2006/1/3 Roma〜成田空港〜伊丹空港
〜コロッセオからバチカンまで、一日ローマ歩き回り。帰りのJALはもう爆睡、今年も元気でね。〜 ★通貨ユーロ(約143円)★

広い、気持ちのいいベッドでぐっすりと眠った。お風呂も広く、暖房も入っているので気持ちいい。これまでローマでは狭いホテルしか見つけられなかったが、ここはなかなかいいな。



豪華な朝ごはん


サッパリしたところで朝ごはんへ。一階奥にある朝ごはん場所に行くと、きむ氏の目が光った。初日を除いてずっとハムとチーズ、固いパンのシンプルな朝ごはんだったのだが、ここはハムやチーズも種類があるし、野菜や果物も豊富だし、温かい料理もあるしでこれはうれしい。久しぶりの豪華な朝ごはんを、みんなたっぷりと食べる。今日は最終日だがフライトが夜なので、一日ローマ観光できるようにしっかりと栄養取らなきゃね。部屋に戻り、荷物をまとめてチェックアウト(272E)。例によって荷物を預かってもらいましょう。ではローマ散策に出発だ。


ホテルを出ると、昨日までのどんよりしたトスカーナとはうって変わってすっきり爽やかな青空。ローマは歩くところが多いので、これは観光日和だな。地下鉄Barberini駅に行き、地下鉄の一日券を購入(4E)。ホームに行くと、相変わらずの汚い落書き電車が走っていた。どうやってここまでの落書きをするんだろうね。地下鉄A線でテルミニまで行き、B線に乗り換えてコロッセオへ。かなり多くの人がここで降りた。地上に出ると、いきなり目の前に巨大なコロッセオがそびえている。


ホテルの外観


落書き地下鉄


コロッセオ


コロッセオ前の広場には、グラディエーターよろしく当時の衣装らしきものをきたコスプレオヤジが何人かいる。一緒に写真をとって、お金を取ろうという魂胆なのだ。そういうものには興味が無いので、早速中に入るための列に並ぶ。結構な行列だが、実はコロッセオの中には未だ入ったことが無い。せっかくだしね。20mくらい進むとまずは荷物チェック。そしてここからかなり長い行列が続く。30分ほどして、ようやくチケットをゲット(8E)。


入場の列


入ったところ


ぐるっと廻ろう


中に入ると、古くなったむき出しのレンガの壁がまず目に入る。そしてその壁を抜けると、闘技場だ。戦いを行うグランドの部分が残っておらず、地下の控え室がむき出しになっている。観客席も本当は一階、二階と繋がっていたのだろうが、かなり崩れている。2000年も前の建築物だし、一時建築材として持ち出されたこともあったらしくこのような姿になっているのだ。長い時の流れを感る。ここで人間同士や人間と猛獣の凄惨な戦いが繰り広げられ、ローマ市民や貴族達は熱狂したのだ。最大5万人を収容できたらしい。二階に上がると、となりのフォロロマーノや凱旋門が見える。ふと下を見ると、さっき並んだ行列はさらに長くなっているようだ。早く来てよかった。


むき出しの闘技場


通路と観客席


全景


フォロ・ロマーノ方面


隣には凱旋門


長い行列


コロッセオを後にして、フォロ・ロマーノ沿いの道を歩く。ここは何度も通っているが、無造作に遺跡が転がっている様子はずっと変わらない。ここは将来、どうなるんだろうか。あまりきれいに整備されても却って趣がないし・・・2000年前の遺跡と隣あわせの街、それがローマの魅力かもしれない。それにしても昔のローマ帝国の勢力は凄かったなあ。地中海のどこに行っても、円形競技場などローマ時代の遺跡があるのが分かる。


ローマ帝国の歴史


広がって


広がって


地中海征服


フォロ・ロマーノ


遺跡がむき出し


廃墟のようだ


歴史が転がっている


遠くにコロッセオ


この通りには、観光客目当ての物乞い?がたくさんいる。とはいえ、ツタンカーメンや中世騎士の装束などをまとっており、なかなか面白い。コロッセオを出てぶらぶら歩いて20分ほどで、ヴェネチア広場に到着。広場のまんなかにある大きな木にクリスマスの飾り付けがされている。夜になると光るのかな?それは日本的発想かも。ここからぐるっと道なりに左手に進む。


