2002/11/27 Firenze〜Milano
〜フィレンツェからミラノへ。ドォウモはただ今改装中。最後のディナーはガットパルドのシェフのお店へ。〜 ★通貨ユーロ(124円)★

6時頃起きる。外はまだ暗い。シャワーを浴びて荷造りを済ませ、ホテルをチェックアウト(70E)。ミラノ行きの電車は8時13分発なので、8時10分前には駅に到着。そして出発の案内を見ると・・・すでに30分遅れ。ローマ始発の電車なのフィレンツェなんて次みたいなものなのに、それでも朝から30分遅れるのだ。なんということだ。朝ごはんを駅のカフェで買って電車に乗り込もうと思っていたのだが、まだ1時間近くもある状況ではそういうわけにも行かない。生憎カフェは座れる席がなかったので、仕方なくこんなときの逃げ場所、マクドナルドへ。駅の中にあり、出発案内も見えるので都合がいい。まあたまにはマックもいいか。ハンバーガーとコーラでほっと一息。日本のマックは甘くない冷たい飲み物があるのでいいが、海外では炭酸飲料のみだ。



フィレンツェ駅


それにしても日本のマックは安くなったものだ。ワールドカップで日本に来た外人はマックによく行っていたというが、それも分かる気がする。さあ、いつになれば来るのだろうか。いつの間にやら表示は40分遅れに変わっている。結局9時前になり、ようやく到着ホームの番号が表示されたのでそこへ向かう。ホームにいたベネチア行きが発車し、ようやくミラノ行きが到着した。ローマからミラノを結ぶ幹線だけあって、やはりかなりたくさんの人が待っていたようだ。電車の中も2等車はほぼ満席。約一時間遅れで、ユーロスターはミラノに向けて出発した。


隣の席には、いかにもビジネスマンといった二人が座っている。なにやらモバイル機器を出して仕事の準備をしているのだろうか。それにしてもあっちこっちで携帯はなるわ、メールしている人もいるわ、時代は随分と変わったものだ。そんな中5年前のモバイルギアは彼らのモバイルに比べると随分でかいのだが、丈夫で長持ち、何といっても日本語だしね。アルファベットだけだと機械もシンプルになるのだろうな。そんなことを思いつつ、電車は順調に走る。予定より1時間遅れ、12時半前にミラノに到着した。数日前もここにいたのだが、なんだかあっという間に帰ってきたような随分たったような、不思議な気持ちだ。とりあえずガゼッタ紙を買う(0.9E)。昨日のチャンピオンズリーグ、レアル戦の結果はシェフチェンコのゴールにより1‐0でミランの勝ち。王者レアルは今一つ調子に乗り切れていないのだろうか。来週のトヨタカップが楽しみなのだが・・・



工事中のドォウモ


さて、この前とまったホテルに再び到着。フロントには変わらず陽気なおじさん。まだ部屋には入れないということなので、荷物を預けて出発だ。まずはとにかくお昼ごはん。ドォウモ近くにあるレストランを目指す。地下鉄は今日は24時間券を買おう(@3E)。ドゥオモ駅に到着し、一年ぶりにドゥオモ広場へ。すると・・・ドゥオモは思いっきり改装中。前面のすべてに渡って工事用の足場と幕がはってある。まあ何度も見ている場所だからいいのだが、初めてだったらちょっとショックだろうな。


目指すお店はガレリア内にある、Giardi。97年夏にここしかあいていなかったことをきっかけに入ったのだが、なかなかおいしい店だ。夏とは違い、外に席はでておらず、初の2階席へ。2階は随分とにぎわっていた。ちょうど会社のお昼休みどきなのか、スーツ姿の人も結構目につく。何にしましょうか。結局かつて食べたことのあるものばかりだが、パプリカのピザにボッタルガのパスタ、そしてフレッシュトマトのパスタ。まずはハウスワインの白で乾杯。そしてまずピザ登場。大きなパプリカが乗っており、とても甘い香りを放っている。さて、お味は・・・うまい。シンプルなのだが、生地とトマトソースとモツァレラチーズ、そして甘みのあるパプリカ。絶妙だ。これはおいしいです。あっという間に平らげ、次ぎにパスタ登場。???思っていた感じとどことなく違うぞ。味もおいしいのだが、以前感じたほどの感動がない。なんだか妙に量が多いし、ちょっとパスタも柔らかめだし・・・どうしたことだ。当然ながら完食はしたのであるが、今一つ納得感にかけるお昼ご飯だった。うーん。(30.05E)


パプリカのピザ


ボッタルガのパスタ


フレッシュトマトのパスタ


食後はまず本屋さんへ。ドゥオモの裏手から伸びるの通りにあるこの本屋さんは、3フロアあるなかなか大きいところだ。絵本や料理の本、サッカー関係の本などを見て回る。以外に、セリエA関係を扱っている本が無いのだ。ユベントスやミランなどの歴史を記したちょっと硬い目のものはあるのだが、選手名鑑や対戦スケジュールが乗っているような、日本でいうコンパクトな「プロ野球選手名鑑」が欲しいのだが・・・結局見つけることはできず。ここではさーちゃんが絵本をゲット。クリスマスを題材にしたきれいな本だ。部屋に飾ることにしよう(11.91E)。少し疲れたので水分補給し(1.10E)、そのままリナシェンテへ。ここももう何度目だろうか、ミラノに来る度によっているお気に入りのデパートだ。でもこれまでに欲しいものはかなり買っているので、今回はそれほど時間を過ごすわけではなかった。それでもマグカップを2つ買い、ご機嫌だ(28E)。



