2004/6/29 台北
~茶畑に行く予定を変更してショッピング三昧の一日。おいしい小籠包の上海料理屋も見つけたよ。~ ★台湾ドル(約3.1円)★

目覚まし時計が鳴った。8時だよ。よく寝た。夜中に一度も目が覚めなかったのは久しぶりだな。のろのろと準備をして9時前に朝食場所に行った。そーいえば台湾でホテルの朝ゴハンを食べるのは初めて。いつも外に出て屋台とかで食べている。屋台の朝ゴハンも美味しくて魅力的だけど、でも今回はせっかく付いているんだし、ホテルでのんびり食べることにしよ。



今日の朝ごはん


結構混んでてガヤガヤしてる。中国語を話してる人が多い感じ。8人用や6人用のテーブルがドーンとたくさんあって、そこでそれぞれ食事をしている。グループの人達もいれば、8人用のテーブルで一人で食べている人もいる。なんか不思議な光景だな。朝ゴハンはバイキング。和食、洋食、中華、見た目は充実してて美味しそう。まずジュースでもと思ってジュースタンクを見ると、オレンジジュース、パイナップルジュース、水、と並ぶその横に、ヤクルト・・・・流行ってるのかな。シンガポールではミロが流行っているらしく、スタバにもミロがある。台湾のスタバにはヤクルトがあるのかもね。


とりあえずコップにヤクルトを入れて、席に着く。久しぶりのヤクルトでホッと一息ついて、さぁ、ゴハン。シラスのお粥と中華系のおかずを3種ほど取って、結局私も8人用のテーブルで一人で食べた。広過ぎて、ちょっと落ち着かないなぁ。デザートの甘い中華まんも食べて満足して部屋に戻った。


色々あるよ


蒸しパン?


デザート


さて、今日の予定は・・・変更~!ホントは「猫空」って所にある茶畑に行ってみようって思ってた。でも今の時期に茶畑に行っても茶摘も終わっててツマラナイって昨日ナンシーさんが教えてくれた。なるほど。確かに日本でも茶摘の時期は初夏。立春から数えて八十八日目が茶摘の解禁だよね。♪夏も近づく八十八夜~♪っていうもんね。台湾も同じくらいの時期なんだね。・・・・ってことで止めた。今日はお買い物をしよう!



三徳大飯店


そーだ、今日も暑そうだから水分補給用のお水を持ってかなくちゃ。台湾のホテルには通常650mlペットボトルのお水が2本サービスで置いてある。冷蔵庫内のものは有料。しかも超高い。テーブルの上や洗面所に置いてあるペットボトルにはfreeの札が付いている。出発の前に一口と思って開けようとしたけど、開かない。どーしても開かない。開かなーい。私って力はあるけど要領が悪いのよねぇ。・・・しょうがなく、とりあえず開かないペットボトルを持ってロビーに降りるとホテルの人が「何か困ってますか?」と声をかけてきてくれた。顔に出てたのかな。その人は快く開けてくれた。助かっちゃった、ありがと。10時過ぎにホテルを出発した。


まず、中国茶を買いにお茶屋さんに行くよ。ナンシーさんに教えてもらったお勧めのお店。鼎泰豐の近くにあるとのことなので、昨日と同じ道を辿る。やっぱり今日も暑いっ。昨日より暑い気がするよ。昨日出歩いたのは暑いなりに夕方だったのかも・・・。10分程歩いて到着。ワリと殺風景感じの店構え。中に入ってみると男性3人が雑談(たぶん・・・)している。おじいさん1人とおじさん2人といった感じ。私を見ると、どうぞとイスを差し出してくれた。とりあえず座ると、ドッと汗が出る。別にこの場が暑いわけではないのに、自分でもビックリするくらいドンドン汗が流れ出てくる。そんな私を見て、冷房を強めてくれた。「お茶ですか?」と、おじさんが言うので「はい」と返す。次におじいさんが「この自転車は最高の機能なんだ」と店内に置いてある自転車の話をする・・・・いきなり会話がバラバラだよ・・・。おじいさんの自転車自慢話の合間に「どんなお茶がいいですか?」とおじさんが話してくる。とりあえずお勧めでと言うと、お勧めのお茶の話がおじさんから始まった。おじいさんの話とおじさんの話、片言ではないけど流暢でもない日本語で、なんだかよく分からなかったりする。そのうちに、おじいさんの話が終わり、お茶の話に集中できるようになった。