ヴェネツィア広場


よくみるとクリスマスツリー


教会への階段


そのまましばらく歩くと小さな教会があり、入口には多くの人が並んでいる。サンタ・マリア・イン・コスメディン教会、そうあの「真実の口」があるところだ。「ローマの休日」の名シーンのひとつでもあるこの場所には、世界中からの観光客が集まっている。みんなが順番に、口の中に手を入れては写真を撮っている。一日何百、何千という人が触るからであろう、1988年に最初にみた時よりは白っぽくなり、彫りも浅くなった気がするのだが・・・嘘つきはかまれるはずなのだが、われわれ4人はすべてセーフ。おかしいな。

教会の裏にはチルコ・マッシモがあり、緑が広がっている。ここは古代の戦車競技場で、最大15万人が収容できたという。今はジョギングや犬の散歩をしている人が多く、ローマ人の憩いの場となっている。隣に見える遺跡とともに、古代への郷愁を誘う場所である。


イタリア国旗がはためく


真実の口


チルコ・マッシモ



賑わうスペイン階段


広いチルコ・マッシモを抜けると、地下鉄B線チルコ・マッシモ駅に到着。ここまで随分歩いたので、たまには地下鉄に乗りましょう。テルミニで乗り換え、スパーニャ駅まで。駅を出るとスペイン階段があるのだが、昼間はやっぱり賑わっている。昨日の夜とは大違いだね。そろそろおなかが空いたので、昨日行けなかったLa Campagnaに再度チャレンジ。今日はあいているはずだが・・・あいていました。中に入ると、お昼の時間帯ということもあり結構賑わっているようだ。奥の部屋に案内され、席につく。例によって、手書きのメニューが配られた。


さあて、何にしましょうか。もうこれで本当の最後のごはんとなるので、心残りの無いように。ここに来たのは、ズッキーニの花のフライとトリッパが食べたかったからなので、それは当然頼む。あとパスタなどを頼み、まずはハウスワインで乾杯だ。ずっと歩いて疲れた体に染み渡るようだ。さて、まずはズッキーニの花のフライ。中にモツァレラが入っているのだが、軽い塩加減といい軽い揚がり具合といい、それが中のモツァレラのコクと柔らかさとあいまって実にうまい。大好きな食べ物の一つですね。続いてパスタ。アマトリチャーナはコシのあるパスタに甘みの濃いトマトソース。うまいですねえ。少しかかったパルミジャーノがまたいい感じ。ボンゴレは、あっさりとしているがアサリの風味がたっぷりで、これもまたうまい。南イタリアで食べたときのほうがおいしいようにも思えたが、それはアサリの鮮度などどうしようも無いこと。最後はメイン、サルティンボッカとトリッパが登場。サルティンボッカは昨日に続き、トリッパは今回初登場。トリッパは牛の胃や腸などをトマトソースで煮込んだもので、冬のローマでは名物の一つだ。うん、どちらも赤ワインにあう。ただ両方とも、ちょっと塩分高いかも。前回食べたときのほうが塩分控えめだった気がする・・・でもおいしかったです。ごちそうさまでした(130E)。


手書きメニュー


ズッキーニの花のフライ


アマトリチャーナ


ボンゴレ


サルティンボッカ


トリッパ


お店をでて、パンテオン方面にぶらぶらと散歩。狭い道にずらっと車がとめてあるのだが、面白い違法駐車を発見。イタリアの小型車SMARTを、これでもかとばかりに狭い空間に縦列駐車しているものや、車長の身近さを生かして直角に停めているものまであった。さすがにこの大胆さにはみな足を止めるようで、他の国の観光客らしき人も面白がって写真を撮っていた。そのまま少し行くとパンテオンのある広場に到着。この広場にはカフェがたくさんあるのだが、どこも賑わっている。ローマの休日で、アン王女が遊ぶ予定を決めたのもここの場所だ。もう随分様子が変わってはいるだろうが、どのカフェなんだろうな。


執念の縦列駐車


これはすごい


パンテオン


次はトレビの泉へと向かう。少し入り組んだ狭い路地をしばらく歩いて、お土産の屋台が並ぶ道をぬけるとトレビの泉に到着。例によって、泉の周りは観光客で大混雑している。それでも去年の5月よりはましかなあ。何とか水際まで近づき、順番にコインを投げ入れる。ローマに来たとき、もはやこの儀式はやめられないよね。また次にここに来るために。