チョコレートがいっぱい


さて、次はペックへ。食材やさんだ。欲しいものはたくさんあるのだが、重たいのと使いこなせないので今回は生ハムの缶詰とアンティパストの瓶詰だけにしましょう。それでも38.25E、決して安いわけではない。最近日本にもお店があるので、一度じっくりと見てみたいものだ。続いてGALLI GIOVANNIへ。ここはチョコレートやさんだ。ここで栗のチョコレートをお土産用に購入(39E)。いろんな種類のチョコレートがあったのでいろいろと食べてみたい気もする。どれもおいしいんだろうな。さて、これでお土産が買えたので一安心。


最後にドォウモスクエアにあるヴァージンメガストアへ。ここの地下にミランやインテルのチケット売り場があるらしいのだ。行ってみると、一番奥にありました。しかも平日と日曜は8時まで、土曜は10時まで。ということは初日にぎりぎり間に合ったミランポイントよりも、ずっと営業時間が長いということだ。じゃあここに来ればよかったんだね。まあいずれにしてもレアル戦は取れなかっただろうか・・・まあ今後のために、貴重な情報です。ふう、ずっと歩きづめで疲れた。荷物もあるし、一旦ホテルに戻りましょう。駅のスーパーで水だけ仕入れ(1.05E)、ホテル到着。ホテルの部屋はこの間とは違うタイプの部屋で、少し広め。テレビをつけると、ちょうどミリオネアをやっていた。イタリアのミリオネアは最高金額がなんと100万ユーロ!一億円以上ではないか。その前が30万ユーロなので、それもすごいがその差が日本のよりも(750万→1000万)ずっと大きい。最後で迷ったら、ドロップアウトするのも日本以上の決断がいるね・・・復活してきたぞ。

イタリア最後のディナーはどこにしましょうか。去年シチリア旅行の際、リパリ島でとまった「ガットパルド」そこのシェフが冬の間はミラノで南イタリア料理のお店をやっているという。以前から気になっていたお店でもあるので、そこに向かいましょう。外は雨だ。ちょっと傘がないとつらいくらい。中央駅に向かう途中でキャッシングしようとしたが、なぜかいつも使っているJALカードは受け入れてもらえず、やむなくソフマップカードにて200Eキャッシング。なぜだろう?予備のカードが無かったら困るではないか・・・まあこれで今回のキャッシングは終わりだな。さて、再びドォウモ駅までやってきた。ここから地図をたよりにお店に向かうのだが、ローマやミラノは街が古いせいもあり、道がかなり入り組んでいる。しかも夜だし、雨が降っていることもありとても分かりづらく、最初は迷ってしまった。それでもなんとかお店まで到着。まだメニューが出ていなかったがちょうど開店時間のようで、お店のおばさんが迎えてくれた。南の人なのだろうか、陽気な人だ。われわれが去年ガットパルドに泊まったことを言うと、少し驚いたようだが喜んでくれた。あんまり日本人でリパリ島に行く人はいないと思うので・・・店の奥へと案内される。思ったよりずっと広いお店だ。さて、何にしましょうか。タコとサラダ、アサリのパスタ、そしてカジキマグロのインボルティーニを頼む。まずは白ワインで乾杯。いやいや、一週間って短いねえ。あっという間です。とはいいながら、ユベントスを見たあの瞬間は随分昔のことのように思える。行くのに苦労したからかな。でも楽しかったので、機会があれば是非また行きたいものだ。さて、まずは前菜のタコ登場。てっきり冷たいものかと思ったが、軽くあぶったタコと付け合わせのジャガイモ。これらに少しスパイスがかかっている。さあてと・・・当たり前のように、うまいです。タコが柔らかいこと。白ワインともばっちり。続いてはパスタ。見るからに濃厚な、海の香りがつまっていそうなパスタだ。少しねっとりとしたソースが実にうまい。去年ガットパルドで食べたボンゴレもねっとりとおいしかったが、まさにそんな感じだ。このシェフは、そういう作り方をするのだろう。おいしいです。最後にインボルティーニ。一見するとカキフライのようだが、実はカジキマグロ。これも濃厚で、おいしい。それにしてもインボルティーニとは本来どういうものなのだろう。去年シチリアでも3度ほど食べたが、いずれも見た目が大きく違う。どれも薄切りにしたカジキマグロに魚卵をぬって巻き、それを揚げるということなのだろうか。これで満腹。最後に食後酒をいただく。レモンチェロは残念ながら無かったので、別のリキュールを薦められた。すっきりと甘い、なかなかおいしいリキュールだった。これで68.60E、決して安くは無いが大満足なディナーであった。また機会があったら来たいな。


前菜のタコ


アサリのパスタ


カジキマグロのインボルティーニ


食後のお酒


ゴマ風味のお菓子


お店の前で


店をでると、少し雨は上がったようだ。トラムの通る通りにでて、駅に向かう。明日は帰るのか・・・