お土産用のお茶の化粧箱


茶器


大切なモノなんだって



こんなお店


おじさんがお茶を梱包しに奥に入ると、おじいさんが日本に行った時の話を始めた。28日間で北から南まで観光をしたんだって。28日間の旅行なんて、すごいな。確か台湾人が日本に入国するにはビザが必要。だから長期になるんだね。長期間ていうのは羨ましいけど、日本人がパスポートひとつで台湾を訪れるように手軽ではないと思うと・・・羨ましいとは言い切れないよね。それはそれは楽しい旅行だったようなので、是非また来て欲しいな。私がデジカメで店内様子などを撮っていると「そのカメラいくら?」と聞いてきた。そして自分の持っているデジカメは最高なんだと今度はデジカメ自慢の話が始まった・・・けどすぐに旅行の話に戻った。おじいさんの話を30分以上聞き、買ったお茶を片手にお店を出た。なんだかんだ言って、おじいさんの話、面白かったよ。


さて、次は「そごう」に行きたい。そごうの食品売り場にある「甜麺醤」が目当て。台湾に来たら必ずここで買う、お気に入りのがあるんだよね。とりあえず最寄のMRT忠考新生駅近辺まで戻る。ここからMRTで1駅目の「忠考復興」駅の目の前にそごうはある。う~ん、1駅か~。1駅くらい歩いちゃえっ。・・・って思って歩き始めたけど、これが結構距離がある。さっき買ったお茶も段々重たくなってくる気がする。暑いし重いし、ペタペタとゆっくり歩いてると結局20分位かかっちゃった。やっとそごうに着いたけど、即食料品売り場に行って用を済ませてココを出る気がしない。とりあえず上階に上がって洋服などを見がてら涼もう。そごうだし、入っているブランドは日本にあるのと同じものが多い。好きなブランドもあったけど、台湾だからといって安いワケでもないみたい。日本同様、夏のバーゲンをしているけど疲れちゃって見る気がでない。熱くなった体が落ち着くまで涼みがてらフラフラとした。そのあと、食料品売り場に行って、お目当ての甜麺醤を6コ買った。

そろそろお昼ゴハンにしたいな。お茶に甜麺醤、とても荷物だし、とても重い。ゆったりしたレストランにでも行きたいトコだけど、ナンシーさんに教えてもらった小籠包がどうしても食べたいっ。そのお店はMRTでまた1駅先の「忠考敦化」駅の近くにある。1駅かぁ。地図で見る限り、さっきの1駅分よりは距離が短そうだし・・・よしっ、歩こうっ!疲れ次いでだいっ!

「大味」という目指してたお店はすぐに見つかって、思った通り近かったけど、もうクタクタ。とりあえず中に入ろ。ここは上海料理のお店。中はカフェのようなしゃれた感じだけど、上海料理店らしく大きなテーブルがたくさん並んでてユッタリした空間。お昼時を過ぎているのに結構お客さんがいる。案内された席についてお茶を入れてもらう。暑い中をずっと歩いて体も熱いのに、この熱~いお茶が美味しくて胃にしみるぅ。一息ついてメニューをみるけど中国語がさっぱり分からない。かろうじて分かる小籠包も数種類あって、お目当てのものがどれなのか分からない。どうしよう・・・と困った顔でもしていたのかな。そんな様子にお店の人が気が付いて何か話かけてくれた。けど、中国語で全然分からない。とにかく「日本語のメニューありますか?」と言ってみた。するとその店員さんは「ア、ニホンニホン・・・」と独り言のように呟きながら奥から日本語メニューを持ってきてくれた。「謝謝」と言い、改めてメニューをみると、それは中国語と日本語の両方が書かれたボロボロになったA3サイズのコピー用紙。従業員用かな。でもとっても有難かったよ~。お蔭で難なく注文することができた。更に一息ついてお料理が出てくるのを待つとする。周りのお客さんが食べているお料理も美味しそうだなぁ。