散策ルート


こんな像もある


トレビの泉


Barberini駅から地下鉄A線に乗って、Ottaviano駅へ。駅を出て、10分ほど歩くとそこはバチカン・サンピエトロ寺院。バチカン市国ということで、この旅2ヵ国目だ。サン・ピエトロ広場にはキリスト生誕を表したクリスマスのオブジェが飾られている。たくさんの人がその写真を撮ったりお祈りをしたり、思い思いの時間を過ごしているようだ。時間があれば寺院の中にも入りたかったが、ものすごい長蛇の列。さすがにこれを並ぶほどの余裕はないし、パワーもないので断念。


もうすぐバチカン


聖人たち


クリスマスのオブジェたち


サンピエトロ寺院


すごい行列


通り道にあった


ホテルに戻る途中、本屋があった。ベルばらやキャプテン翼、ジョジョなどの日本アニメも人気があるそうなのでイタリア語版が何かないかと探してみたけれど、特にこれといったものは見つけられなかった。ホテルに戻り荷物を受け取る。一泊だけだったけれど、気持ちのよかったホテルとはこれでお別れ。また来るかな。お土産などでそれなりに重たくなった荷物を抱え、地下鉄でテルミニ駅へ。ここから空港行きの特急・レオナルドエクスプレスに乗るのであるが、一番奥の端にあるのでとにかく遠い。地下道をひたすら進み、動く歩道も相当乗って、ようやくホームに到着。地下にあるキオスクでチケットをゲット(@9.5E)。電車が来たので乗り込み、座席を確保。ほっと一息だ。出発時刻を過ぎてもなかなか発車しなかったり、途中で妙に長い時間止まったりするので一抹の不安はあったが、郊外に出てからはスムーズに走る。

少しうとうとしていた。フライトは20時45分なのだが、ちょうど2時間ほど前に空港に到着。さっそくチェックインだ。行きとは違い、帰りは4人まとまって座れる。事前予約していたから、普通のことだけどね。荷物を預け、身軽になったぞ。あとは会社用のお土産を買うだけなのだが、出国審査に誰かややこしい人がいたのか妙に時間がかかってしまい、あまり余裕がなくなってしまった。それでも速攻でいくつかチョコなどを購入し、出発ロビーへ。きむ氏もJも買い物を済ませ、出発ゲート前に集合だ。一息つく間もなく、搭乗開始。今日は無駄なく時間を過ごせたかな。と思ったら飛行機に乗ってから出発予定を過ぎてもなかなか飛び立たない。何でも離陸許可待ちとのことで、結局定刻を1時間ほど送れてようやく日本に向けて飛び立った。

帰りの機内食は、JAL機材だけに最初から期待はしていないし、まさに想像通り。久しぶりの和食ではあるが、肉じゃがが辛いなあ。合間にそうめんをつゆなしで食べるとちょうどいいくらい。機内食は圧倒的にアリタリアの勝利だね。この後はもう爆睡。もともと夜の時間帯なのと、今日一日歩き回った疲れとで、もう気持ちのいいくらいに爆睡。帰国後を考えると、こんなスケジュールがちょうどいいかもしれない。 


機内食


これは洋食


到着前の軽食



成田から伊丹へ


到着の少し前、軽食がでる。例によって温かいオムレツで、あまり好きではないのだがぐっすり寝たせいもあって意外においしく食べられた。そして機体は徐々に高度を下ろし、出発が1時間遅れたものの、ほぼ定刻の午後5時に成田空港に到着した。

さて、ここはまだ成田。らおたーずとはここでお別れだが、われわれは大阪に帰らなければならない。成田−伊丹便がわずか10分ほどの差で乗り継ぎ規定時間不足となって事前に予約ができず、まさに今からとれるかどうかだ。



収穫はすべて食料


到着ロビーを出てすぐ左手にJALのカウンターがあるので、早速伊丹行きの空き状況を確認。するとキャンセル待ちだったが、その番号は2と3。これならば・・・ということで無事に席がとれた。うーん、それにしても10分くらい飛行機では早くも遅くもよくあることなのだから、せめて予約だけは入れさせて欲しいよね・・・最悪新幹線移動も覚悟はしていたが、無事に19時過ぎに伊丹空港到着。明日から会社なので、少しでも早く帰ることができてよかった。生ハムやチーズ、からすみなど、いろいろと買ってきたので家でぼちぼちと食べましょう。ワインでも飲みながら・・・


2度目のヨーロッパ珍道中が無事に終わった。次がもしあれば、もう少し暖かい時期にのんびりとした旅行がしたいかな。今年も元気に、健康第一にがんばりましょう。