空港に到着。広い、きれいな空港だ。シャトルにのってメインゲートへと行き、無事に荷物を受け取る。街へはバスが安くて便利なので、さっそくバス乗り場へ。建物沿いにずーっと歩いたところにバス乗り場はあった。ダウンタウン行きは174か194なので、最初にきた174に乗ろうとしたら後からくる194のほうが早いから待て、と言われた。なるほど。しばらくして194が来たけれども、隣のバス停に止まったのでなんだろうと思っていたらこれはダウンタウン発でさらに南へといくらしい。逆じゃないか。そして今度こそ、ダウンタウン行きの194が到着。ひとり2ドルだが、まだ小銭がなく20ドル札しかない。それで2人分払おうとしたら、「釣りがないんだ・・・いいよ、乗りな」とのこと。ええ、いいのか?外国のバスは基本的にお釣りがでないとかいうが、空港バスくらいはあってもいいと思うが・・・ほんとにないんだね。まあ、乗せてくれるからよかったが、今度はちゃんと小銭をもってのりましょう。バスは緑の豊かなハイウェイを走る。気持ちいいなあ。しばらくしてハイウェイを降りると、そこはスタジアムエリア。正面ではないので今一つわかりづらいが、マリナーズのセーフコ・フィールドとアメフト・シーホークのクウェスト・フィールド。あさって来るからね。そしてバスはダウンタウンに入る。バスの窓から見える風景は、整備されたきれいな街並み。いろいろお店もあるし、道も広いし、散歩の楽しそうな街だ。終点近くでバスを降り、ここからホテルまでは数ブロック。暖かくて気持ちがいいなあ。ずっとこんな天気ならばいいのにね。今日から2泊する、パラマウントホテルに到着。さっそくチェックインし、部屋に入る。最上階の禁煙ルームだが、向かいがハイアットなので見下ろされているけどね・・・ふう、やっとついた。ちょうど17時だ。とにかく疲れたし、眠くてたまらないので少し休憩だ。
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シアトル行き
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飛行機からの景色
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シアトル郊外
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テレビではシカゴでのホワイトソックス対マリナーズをやっている。井口対イチロー・城島だな。マリナーズが5-4で勝っていたのだが、9回裏に同点ホームランで追いつかれ、結局11回でサヨナラ負け。ホワイトソックスは去年ワールドチャンピオンになったので、今年はマリナーズにがんばってほしいのだが・・・残念。今日の日本人選手たちは、特に目立った活躍はなかったようだ。さて、そろそろ8時。少し寝たし、復活したかな。晩ごはんへと行きますか。
さすがに今日は遠出する気分ではないので、ホテルの下にあるレストランへと行こう。結構良さそうだしね。DragonFishというそのお店は、アジアンフードのお店。中に入り、メニューをもらう。さあて、何にしましょうか。なぜか値段が微妙に違うメニューに戸惑いながら、なんとか3品オーダー。まずはシンハビールで乾杯。疲れた体に染み渡るようだ。
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シンハビール
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まずは野菜春巻き。スモールプレートと書いてあったが、ぜんぜんスモールではないよね。でも野菜がたっぷりだし、タレもすっぱ辛くてなかなかおいしいし、これならOK。続いてエビとアスパラの炒めもの。やはり結構な量だ。でも見た目ほど濃くもなくて、おいしいよ。アスパラが妙に細くてインゲンのようだが・・・最後にチャーハン。これはすごい。いったい何人前だ、というような量だが、これもまあまあおいしいのでOK。お店もだんだんにぎわってきたし、人気の店かもしれないね。チャーハンだけはさすがに食べきれなかったが、ほぼ完食。なかなかいいお店でした($57)。
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野菜春巻き
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エビとアスパラの炒め物
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チャーハン
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10時を回った。長い長い一日が、ようやく終わる。今は眠いが、多分朝早くに目が覚めるんだろうなあ。おやすみなさい・・・
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