ヘチマとエビの小籠包


カニ豆腐


豆苗の塩炒め


まずナンシーさんお勧めの「絲瓜蝦仁湯包」というヘチマとエビの小籠包が運ばれてきた。形がキレイに揃ってて、微かにヘチマの緑とエビのピンクが透けて見えてキレイ。この小籠包も千切り生姜と専用タレで食べる。まずひとつ食べ・・・・大感激っ!超超超~美味し~い!!!お肉のものよりもさっぱりしててヘチマのシャクシャクした食感も最高。コッテリした食べ物が好きな人はどう感じるのか分からないけど、私にとっては鼎泰豊のものよりも上をいく美味しさ。1蒸籠8個入がアッという間に無くなっちゃった。丁度いいタイミングで「清炒豆苗」と「蟹黄竹笙豆腐●」が登場。豆苗の塩炒めと蟹豆腐鍋のこと。どちらもスモールサイズを頼んだのに大きくてタップリだなぁ。見ただけでこんなに食べられるかなと不安になった。豆苗の方は青い野菜が食べたかったから選んだ。これはもう何度も食べたことのある想像のつく味。う~ん、葉っぱなのに豆豆した味がして美味し~い。結局完食。蟹豆腐はコッテリ味。とっても美味しいんだけど、とにかく量が多くて・・・・半分残しちゃいました。もっと大きな胃袋が欲しいよぉ。



「大味」の外観


ゆっくりお茶を飲みながら食休みをしていたら「ひとり?美味しかった?」と声がかかった。制服姿ではないけど、どうやらお店の人みたい。とても綺麗な女性だった。日本語が話せるんだと思い「すごく美味しかった」と返すと、他にもお勧め料理がたくさんあると、お店のことを話し始めた。そして最後に「今度は大勢で来てね」と言われた。・・・確かに大勢で色々な種類のお料理を食べたい。次回は大勢で来よう。・・・飲み放題のお茶もタップリ頂いて、お店をあとにした。


とにかく、荷物を置きにホテルに一度戻ろう。MRTで忠考敦化駅から台北車站駅経由で民権西路駅まで、すっかり慣れた道を行く。両手に抱えた荷物は重いけど、民権西路駅前で「珍珠奶茶」を買う。両手に荷物いっぱいの私をみて、お店の人が親切に珍珠奶茶を袋に入れてくれた。そして一路ホテルに向かった。



大好きな珍珠奶茶


部屋に戻り、荷物を置いて冷房を最強にしてスリッパに履き替えてイスにドスンと腰掛けた。あ~あ、疲れたー。もう4時かぁ。珍珠奶茶を飲みながら次の予定を考える。7時頃に一応ナンシーさんに電話してみよう。その前にカラスミとCDを買いたいな。などなど考えながら、体も冷めてきたからベットにゴロンと転がると、いつの間にかと言うより即、寝てしまった。・・・ハッと気付くともう6時前。寝すぎちゃった。時間がもったいない。出掛けなくちゃ。


MRT台北車站駅に向かう。いつも寄るCD屋さんがここにあるし、ナンシーさんに教えてもらったカラスミ屋さんも歩いて10~15分位だと思う。電車の中も台北車站駅も駅の外も、もの凄く混んでいる。そっか、丁度ラッシュ時なんだ。三越のライオン前も待ち合わせの人達でいっぱい。休日の心斎橋筋どころではない。うぅ、ゴミゴミしてるよぅ、こんな空間早く抜け出したいよぅ・・・と思っても、目的のお店に行くには突き進むしかない。なんとかCD屋さんに到着。でもお店の中も激混み。色々と見たいとこだけど、欲しかったCD1枚だけ買って退散する。次はカラスミ。人混みを進むので思ってたより時間がかかったけど、迷うことはなくお店は見つかった。カラスミと日本語が大きく書いてある。「伍中行」。店先にはお菓子類が色々置いてある。あまり美味しそうには見えないけど買っている人がいる。見てもよく分からない乾燥したものもたくさんある。貝柱やキクラゲもある。乾物屋さんなんだね。奥が広いお店でカラスミは一番奥の大きな冷蔵庫の中にあった。無造作にたくさん積んである。「カラスミください」と言うとお店の人がニッコリとして冷蔵庫から10個ほど出して、ひとつずつ量り始めた。「品質は全部同じ。重さで値段が違うよ。好きなの選んで」と言われた。好きなのと言われても・・・・重さと言ってもそんなに差はないし、とりあえず形がよさそうなのをひとつ選んで買った。丁寧に箱に入れてくれて、食べ方が書かれた紙を一緒に入れてくれた。ここまで買い物を済ますと、何となくホッとした。目的達成という感じ。



カラスミ屋さん


さて、そろそろ7時。ナンシーさんに電話してみよう。丁度お店の前に公衆電話があったので近寄ると、カード専用だ。日本のものみたいにカードとコインと両方というものでなく、カードしか使えない。カードは持ってないし、コインでかけようと思っていたから他の電話を探す。三越にならあるかもしれないし駅にも近づくから丁度いいかと思い行ってみる。でも、電話はいっぱいあるけどカード専用ばっかりだよ~。台北車站の地下街もちょっと歩いてみたけど状況は同じ。しょうがない、カードを買おう。でもドコに売ってるの?日本ではテレカってドコに売ってるかなと考えてみる。


最近はみんな携帯を持っているから必要性がなくなってきているけど、無くなってはないハズ。日本だったら公衆電話の近くに自販機があるかな。でもここには無いな。そーだ、コンビニ?と思い、近くにあったセブンイレブンで聞いてみた。「テレフォンカードありますか」・・・通じない。そーだ!ガイドブックに写真が載ってたかも・・・載ってた載ってた。それを店員さんに見せたら分かってもらえた。よかったぁ~。100元。丁度100元のセブンイレブンなどで使えるお買い物券があったので使った。さてさて、電話をしてみよう。でももう7時20分だ。もう待ってないかもしれないなと思ったけど、一応かけてみた・・・・誰も出ない。念のためもう一度かけてみたけど、やっぱり誰も出ない。・・・・残念だけど、しょうがないね。日本に帰ったらお礼のメールを送ろう。

そして切り替えて、夜市に行くことにした。今日はお馴染みの「士林夜市」に行こう。MRTで台北車站駅から民権西路駅を通り越して剣潭駅に着いた。迷路のように入り組んだ大規模な夜市から去年、料理屋台だけが駅前の建物に移ったらしい。だから2年前に来たときと少し様子が違う。その料理屋台の建物は駅の目の前にあって駅のホームからも様子が伺える。お腹も空いたし喉も渇いたし、まずそこに行っちゃおう。まだ時間が早いから人出も少ない。とりあえず喉を潤すためにスイカジュースを買って飲みながら、グルッと一周。麺類や鉄板焼、色々と美味しそう。臭豆腐は相変わらず妙な臭いを漂わせている。


剣潭駅のホームから


ジュース屋さん


スイカジュース



蚵仔煎


その中で一番食べてみたかった「蚵仔煎」という牡蠣の卵焼きの屋台の席に着く。おばさんが注文を取りに来たのでメニューを指差す。目の前でドンドン焼かれて運ばれていく。牡蠣とエビと牡蠣エビミックスと3種類あるけど、牡蠣のが一番売れてる感じ。間もなく私のが目の前に運ばれてきた。熱々で美味しそう。ちょっと辛いソースがかかっている。頂きま~す。パクッ・・・うん、普通。想像通りで普通に美味しい。すっごく美味しいとは言い難いけど、次回もまた食べるかな。


大量に焼いている


おいしそう


お店全体


完食して次の屋台を目指す。段々混んできた。次は何にしよう。線麺が食べたいけど、線麺を扱っているお店は何故かどこも臭豆腐も扱っている。臭豆腐の臭いを感じながらゴハンを食べるのはちょっとキツイ。臭豆腐も食べ物なんだけどね。


屋台街の中


色々な屋台があるよ


外観


・・・ということで、小籠包を食べることにした。蒸籠から湧き出てる湯気に引かれた。席に着き指差し注文。隣りの人が食べている水餃子も美味しそう。さて、小籠包が出てきたけど、見た目は水小籠包といった感じでお皿にのって出てきた。まいっか。食べてみよう。・・・少しニンニクが利いている。小籠包形の餃子みたい。ふと、思い出した、韓国餃子・・・・一瞬大丈夫かなって思ったけど、ここは台湾だし、一応手作りって書いてあるし、美味しいし、それに、もう食べちゃったし。お店のおじさんが「好吃?」て聞いてきた。反射的に「好吃」と返した。ホントに美味しいんだけどね・・・結局、全部美味しく食べちゃった。


小籠包の蒸籠


お店全体


小籠包


そしてもうお腹いっぱい。暫くウロウロしてからホテルに戻ることにした。夜市はまだまだこれからが活気に溢れる時間帯だけど、私はもう眠たくなってきた。 ホテルに最寄の民権西路駅前は、日中には見られなかった屋台で賑わっている。アクセサリーやサンダルなど一通り見てみたけど、気に入ったものはなかったので、セブンイレブンに寄って嘉緑仙(クロレッツ)を買ってホテルに戻った。